地方からはフジノウェーブ、ラブミーチャン、ジーエスライカー、キングスゾーン、ナイキマドリード。
まず、スーニはもう捨てていいだろう。
レースはジーエスライカーとラブミーチャンが逃げ争うと思うが、ジーエスライカーは1400mは少し長い。こちらを捨てる。
そして、ナイキマドリードは少し格下か。キングスゾーンも交流重賞だと馬券圏内は厳しいか。
残ったのは、ラヴェリータ、セレスハント、ダイショウジェット、フジノウェーブ、ラブミーチャン。
ラヴェリータは格上だが、ここでは距離は短いか。
ダイショウジェットは差し馬。小回り浦和で差し切れるかどうか。
本命はセレスハント。前走かきつばた記念は大敗したが、1400mはベストのはず。
フジノウェーブ。歳を取ってずぶくなって、1200mより1400mのほうが今は強いという話もあり、ここは警戒。
ラブミーチャンは押さえまで。1400mで逃げ争う展開になって最後まで粘れるのかどうか。
1枠1番 | フジノウェーブ | 牡9 | 御神本 | 58 | △ |
2枠2番 | ナムラハンター | 牡6 | 秋元 | 56 | |
3枠3番 | ラヴェリータ | 牝5 | 武豊 | 55 | ○ |
4枠4番 | セレスハント | 牡6 | 福永 | 56 | ◎ |
5枠5番 | ジーエスライカー | 牡4 | 坂井 | 56 | |
5枠6番 | イブロン | 牡9 | 森泰 | 56 | |
6枠7番 | キングスゾーン | 牡9 | 安部幸 | 56 | |
6枠8番 | ラブミーチャン | 牝4 | 濱口 | 54 | △ |
7枠9番 | ダイショウジェット | 牡8 | 柴山 | 56 | ▲ |
7枠10番 | スーニ | 牡5 | 川田 | 58 | |
8枠11番 | ナイキマドリード | 牡5 | 戸崎 | 56 | |
8枠12番 | エネルマオー | 牡9 | 金子正 | 56 |
馬連6点 3-4 4-9 1-4 4-8 3-9 1-9
自信度★☆☆☆☆
アパパネのヴィクトリアマイルに続くG1制覇があるのかどうか。ただ、今までは陣営が明らかにレースを絞って勝ちを狙ってきていた。この春はマイラーズCを叩いてヴィクトリアマイルで勝負だったのではないだろうか。秋華賞後にエリザベス女王杯で敗れたように、ヴィクトリアマイル後の安田記念は狙いにくい。
では他の馬を考えていく。今度こそジョーカプチーノは腹をくくって逃げると信じたい。シルポート、クレバートウショウ、コスモセンサー、スマイルジャック。このあたりの先行馬を全て制して、そこそこのペースで逃げてくれると思いたい。だがそのジョーカプチーノはやはりマイルはベストではない。府中の最後の1ハロンは厳しいだろう。そうなると、差し馬に出番があるとみる。
京王杯をすごい末脚で差し切ったストロングリターン。差し脚はかなりのものだろう。ただ、スローペースの上がり勝負では結果を残しているが、G1の早いペースでレースが流れた時にどうなるのか。そこが未知の領域で信頼しきれない。
京王杯組では、他には見せ場がなかったサンカルロ、エーシンフォワード、ショウワモダン。
サンカルロはマイルでは他馬を圧倒するような末脚を使えるのだろうか。最近のレースを見ると、1400m以下のほうがよさそうか。
エーシンフォワードはマイルCSをいい脚で差し切った。しかし、コーナーワークで勝った感じは否めない。これよりは、マイルCS2着のダノンヨーヨーのほうが評価できるだろう。ただ、前走は先行したが、今回どのような競馬をするのか。末脚はしっかりしているが、前走で先行する競馬を試していた。持ち味の切れる脚が生かせなくなるのではないか。
本命はショウワモダン。昨年の勝ちタイム1分31秒7はやはり優秀。早い時計の差し比べならこの馬も負けてはいないはず。安田記念以降不調続きだったが、3走前のダービー卿CTで、昨年同様33秒台の脚を使った。自身2度目の33秒台の上がりは復調の証。さらに続くマイラーズCでは自身最速の33秒6。しかも、2回とも59キロを背負ってのこのタイムなので評価できる。前走は1400mが短かっただけで、得意のマイルで、ある程度早いペースで流れれば、復活はあると予想する。
◎ショウワモダン