定期的に更新するこのコンテンツ、勝手にJRAの番組の改定案を考えてみる。
改定案その1・・・3歳始めの短距離戦
まず、フェアリーS、エルフィンS、クイーンC、チューリップ賞、アネモネSと、あまりにも3歳牝馬限定戦のオープン以上のレースはマイル戦に固まりすぎている。それに、フェアリーSは次の週に同じコースで同じ牝馬限定マイル戦の500万、菜の花賞をやるのだから、この番組構成はおかしい。牡馬混合でシンザン記念とジュニアCのマイル戦が同時期にあることを考えても、マイル戦が過剰なのは明らか。
逆に、3歳限定のオープン特別以上の1200m戦は少なく、夏までの全体を通して見ても、関西のマーガレットS、葵S以外は開催が一切ない。そこで、12月最終週のクリスマスローズSを1月3週目に移動して、12月の500万を使った馬や、マイルは長かったものの無理をして阪神JFや朝日杯FSを使われたスプリンターも出走できるローテーションにして、短距離路線を充実させるべきではないか。
その代わりに、クリスマスローズSがあった12月最終週に菜の花賞を移動させることで、フェアリーSと2週連続の開催を避け、またフェアリーSへのステップレースのような位置付けにもできる。
改定案その2・・・夏の牝馬重賞
ヴィクトリアマイルで力を使い果たし、有力馬が夏休みに入ってしまう時期にあるマーメイドS。マイルは短いという有力馬は出てくるものの、ハンデ戦なのでそれほど強い馬は集まらない。こんなところに牝馬限定重賞を作るべきではない。そもそもマーメイドSは、ヴィクトリアマイルが設立されたことで大きく位置付けが変わった。ヴィクトリアマイル設立前はエアグルーヴ、エリモエクセル、フサイチエアデール、ローズバド、アドマイヤグルーヴとG1級の馬が夏に使うレースだったのに、ヴィクトリアマイルができて以降は明らかにメンバーのレベルが落ちた。JRAが重賞を増やすだけ増やして全体を通して見ていないからこうなっているのではないか。
それなら、夏の中京2000mでやれば面白い。いわゆる夏の上がり馬も出てくる。つまり、愛知杯を冬から夏に移動させ、マーメイドSは逆に今の愛知杯の時期に移して京都で開催すれば良い。ただ、今の愛知杯は毎年ハンデ戦なうえにエリザベス女王杯と近い距離のレースで有力馬は休みに入るので、あまり強い馬は出てこない。なので、マーメイドSは今の愛知杯の時期の京都開催に移したうえで、重賞からオープン特別に格下げして良い。
愛知杯を夏の中京に移したことで、夏の牝馬限定重賞クイーンSは札幌開催の最終週近くに移動させる。これで牝馬の夏のローテーションが組みやすくなる。
今のローテーションだとクイーンSは浮いている。クイーンSは、春の実績馬が勢いでこのレースを使おうにも間隔が開き過ぎるし、かといって秋に向けてここをステップにしようにも秋の重賞戦線とも間隔が開き過ぎている。クイーンSを少し後に開催することで、秋へのステップとして使う休養明けの馬と、夏に力をつけた上がり馬と、マーメイドSから続けて牝馬限定戦で勝負をしてくる馬の対決が見られて、より面白みが増すだろう。それも、エリザベス女王杯を目指す古馬、秋華賞を目指す3歳馬どちらにも当てはまる。特に秋華賞へのステップと考えるなら、坂のある中山の紫苑Sより平坦札幌のほうがよっぽど面白い。
改定案その3・・・ラジオNIKKEI賞
残念ダービーという感じで、1000万を勝ったか勝っていないか程度の馬の集まり。オープンレベルの馬も出走するが、そんな馬がわざわざ同世代相手に厳しいハンデを背負って勝負する必要はないので、有力馬も集まらない。なので、このレースはハンデ戦から別定戦にするべき。3歳の夏の、賞金があるかないかで今後のレース選択が大きく変わってくる時期にハンデ戦の重賞というのは、まるでバラエティのクイズ番組の、「最終問題に正解すると1万点」みたいで気に入らない。
改定案その4・・・函館2歳S
