キャプテントゥーレが逃げるも、外からトーホウアランが並びかけていき、まずまず早いペースでレースが進む。
直線では一度キャプテントゥーレが後続を突き放していくが、最後は力尽きて、中団から内を回って伸びてきたヒルノダムールに交わされる。
さらに、外からエイシンフラッシュが伸びてくるが、さらにその後ろから、ダークシャドウが一気に追い込んでくる。
最後の最後、ダークシャドウがヒルノダムールに並びかけたところがゴールだったが、わずかに届かず、勝ったのはヒルノダムール。
2着にダークシャドウ。もともとデビューから3連勝し、前走も楽勝しているように実力のある馬だったが、この重賞の強豪相手で好走。3歳のころと比べるとかなり力をつけているのだろう。
3着にエイシンフラッシュ。やはりここは59キロの影響だろう。
4着には最後方からダノンシャンティ。この馬も59キロが響いたか。それでも最後の末脚はさすがだった。
リディルは折り合いを欠いて先行していた。マイルくらいの距離のほうがいいのかもしれない。
5枠8番 | ヒルノダムール | 牡4 | 藤田 | 57 | ◎
| 1:57.8
|
7枠13番 | ダークシャドウ | 牡4 | 福永 | 57 |
| 1:57.8
|
8枠15番 | エイシンフラッシュ | 牡4 | 内田 | 59 | ○
| 1:57.8
|
6枠10番 | ダノンシャンティ | 牡4 | 安藤勝 | 59 | ▲
| 1:57.9
|
3枠5番 | キャプテントゥーレ | 牡6 | 小牧 | 58 |
| 1:57.9
|
3枠4番 | タッチミーノット | 牡5 | 三浦 | 57 |
| 1:58.0
|
8枠14番 | ダイワファルコン | 牡4 | 北村宏 | 57 |
| 1:58.4
|
2枠2番 | リディル | 牡4 | 武豊 | 57 | △
| 1:58.6
|
2枠3番 | ミッキードリーム | 牡4 | 和田 | 57 |
| 1:58.9(同着)
|
4枠7番 | ドリームジャーニー | 牡7 | 池添 | 58 |
| 1:58.9(同着)
|
5枠9番 | イケドラゴン | 牡6 | 柴田善 | 57 |
| 1:59.0
|
4枠6番 | トーホウアラン | 牡8 | 岩田 | 57 |
| 1:59.5
|
7枠12番 | オペラブラーボ | 牡7 | 蛯名 | 57 |
| 1:59.7
|
1枠1番 | ヒカルカザブエ | 牡6 | 横山典 | 57 |
| 1:59.9
|
6枠11番 | ナニハトモアレ | 牡5 | 藤岡佑 | 57 |
| 2:00.8
|
結果:-400円
好スタートから飛び出したブリッツェンが、長い阪神外回りの直線を最後まで粘り切って勝利。といっても、スローペースと軽ハンデに恵まれての勝利だったことは否めない。
2着には内から伸びてきたライブコンサート。57.5キロのハンデで2着は上出来。
3着にはキョウエイストーム。中山巧者だと思っていたが、着実に力をつけていたようだ。阪神外回りの瞬発力勝負でも好走。今後侮れない。
4着には後方からものすごい脚で突っ込んできたスマートステージ。やはり距離短縮が成功しているようで、今回も惜しかったがすごい末脚を見せてくれた。
阪神得意のダンツホウテイや切れる脚を持っているスピリタスは直線で行き場をなくしてしまい、力を出し切ることなく敗れた。人気のキングストリートは57.5キロのハンデが響いたか。
2枠3番 | ブリッツェン | 牡5 | 柴田善 | 54 |
| 1:33.3
|
3枠5番 | ライブコンサート | セ7 | 福永 | 57.5 | ×
| 1:33.3
|
2枠4番 | キョウエイストーム | 牡6 | 蛯名 | 56 |
| 1:33.4
|
5枠10番 | スマートステージ | 牡6 | 武豊 | 54 | ○
| 1:33.4
|
3枠6番 | ダイシングロウ | 牡7 | 岩田 | 53 |
| 1:33.5
|
1枠2番 | ダンツホウテイ | 牡6 | 北村友 | 56 | ◎
| 1:33.6
|
5枠9番 | ショウワモダン | 牡7 | 後藤 | 59 |
| 1:33.6
|
1枠1番 | スピリタス | セ6 | 小牧 | 55 | ×
| 1:33.6
|
7枠14番 | コスモセンサー | 牡4 | 松岡 | 56 |
| 1:33.6
|
7枠13番 | スズジュピター | 牡6 | 三浦 | 54 |
| 1:33.7
|
4枠7番 | ラインプレアー | 牡6 | 長谷川 | 53 |
| 1:33.9
|
7枠15番 | ダンスインザモア | 牡9 | 吉田豊 | 55 |
| 1:33.9
|
6枠11番 | キングストリート | 牡5 | 四位 | 57.5 | ▲
| 1:34.3
|
6枠12番 | アーバンストリート | 牡7 | 秋山 | 55 |
| 1:34.3
|
4枠8番 | スズカサンバ | 牡7 | 浜中 | 53 |
| 1:34.4
|
8枠18番 | コパノオーシャンズ | 牝7 | 内田 | 53 |
| 1:34.5
|
8枠17番 | ブライティアパルス | 牝6 | 藤岡康 | 54 |
| 1:35.2
|
8枠16番 | ショウナンカザン | 牡6 | 藤田 | 56 |
| 1:37.0
|
結果:-600円
内でトゥザグローリー、外にローズキングダム。それをマークするようにペルーサとマイネルキッツ。
