4着のスズカフェニックス。なぜ武豊に戻らないのか。マイルCSも見越しての横山典弘継続なのか。しかし、この距離なら本命に。わざわざマイルCSとの間にこんなレースを挟むあたり、勝負に来ている可能性はある。いずれにせよ、末脚の安定感を考えるとこんなところで大きく負ける馬ではない。
6着トウショウカレッジ。前走も不利がなければ2着争いには来ていただろう。実力は十分。ただ、最近は1200mに路線変更して好走が続いているのが気になる。本当に才能開花したのか、距離短縮がよかったのか。久々の1400mで不安もあるが、実力はかなり通用する。
7着カノヤザクラ。この馬はスプリンターズSで調子のピークを過ぎていそう。それくらい夏によく使われていたし、56キロを背負うのも嫌なところ。さらに距離も最適とは言いにくいし、橋口厩舎の調子が良すぎるのも気に入らない。捨てる。
10着ファイングレイン。昨年のスズカフェニックスもそうだったが、叩き3走目くらいで復活する可能性はある。59キロは嫌だが、得意の平坦京都コースとなればまだまだ捨て切れない。人気が落ちるここが馬券的には面白い。
13着ジョリーダンスだが、京都のような平坦コースでの成績が悪く、また7歳で衰えも感じられる。
16着タマモホットプレイ。京都のこの馬は無条件で押さえるという時期もあったのだが、最近はその兆しが見えない。しかし、久々に渡辺騎手が戻り、一発の可能性があるといえばこの馬か。
では、そのほかの馬たちを考える。
まず頭を悩ますのは骨折明けのローレルゲレイロだが、叩き台の一戦とみていいのではないだろうか。2年前のこのレースのようにスローペースなら前残りもあり得るが、京都外回り1400mは外差しが決まる傾向にある。最近でこのレースを逃げて勝った馬というのはギャラントアローやショウナンカンプのようなG1級の馬しかいない。
ではポートアイランドS組だが、同じ理由でマイネルレーニアも厳しそう。メンバーのレベルも一気に上がり、ローレルゲレイロと競り合えば厳しくなるか。ステキシンスケクンは昔と違って差す競馬をしているが、長い直線で飛んでくる印象がないし、タマモサポートは1400m向きとも思えない。
それならファリダット。NHKマイルC5着から、休み明け初戦で古馬相手にあっさり1600万を勝利。レッツゴーキリシマが京成杯AHで2着に来るなら、3歳勢の力関係からしてこの馬も上位は考えられる。距離もマイルより1400mのほうがよく、ブラックシェル、スズカフェニックスといった強豪ではなくこの馬を武豊が乗り続けるだけに警戒は必要。
1 | 1 | レットバトラー | 牡6 | 角田 | 57 | |
1 | 2 | ジョリーダンス | 牝7 | 岩田 | 55 | |
2 | 3 | サブジェクト | 牡3 | 藤岡 佑 | 56 | |
2 | 4 | カノヤザクラ | 牝4 | 小牧 | 56 | |
3 | 5 | トーセンザオー | 牡8 | 上野 | 57 | |
3 | 6 | タマモホットプレイ | 牡7 | 渡辺 | 57 | △ |
4 | 7 | ローレルゲレイロ | 牡4 | 四位 | 57 | |
4 | 8 | トールハンマー | 牡8 | 鷹野 | 57 | |
5 | 9 | ファイングレイン | 牡5 | 幸 | 59 | △ |
5 | 10 | タマモサポート | 牡5 | 福永 | 57 | |
6 | 11 | トウショウカレッジ | 牡6 | 池添 | 57 | ○ |
6 | 12 | ファリダット | 牡3 | 武 豊 | 56 | ▲ |
7 | 13 | フサイチミライ | 牝5 | 木村 健 | 55 | |
7 | 14 | ステキシンスケクン | 牡5 | 川田 | 57 | |
8 | 15 | スズカフェニックス | 牡6 | 横山 典 | 58 | ◎ |
8 | 16 | マイネルレーニア | 牡4 | 佐藤 哲 | 57 |
ここでスズカが来なければ、ジャパンCにでも出てみる?自信度★★☆☆☆