これは本当に価値がなくなっている。函館開催が6週に減らされ、その中で勝ち上がったメンバーだけで重賞をやるというのだからレベルが低い。JRAとしては何とかしてメンバーを集めるために、函館は開幕してから3週間の新馬、未勝利戦は全て1200m以下の距離という苦肉の策を取っているが、そのせいで弱い勝ち馬が量産されて函館2歳Sに押し寄せてきている。こんな重賞は全くいらない。ただ、そうなると北海道デビューの短距離馬の使いどころがなくなるので、札幌のクローバー賞を1500mから1200mに変えて重賞にすればいい。1200mのオープン特別なら札幌最終週のすずらん賞もあるが、ここまで重賞を後ろにずらすと1勝馬が殺到して除外ラッシュになるのでここまで後ろにする必要はなく、すずらん賞はクローバー賞の代わりに1500mにする。
1800mは今まで通りコスモス賞と札幌2歳Sでいい。最近はコスモス賞は地方交流競走化しているが、この原因は函館2歳Sを開催するために函館の新馬戦を短距離戦ばかりにして1800mのレースをほとんどしていないから、函館で中距離の新馬をかった 馬がそもそもいないことにある。函館2歳Sを後ろにずらせば、函館の新馬のいくつかを1200mから1800mにする余裕ができて、函館新馬1800mからコスモス賞に出る流れが生まれ、こちらの問題も快方に向かうだろう。
改定案その5・・・5月ごろの3歳ダート路線
ユニコーンSまで3歳ダートの中央重賞はなく、オープン特別ばかり。地方を入れても園田で交流重賞があるだけ。そのせいで賞金をある程度稼いだらダービーを走ったり大井に移籍して東京ダービーを目指したりするしかなく、ダート馬があまりにもないがしろにされている。そこで例えば、端午Sを重賞にしてはどうだろうか。1800mはレパードSで重賞となっているので、1400mを重賞にしてもいいだろう。同時期には園田で交流重賞があるが1870mで1400mとは別路線なので問題ない。
改定案その6・・・4〜7月ごろのダート短距離オープン特別
短距離ダート戦線というのは不遇なもので、根岸S以降、プロキオンSまでJRAでは重賞がない。アハルテケS、天保山S、欅S、栗東S、天王山S、京葉S、コーラルS、ポラリスS、千葉S、すばるS、大和S、ジャニュアリーS。前半だけでこれだけのダート短距離オープン特別がありながら、重賞は根岸Sだけというのはおかしくないか。
地方交流のほうは、さきたま杯、かきつばた記念、東京スプリント、黒船賞、北海道スプリントCがあると言っても出走枠は少ない。その一方で、中央ではダートのオープン特別は大量にあるのなら、どれか1つくらい重賞に昇格してもいいだろう。以前ナムラタイタンやダノンカモンが重賞を勝てずにオープンを勝ち荒らしていた原因は、馬の実力がなかったわけではなく、重賞そのものがなかったからに他ならない。
どれを重賞にするかは難しいところだが、GWはかしわ記念とかきつばた記念があり、5月末にはさきたま杯がある。直撃しないよう、5月末の欅Sを1600mとする代わりに、6月のアハルテケSを1400mの重賞とすればいいのではないか。立場としては、プロキオンSがかなり早まったような位置づけになる。1400mのダートは、阪神、京都とも芝スタートなので、ダートスタートの東京が望ましい。
すると、根岸S、アハルテケS、プロキオンSと左回り1400mに偏ってしまうのは少し単調なので、プロキオンSは思い切って函館1000mにしてしまうのが面白い。昔は北海道スプリントCが1000mという超スピード勝負だったが、最近は1200mになってしまった。これを復活させたいという思いもあり、また他にない特徴ある重賞を作りたいという意味でも、函館1000m開催はぜひやってほしい。また、6月の北海道スプリントCからここに繋がる北海道滞在ローテーションが組めることから、どちらのレースも今よりメンバーが集まりやすくなるだろう。
これらを反映した番組を作ることを考える。
夏は愛知杯を函館記念の週に持ってくる。そして函館記念を1週後ろ、今まで函館2歳Sがあったところに移動させて函館2歳Sを廃止する穴を埋める。