直線に向くと早めに外から追い出していたローズキングダムとトゥザグローリーが並んで逃げるエーシンジーラインを捕らえにかかるが、完全にトゥザグローリーの脚色が上回っていた。やはり本格化したと見ていいだろう。そのまま後続を突き放して完勝。トゥザグローリーが重賞連勝。
2着には、粘るローズキングダムを交わしてペルーサ。
3着にはローズキングダム。今回は59キロの影響も大きかったか。
4着にマイネルキッツ。3200mに距離が延びるとどれだけ巻き返しがあるか期待したい。
1枠1番 | トゥザグローリー | 牡4 | 福永 | 58 | ○
| 2:25.4
|
5枠5番 | ペルーサ | 牡4 | 横山典 | 58 | ◎
| 2:25.8
|
8枠9番 | ローズキングダム | 牡4 | 武豊 | 59 | ▲
| 2:25.9
|
6枠6番 | マイネルキッツ | 牡8 | 松岡 | 58 | ×
| 2:26.2
|
2枠2番 | エーシンジーライン | 牡6 | 岩田 | 57 |
| 2:26.3
|
3枠3番 | トーセンクラウン | 牡7 | 江田照 | 57 |
| 2:26.8
|
8枠10番 | トップカミング | セ5 | 蛯名 | 57 |
| 2:27.0
|
7枠8番 | ドットコム | 牡6 | 内田 | 57 |
| 2:27.1
|
7枠7番 | ミヤビランベリ | 牡8 | 吉田豊 | 57 |
| 2:27.5
|
4枠4番 | ビッグウィーク | 牡4 | 四位 | 59 |
| 2:30.0
|
結果:
三連複220円的中 -180円
人気の差し馬がなぜかまったく伸びてこないという波乱の展開に。理由をつけるならば、ワイルドラズベリーは休み明け、ヒカルアマランサスは馬体重マイナス22キロ、ブロードストリートは中京記念から中1週と、震災の影響でローテーションが狂ってしまったか。
そんな中、軽ハンデで逃げるバイタルスタイルを直線で捕らえに行ったのはコスモネモシン。もともとアプリコットフィズに勝っていたように実力はある馬。しかし、それを軽ハンデのレディアルバローザが交わして、後続を突き放していき完勝。後続が伸びてこなかったとはいえ、抜け出す脚は素晴らしかった。
そんな差し馬が総崩れの中、唯一差してきたのはこれも軽ハンデのフミノイマージン。大外からすごい脚で1頭だけ伸びてきて2着に。
先に抜け出していたコスモネモシンは3着に粘った。差し脚があるといっても、強烈な切れる脚があるわけでなく、今日のような少しハイペースになった時の持久力を使った差し比べなら、フェアリーSを制したようにこの馬は強い。
逆に、カウアイレーンはスローペースの瞬発力勝負なら強いと思うが、道中が今日のように緩みのないペースで進むと力を発揮できないとみていいだろう。
また、オウケンサクラやプロヴィナージュは、予想に書いたように長い直線の差し比べは向いていないと思う。アプリコットフィズも同じように向いていないと思うが、それにして最下位は負けすぎ。京都牝馬Sに続いての大敗でスランプに陥っている可能性はある。
7枠14番 | レディアルバローザ | 牝4 | 福永 | 53 | △
| 1:45.4
|
6枠12番 | フミノイマージン | 牝5 | 小林徹 | 51 |
| 1:45.8
|
2枠4番 | コスモネモシン | 牝4 | 松岡 | 55 |
| 1:45.9
|
3枠6番 | ディアアレトゥーサ | 牝4 | 内田 | 55 |
| 1:46.1
|
3枠5番 | バイタルスタイル | 牝4 | 武士沢 | 50 |
| 1:46.1
|
5枠9番 | モーニングフェイス | 牝4 | 国分恭 | 51 |
| 1:46.2
|
4枠7番 | アグネスワルツ | 牝4 | 柴田善 | 56 |
| 1:46.5
|
7枠15番 | ワイルドラズベリー | 牝4 | 池添 | 55 | ▲
| 1:46.6
|
2枠3番 | ヒカルアマランサス | 牝5 | 岩田 | 56 | △
| 1:46.6
|
7枠13番 | プロヴィナージュ | 牝6 | 佐藤 | 56 |
| 1:46.7
|
6枠11番 | ブロードストリート | 牝5 | 藤田 | 56 | ○
| 1:46.7
|
1枠2番 | ダイワジャンヌ | 牝6 | 的場 | 54 |
| 1:46.9
|
8枠17番 | オウケンサクラ | 牝4 | 後藤 | 56 |
| 1:47.0
|
8枠18番 | カウアイレーン | 牝5 | 横山典 | 55 | ◎
| 1:47.0
|
1枠1番 | クーデグレイス | 牝5 | 吉田豊 | 52 |
| 1:47.1
|
8枠16番 | スイートマトルーフ | 牝5 | 江田照 | 51 |
| 1:47.1
|
4枠8番 | アドマイヤテンバ | 牝4 | 和田 | 51 |
| 1:47.2
|
5枠10番 | アプリコットフィズ | 牝4 | 武豊 | 56 | ×
| 1:47.4
|
結果:-600円
今週の結果
土曜阪神10RコーラルSダート転向後3戦連続圧勝中のインペリアルマーチがオープンでも通用するかといったところが注目だったが、根岸Sの覇者セイクリムズンが59キロを背負いながらも見事に差し切って勝利。オープン特別といえども重賞級の馬が勢ぞろいしていたレースで、その中でも格上のセイクリムズンが見事に勝利。力のあるところを示した。