直線に向くとキタサンブラックとマリアライトが先頭争いに立つが、このまま押し切れなかったのは力不足。外から差して来たゴールドアクターとサウンズオブアースが1、2着で決まった。ゴールドアクターは思っていたより切れる脚を使えるようで、直線で一気に先頭を捕らえたようにかなり力をつけていると見ていいだろう。
サウンズオブアースはここで勝ちたかったところ。スローの差しが決まりにくい中山でいきなり先行策を決めて結果を残すあたりがデムーロらしいところ。
ラブリーデイは5着。距離が長かったのは間違いない。
4枠7番 | ゴールドアクター | 吉田隼 | 57 | 2:33.0 | |
5枠9番 | サウンズオブアース | デムーロ | 57 | △ | 2:33.0 |
6枠11番 | キタサンブラック | 横山典 | 55 | 2:33.1 | |
8枠16番 | マリアライト | 蛯名 | 55 | 2:33.1 | |
2枠4番 | ラブリーデイ | 川田 | 57 | ◎ | 2:33.2 |
5枠10番 | トーセンレーヴ | ボウマン | 57 | 2:33.3 | |
3枠5番 | アドマイヤデウス | 岩田 | 57 | ○ | 2:33.3 |
8枠15番 | ゴールドシップ | 内田 | 57 | △ | 2:33.3 |
4枠8番 | ワンアンドオンリー | 浜中 | 57 | 2:33.5 | |
7枠13番 | ルージュバック | 戸崎 | 53 | 2:33.5 | |
3枠6番 | アルバート | アッゼニ | 57 | 2:33.6 | |
2枠3番 | ラストインパクト | 菱田 | 57 | 2:33.6 | |
1枠2番 | ヒットザターゲット | 小牧 | 57 | 2:33.7 | |
7枠14番 | ダービーフィズ | 57 | 2:33.9 | ||
1枠1番 | オーシャンブルー | 石川 | 57 | 2:35.4 | |
6枠12番 | リアファル | ルメール | 55 | ▲ | 2:35.5 |
結果:-500円
終わってみれば人気馬3頭の決着。最後方から進んだロードクエストの末脚が炸裂するかと思ったが、前走のような強烈な切れ味は見られず、2着止まり。
勝ったのはハートレー。1戦1勝のディープインパクト産駒となれば、去年のシャイニングレイに近い印象を受ける。しかも、ペース的には去年よりもスローペースで、ディープインパクト産駒らしく切れ味勝負となれば一枚上だったか。新馬、今回とどちらもスローの上がり勝負だけしか経験していないので、今後も信頼して買える馬かどうかと言えばまだ分からない。
ロードクエストは負けはしたが、休み明けでスタートも悪かったので、2着なら及第点。距離適性など、まだまだ分からないことが多いので、評価しにくいところはあるが、それでも世代トップレベルにいることは間違いないだろう。
3着のバティスティーニはレース後に骨折が判明。2連勝の内容が強かっただけに、万全の状態ならどれだけやれていたのか気になるところ。
逆に、4着ブラックスピネル、5着アドマイヤエイカン、6着プランスシャルマン、7着ブレイブスマッシュが上位に及ばなかったことから力不足感があり、同時に札幌2歳SやいちょうS組のレベルが低かったのではないかと思える。
5枠6番 | ハートレー | ボウマン | 55 | △ | 2:01.8 |
6枠9番 | ロードクエスト | デムーロ | 55 | ◎ | 2:02.0 |
6枠8番 | バティスティーニ | ルメール | 55 | ○ | 2:02.3 |
8枠13番 | ブラックスピネル | 松若 | 55 | × | 2:02.4 |
1枠1番 | アドマイヤエイカン | 岩田 | 55 | ▲ | 2:02.5 |
2枠2番 | プランスシャルマン | 戸崎 | 55 | △ | 2:02.7 |