クイーンSは3週後ろ、札幌記念の週にして、札幌記念を1週前に、その週にあるエルムSを2週前にしてクイーンSの穴を埋める。これで、札幌記念がお盆休みのビッグイベントとなり盛り上がる。
また、エルムSを2週前に移すことで、北海道のダート1700m戦、大沼S、マリーンS、エルムSのローテーションが中1週、中1週になる。どうせ全部似たようなメンバーしか出てこないので、もとから3戦もする必要は無く、間のマリーンSは省いてしまうか、札幌の最終週付近に移動させればいい。
クローバー賞を重賞とするが、これは今の週か1週前で土曜日にすればいい。
また、マーメイドSのあった週はエプソムCとアハルテケSのとちらも東京重賞になってしまうので、エプソムCは阪神開催にする。芝の重賞ということからも、開催最終週で芝が荒れた東京よりは、開催2週目の阪神でするべきだろう。
こうすれば各競馬場の重賞の数は
東京:アハルテケS増、エプソムC減
京都:端午S増
阪神:マーメイドS減、エプソムC増
中京:プロキオンS減
札幌:クローバー賞増
函館:函館2歳S減、プロキオンS増
となり、ほぼ変化はない。合計の重賞数も、アハルテケSと端午Sを増やしてマーメイドSを減らすだけなので1個しか変化はない。
2017年12月31日
2017年12月29日
ホープフルS&東京大賞典&兵庫GT結果
1番人気に応えてタイムフライヤーが快勝。京都2歳Sでは抜け出すのが早すぎて武豊に差されて負けたが、今回はそれを逆転して見せた。切れる脚がないかと思っていたが、後方から良い脚を使っての差し切り。ハーツクライ産駒なのに中山で結果を残せたのであれば、それ以外のコースではさらに良い結果が期待できるかもしれない。
2着にはその武豊。2年前の朝日杯FSではデムーロ兄に差されてG1完全制覇を達成できなかったが、今年はデムーロ弟に差されて、またしても2歳G1は勝てなかった。ただ馬としてはビリーヴの仔で距離が長いかと思われていたのに手応えよく外から上がっていったように見応えのある内容だった。今後、どういった距離のレースを選択してくるのかが気になる。
その2年前の朝日杯FSを思い出させるかのような、3着に7枠13番の中谷騎手。ステイフーリッシュは1戦1勝の馬だが、最後は良い脚で追い込んできた。
結果としてはこの3頭が抜けていた。人気のフラットレーは13着とひどい内容。新馬の勝ちっぷりを考えればもっと走れそうな気はする。
ルーカスは調教で落馬があったというアクシデントがあっての出走だったので、今回の6着で見限るのは早計。今後の様子を見たい。
展開を考えると、トラインがかかり気味に逃げてハイペースになったにもかかわらず、それを追走して4着に残ったサンリヴァルは、なかなかの実力があるのではないか。一緒について行ったジュンヴァルロが直線失速して14着だったことからも、サンリヴァルは健闘したと言えるだろう。
そして、その逃げたトラインはまさかの故障で競走中止。G1昇格一発目のホープフルSの本命馬が競走中止とは、何とも幸先の悪い予想となった。ただ、実際の馬券の方は有馬記念で勝ち納めして、このレースは買っていないので被害を受けずに済んだ。
結果:-500円
有馬記念と同じで、コパノリッキーが逃げたところで福永が2番手に付けた時点で嫌な予感がした。福永ほど消極的な騎手が2番手に付けたら、逃げ馬にとってこれほど楽なことはない。阪神C、有馬記念に続いて東京大賞典も引退馬が有終の美を飾った。コパノリッキーはジーワン11勝の日本記録達成。
正直、武豊を降ろしたケイティブレイブ陣営が福永を乗せ続けている理由が分からない。もしかしたら、陣営は特に勝つ気はなく、善戦続きである程度の賞金を安定して稼げればいいとでも思っているのではないか。この善戦続きのレースというのは、福永の騎乗スタイルのせいというのが大きな理由だと思っている。切れる脚がないのに逃げ馬に勝負を仕掛けることなく追走して最後に差し切ることもできず、切れ味で差し馬に負ける。こんな見どころのない競馬を続けているのだから、全く面白くない。