ワイド5点 11-15 12-15 6-15 9-15 11-12
本命は珍しくウオッカにした。武豊もそろそろ勝たないといけないと思いつつも、JBCクラシックのヴァーミリアンのほうかとも思ってしまう。
では相手を絞る。
毎日王冠組ではアドマイヤフジは不気味か。先行するようになってから安定感があるし、良馬場2000mならさらなる上昇が見込めそう。
そしてその後ろで気になったのはサクラメガワンダーでもカンパニーでもオースミグラスワンでもなく、ハイアーゲーム。スタートで半馬身ほど遅れてしまって後ろからの競馬になってしまったのだが、上がりタイムはメンバー最速。展開を考えるとなかなかの結果だったといえる。距離が2000mになって一発ありそうなのはこの馬。
それに反してサクラメガワンダーは前走を見る限り、遠征も大丈夫になったのかもしれないが、アドマイヤフジから0.2秒離れた4着というのは気に入らないし、飛びぬけて切れる脚が使えるわけでもない。それに友道厩舎はアドマイヤジュピタが引退してしまい、その穴埋め的にあっさりメガワンダーが来るとも思えない。カンパニー、オースミグラスワンは前走マイナス16キロでは今回は狙いにくい。
そのほかの路線だが、やはり京都大賞典のアドマイヤモナークは距離が短いし、ポップロックは今年の成績が悪すぎる。
オールカマーのキングストレイルは展開が向いただけだし、エアシェイディは休み明けにしても負けすぎた。
では、夏の2頭、ドリームジャーニーとタスカータソルテだが、どちらも怖い。
ドリームジャーニーは完全復活といってもいいくらいの強さが戻ってきたし、タスカータソルテは展開有利で勝ったりしているようではあるが、いい末脚は持っている。父のジャングルポケットは東京コースで強かったが、この馬もひょっとするとそうかもしれない。あとは強豪3頭が迷うところ。
アサクサキングス。この馬は本当に迷ったし、本命まで考えたのだが、枠順を見て捨てることにした。乗り替わりが藤岡佑介というのでどうも嫌な感じはしていたが、先週の菊花賞2着と同様1枠の藤岡佑介。同じ枠で2回と続かないだろう。
ではダイワスカーレットだが、捨てる。初の東京。直線の長いコースでどうなのか。それに休み明けだし、松田国厩舎で故障となれば、復活してきても万全の状態にあるとも思えない。何か体の内に悪い部分が残っていそう。
そしてディープスカイだが、前走のマイナス体重を見る限り、ここでもう一発とは狙いにくい。それでも本当に強い馬だし、捨てるわけにはいかないか。
1 | 1 | アサクサキングス | 牡4 | 藤岡 佑 | 58 | |
1 | 2 | ディープスカイ | 牡3 | 四位 | 56 | ○ |
2 | 3 | エアシェイディ | 牡7 | 後藤 | 58 | |
2 | 4 | アドマイヤモナーク | 牡7 | 岩田 | 58 | |
3 | 5 | サクラメガワンダー | 牡5 | 福永 | 58 | |
3 | 6 | エリモハリアー | セ8 | 吉田 豊 | 56 | |
4 | 7 | ダイワスカーレット | 牝4 | 安藤 勝 | 56 | |
4 | 8 | ポップロック | 牡7 | 内田 | 58 | |
5 | 9 | アドマイヤフジ | 牡6 | 川田 | 58 | × |
5 | 10 | キングストレイル | 牡6 | 北村 宏 | 58 | |
6 | 11 | ハイアーゲーム | 牡7 | 柴田 善 | 58 | ☆ |
6 | 12 | タスカータソルテ | 牡4 | ルメール | 58 | △ |
7 | 13 | オースミグラスワン | 牡6 | 蛯名 | 58 | |
7 | 14 | ウオッカ | 牝4 | 武 豊 | 56 | ◎ |
8 | 15 | トーセンキャプテン | 牡4 | ペリエ | 58 | |
8 | 16 | カンパニー | 牡7 | 横山 典 | 58 | |
8 | 17 | ドリームジャーニー | 牡4 | 池添 | 58 | ▲ |