7枠11番 | ブレイブスマッシュ | 横山典 | 55 | 2:02.7 | |
7枠10番 | プレイヤーサムソン | アッゼニ | 55 | 2:02.7 | |
4枠4番 | オンザロックス | 川田 | 55 | 2:03.3 | |
8枠12番 | クラウンスカイ | 吉田隼 | 55 | 2:03.9 | |
4枠5番 | ラブレオ | 三浦 | 55 | 2:04.1 | |
3枠3番 | ネコダンサー | 石橋 | 55 | 2:05.0 | |
取消 |
結果:馬連1220円的中 +720円
アップトゥデイトとサナシオンの一騎打ちかと思っていたが、これに加わってきたのはエイコーンパス。松田博資厩舎と言えば最近は菱田が取り上げられがちだが、昔からの師弟関係と言えば高田騎手。その高田騎手が志願したというエイコーンパス。このレースはなんとしても勝ちたかったのだろう。その気迫溢れる追い上げは、最後の直線でサナシオンを捕らえたアップトゥデイトを最後の最後まで追い詰めた。しかし、惜しくも半馬身届かず。高田騎手の思いは届かず、アップトゥデイトが中山GJに続くJ・G1連勝を決めた。
2着はエイコーンパス。1戦1勝ではさすがに厳しいかと思ったが2着。
3着にはサナシオン。アップトゥデイトに徹底マークされてのレースは、スタミナ自慢のアップトゥデイト相手では厳しかったか。
残る実績馬アポロマーベリックは、ここ最近の調子が悪く、さらに調教も不十分だったということから、ずっと脚に不安があったのではないだろうか。レース中の故障で予後不良となってしまった。
8枠13番 | アップトゥデイト | 林 | 63 | ○ | 4:37.9 |
3枠4番 | エイコーンパス | 高田 | 63 | 4:38.0 | |
5枠8番 | サナシオン | 西谷 | 63 | ◎ | 4:38.3 |
6枠9番 | ダンツミュータント | 森 | 63 | 4:40.3 | |
4枠6番 | ティリアンパープル | 山本 | 61 | 4:41.0 | |
1枠1番 | オジュウチョウサン | 石神 | 63 | 4:42.2 | |
7枠12番 | アシュヴィン | 中村 | 63 | △ | 4:42.3 |
6枠10番 | ウォンテッド | 北沢 | 63 | 4:43.1 | |
7枠11番 | タニノタキシード | 小坂 | 63 | 4:43.1 | |
5枠7番 | ドリームセーリング | 浜野谷 | 63 | 4:45.3 | |
4枠5番 | マキオボーラー | 平沢 | 63 | △ | 4:45.6 |
8枠14番 | タマモショパン | 熊沢 | 63 | 4:45.7 | |
3枠3番 | シゲルキョクチョウ | 植野 | 63 | 4:54.7 | |
2枠2番 | アポロマーベリック | 五十嵐 | 63 | ▲ | 中止 |
結果:-400円
阪神Cは本当にわけが分からない。2年前とほぼ同じラップタイムのレースで、勝ちタイムも同じなのに、2年前が前残り、今回は外差し。本当にこのレースは展開も馬場傾向も何もかもが分からない。ただ、一つ言えることは、このレースは関西の活躍の場がないということ。ここ7年は全て関東馬が勝利し、騎手も外国人騎手が5勝、関東の吉田豊が2勝。これほどまでに関西馬、関西の騎手が活躍しない関西のレースも珍しい。
勝ったのは好位から外差差しを決めたロサギガンティア。関東の藤沢和雄厩舎に、デムーロ騎手。
2着にはダンスディレクター。こちらも外からの追い込み。
人気のビッグアーサーは距離が長かったか3着。サンライズメジャーはビッグアーサーやロサギガンティアと同じような位置取りだったが伸びきれず4着。このメンバーに入ると少し見劣りするのか、それとも京都のほうがいいのか。
ウリウリは休み明けで馬体重プラス10キロで5着。仕上がり切っていなかったか。