そんな前が残る展開でも最後に2着に突っ込んできたサウンドトゥルーはさすがと言うべきだろう。展開に左右されるものの、地方ダートでの実力を1番評価できるのはこの馬。
好位にいたロンドンタウン、ミツバ、インカンテーションはこの展開でも勝負どころで置いて行かれたのだから力不足。インカンテーションは距離も長かったか。
結果:ワイド420円的中 -80円
トウケイタイガーのハナを叩いてサイタスリーレッドとグレイスフルリープが先手を奪う予想外の展開に対して、地元トウケイタイガーは為す術無く3コーナーでずるずると失速。
これで中央2頭の行った行ったかと思いきや、逃げたサイタスリーレッドもトウケイタイガーに続いて馬群の後方にまで下がってしまう。
争う相手がいなくなったグレイスフルリープは、そのまま余裕の勝利。韓国G1を勝ったのは相手が弱かっただけでなく、春先の不調から脱していたということだろう。久々の国内重賞勝利となった。
2着には外からまくり気味に上がっていったラブバレット。クラスターCに続いての交流重賞2着。あと一歩のところでタイトルには手が届いていないが、十分に勝てるだけの実力はあるだろう。
そして3着には驚いたことに馬群の後方から再び盛り返してきたサイタスリーレッド。こういうわけの分からないことをするから、八百長戸崎と言いたくなってしまう。
ドリームバレンチノ、レーザーバレットは差し届かず。2頭ともハンデが厳しかったのもあるが、ドリームバレンチノは地元兵庫のエイシンヴァラーにも負けて6着と、さすがに衰えも隠せない。
1着:グレイスフルリープ ○
2着:ラブバレット ▲
3着:サイタスリーレッド ◎
4着:レーザーバレット
5着:エイシンヴァラー
結果:ワイド980円的中 +580円
2着にはその武豊。2年前の朝日杯FSではデムーロ兄に差されてG1完全制覇を達成できなかったが、今年はデムーロ弟に差されて、またしても2歳G1は勝てなかった。ただ馬としてはビリーヴの仔で距離が長いかと思われていたのに手応えよく外から上がっていったように見応えのある内容だった。今後、どういった距離のレースを選択してくるのかが気になる。
その2年前の朝日杯FSを思い出させるかのような、3着に7枠13番の中谷騎手。ステイフーリッシュは1戦1勝の馬だが、最後は良い脚で追い込んできた。
結果としてはこの3頭が抜けていた。人気のフラットレーは13着とひどい内容。新馬の勝ちっぷりを考えればもっと走れそうな気はする。
ルーカスは調教で落馬があったというアクシデントがあっての出走だったので、今回の6着で見限るのは早計。今後の様子を見たい。
展開を考えると、トラインがかかり気味に逃げてハイペースになったにもかかわらず、それを追走して4着に残ったサンリヴァルは、なかなかの実力があるのではないか。一緒について行ったジュンヴァルロが直線失速して14着だったことからも、サンリヴァルは健闘したと言えるだろう。
そして、その逃げたトラインはまさかの故障で競走中止。G1昇格一発目のホープフルSの本命馬が競走中止とは、何とも幸先の悪い予想となった。ただ、実際の馬券の方は有馬記念で勝ち納めして、このレースは買っていないので被害を受けずに済んだ。
4枠7番 | タイムフライヤー | C.デムーロ | 55 | ○ | 2:01.4 |
8枠15番 | ジャンダルム | 武 | 55 | 2:01.6 | |
7枠13番 | ステイフーリッシュ | 中谷 | 55 | 2:01.6 | |
5枠9番 | サンリヴァル | 田辺 | 55 | 2:02.0 | |
8枠17番 | ナスノシンフォニー | 吉田隼 | 54 | 2:02.0 | |
5枠10番 | ルーカス | デムーロ | 55 | 2:02.4 | |
3枠6番 | マイハートビート | 津村 | 55 | 2:02.7 | |
2枠3番 | ウォーターパルフェ | 酒井 | 55 | 2:02.9 | |
2枠4番 | ロードアクシス | 三浦 | 55 | 2:03.1 | |