あとはダイワマッジョーレは最後方から行って差し切れるような切れる脚はないので、位置取りが悪かった。ダノンシャークは直線どん詰まり。
7枠13番 | ロサギガンティア | デムーロ | 57 | 1:21.4 | |
8枠15番 | ダンスディレクター | 浜中 | 57 | 1:21.4 | |
1枠1番 | ビッグアーサー | 藤岡康 | 57 | △ | 1:21.6 |
3枠6番 | サンライズメジャー | 池添 | 57 | ◎ | 1:21.9 |
3枠5番 | ウリウリ | 岩田 | 55 | △ | 1:21.9 |
2枠3番 | アフォード | 和田 | 57 | 1:21.9 | |
6枠12番 | アルマワイオリ | 勝浦 | 56 | 1:21.9 | |
1枠2番 | ダイワマッジョーレ | アッゼニ | 57 | ▲ | 1:22.0 |
8枠16番 | マイネルアウラート | ボウマン | 57 | 1:22.0 | |
7枠14番 | クラレント | 内田 | 57 | 1:22.2 | |
6枠11番 | タガノブルグ | 川田 | 57 | 1:22.3 | |
5枠10番 | メイショウツガル | 古川 | 57 | 1:22.5 | |
5枠9番 | メイショウライナー | 幸 | 57 | 1:22.5 | |
8枠17番 | スマートオリオン | 武幸 | 57 | ○ | 1:22.6 |
4枠8番 | ダノンシャーク | ルメール | 57 | 1:22.7 | |
2枠4番 | テイエムタイホー | 松田 | 57 | △ | 1:22.7 |
4枠7番 | アクティブミノル | 武豊 | 56 | 1:22.7 |
結果:-500円
幸はアホなのか。チャンピオンズCに続いて、コパノリッキーをつつくようなレース展開で、またしてもサウンドトゥルーが最後に外から差し切る展開に。
結局、幸のホッコータルマエは2着に粘ったが、幸に絡まれたコパノリッキーは今回も失速して4着。
意地を見せたのは引退レースのワンダーアキュート。コパノリッキーが失速したところに、好位から抜けて3着に。長年ダート界で活躍してきたこの馬も、とうとう引退となってしまったが、このメンバー相手に3着なら最高の結果ではないか。
逆に、ワンダーアキュートと同じような位置にいたハッピースプリントは伸びずに5着。今回は積極的に先行するとレース前に言っていたように、前目に付けたが伸びきれず。中団からの競馬のほうが合っているのか。
4枠5番 | サウンドトゥルー | 大野 | 57 | ○ | 2:03.0 |
8枠13番 | ホッコータルマエ | 幸 | 57 | ◎ | 2:03.3 |
3枠4番 | ワンダーアキュート | 和田 | 57 | 2:04.5 | |
7枠11番 | コパノリッキー | 武豊 | 57 | ▲ | 2:04.5 |
1枠1番 | ナムラビクター | 秋山 | 57 | △ | 2:04.6 |
4枠6番 | ハッピースプリント | 宮崎光 | 57 | △ | 2:04.9 |
6枠10番 | グランドシチー | 岩田 | 57 | 2:05.0 | |
5枠7番 | サミットストーン | 石崎駿 | 57 | 2:05.5 | |
5枠8番 | ケイアイレオーネ | 真島大 | 57 | 2:05.6 | |
7枠12番 | ユーロビート | 吉原 | 57 | 2:05.8 | |
2枠2番 | プレティオラス | 本橋 | 57 | 2:06.2 | |
6枠9番 | ファルコンクロウ | 達城 | 57 | 2:06.4 | |
8枠14番 | タッチデュール | 内田利 | 55 | 2:09.4 | |
3枠3番 | ユーセイクインサー | 横川怜 | 55 | 2:12.3 |
結果:-600円