8枠16番 | シャフトオブライト | 松田 | 55 | × | 2:03.3 |
1枠1番 | リュヌルージュ | 北村宏 | 54 | × | 2:03.3 |
4枠8番 | シャルルマーニュ | 戸崎 | 55 | ▲ | 2:03.4 |
6枠11番 | フラットレー | ルメール | 55 | △ | 2:04.6 |
6枠12番 | ジュンヴァルロ | 藤岡康 | 55 | 2:04.8 | |
1枠2番 | トーセンクリーガー | 横山和 | 55 | 2:04.8 | |
7枠14番 | ワークアンドラブ | 内田 | 55 | 2:05.1 | |
3枠5番 | トライン | 北村友 | 55 | ◎ | 中止 |
結果:-500円
有馬記念と同じで、コパノリッキーが逃げたところで福永が2番手に付けた時点で嫌な予感がした。福永ほど消極的な騎手が2番手に付けたら、逃げ馬にとってこれほど楽なことはない。阪神C、有馬記念に続いて東京大賞典も引退馬が有終の美を飾った。コパノリッキーはジーワン11勝の日本記録達成。
正直、武豊を降ろしたケイティブレイブ陣営が福永を乗せ続けている理由が分からない。もしかしたら、陣営は特に勝つ気はなく、善戦続きである程度の賞金を安定して稼げればいいとでも思っているのではないか。この善戦続きのレースというのは、福永の騎乗スタイルのせいというのが大きな理由だと思っている。切れる脚がないのに逃げ馬に勝負を仕掛けることなく追走して最後に差し切ることもできず、切れ味で差し馬に負ける。こんな見どころのない競馬を続けているのだから、全く面白くない。
そんな前が残る展開でも最後に2着に突っ込んできたサウンドトゥルーはさすがと言うべきだろう。展開に左右されるものの、地方ダートでの実力を1番評価できるのはこの馬。
好位にいたロンドンタウン、ミツバ、インカンテーションはこの展開でも勝負どころで置いて行かれたのだから力不足。インカンテーションは距離も長かったか。
7枠13番 | コパノリッキー | 田辺 | 57 | 2:04.2 | |
2枠3番 | サウンドトゥルー | 大野 | 57 | ◎ | 2:04.8 |
6枠12番 | ケイティブレイブ | 福永 | 57 | ○ | 2:05.3 |
3枠5番 | アポロケンタッキー | 内田 | 57 | ▲ | 2:05.5 |
8枠15番 | ロンドンタウン | 岩田 | 57 | 2:05.6 | |
1枠1番 | ミツバ | デムーロ | 57 | 2:05.8 | |
5枠10番 | インカンテーション | 三浦 | 57 | △ | 2:05.9 |
4枠8番 | ヒガシウィルウィン | 森泰 | 55 | 2:06.0 | |
1枠2番 | タービランス | 吉原 | 57 | 2:06.8 | |
2枠4番 | サブノクロヒョウ | 和田譲 | 57 | 2:07.5 | |
4枠7番 | バルダッサーレ | 赤岡 | 57 | 2:08.0 | |
8枠16番 | セイファルコン | 左海 | 55 | 2:08.1 | |
5枠9番 | サンドプラチナ | 真島大 | 57 | 2:08.6 | |
3枠6番 | コスモカット | 安藤 | 57 | 2:09.8 | |
6枠11番 | シャドウパーティー | 高松 | 57 | 2:09.9 | |
7枠14番 | ハーキュリーズ | 保園 | 57 | 2:11.9 |
結果:ワイド420円的中 -80円
トウケイタイガーのハナを叩いてサイタスリーレッドとグレイスフルリープが先手を奪う予想外の展開に対して、地元トウケイタイガーは為す術無く3コーナーでずるずると失速。
これで中央2頭の行った行ったかと思いきや、逃げたサイタスリーレッドもトウケイタイガーに続いて馬群の後方にまで下がってしまう。
争う相手がいなくなったグレイスフルリープは、そのまま余裕の勝利。韓国G1を勝ったのは相手が弱かっただけでなく、春先の不調から脱していたということだろう。久々の国内重賞勝利となった。
2着には外からまくり気味に上がっていったラブバレット。クラスターCに続いての交流重賞2着。あと一歩のところでタイトルには手が届いていないが、十分に勝てるだけの実力はあるだろう。
そして3着には驚いたことに馬群の後方から再び盛り返してきたサイタスリーレッド。こういうわけの分からないことをするから、八百長戸崎と言いたくなってしまう。
ドリームバレンチノ、レーザーバレットは差し届かず。2頭ともハンデが厳しかったのもあるが、ドリームバレンチノは地元兵庫のエイシンヴァラーにも負けて6着と、さすがに衰えも隠せない。
1着:グレイスフルリープ ○
2着:ラブバレット ▲
3着:サイタスリーレッド ◎
4着:レーザーバレット
5着:エイシンヴァラー
結果:ワイド980円的中 +580円
2017年12月28日
東京大賞典予想2
どうもコパノリッキーがジーワン最多勝記録だの引退だのと騒がれているが、自分の予想をぶれることなく貫きたい。良馬場大井2000mは適性外とみて捨てる。ただ、大井の馬場は良馬場なのにタイムが早い時もあるので、アテにならないというのもある。
一応4頭に絞ったが、次点はとなってもまだコパノリッキーではなくミツバ。
ケイティブレイブは帝王賞のような脚が使えると面白いのだが、正攻法の競馬だとここ2走のようになってしまうのだろう。そして、出遅れてたまたま勝てただけの帝王賞と違って、普通にスタートを切った場合に鞍上福永は思い切った競馬をするような騎手ではないので、これまで通りジリ脚で2、3着ではないだろうか。
そうなれば、サウンドトゥルーやアポロケンタッキーの末脚の方が上回りそう。
ただレース展開的に、コパノリッキーは逃げ馬なので有馬記念のキタサンブラックのように忖度の働く可能性もある。そうなった時にスローペースで流れると、後ろで脚を溜める2頭が前を差し切れないパターンも十分にあり得る。そうなった時に怖いのは、インカンテーションの前残りだと思っている。今年復帰した鞍上三浦は、中央でのG1勝ちこそなかったが、全日本2歳優駿に続く自身2度目となる、復帰後初の地方交流ジーワン勝ちで最後を締め括るというのも盛り上がるシナリオではないだろうか。
ワイド200円 3-12
ワイド各100円 3-5 3-10
単勝100円 10
自信度★★★☆☆
一応4頭に絞ったが、次点はとなってもまだコパノリッキーではなくミツバ。
ケイティブレイブは帝王賞のような脚が使えると面白いのだが、正攻法の競馬だとここ2走のようになってしまうのだろう。そして、出遅れてたまたま勝てただけの帝王賞と違って、普通にスタートを切った場合に鞍上福永は思い切った競馬をするような騎手ではないので、これまで通りジリ脚で2、3着ではないだろうか。
そうなれば、サウンドトゥルーやアポロケンタッキーの末脚の方が上回りそう。
ただレース展開的に、コパノリッキーは逃げ馬なので有馬記念のキタサンブラックのように忖度の働く可能性もある。そうなった時にスローペースで流れると、後ろで脚を溜める2頭が前を差し切れないパターンも十分にあり得る。そうなった時に怖いのは、インカンテーションの前残りだと思っている。今年復帰した鞍上三浦は、中央でのG1勝ちこそなかったが、全日本2歳優駿に続く自身2度目となる、復帰後初の地方交流ジーワン勝ちで最後を締め括るというのも盛り上がるシナリオではないだろうか。
1枠1番 | ミツバ | デムーロ | 57 | |
1枠2番 | タービランス | 吉原 | 57 | |
2枠3番 | サウンドトゥルー | 大野 | 57 | ◎ |
2枠4番 | サブノクロヒョウ | 和田譲 | 57 | |
3枠5番 | アポロケンタッキー | 内田 | 57 | ▲ |
3枠6番 | コスモカット | 安藤 | 57 | |
4枠7番 | バルダッサーレ | 赤岡 | 57 | |
4枠8番 | ヒガシウィルウィン | 森泰 | 55 | |
5枠9番 | サンドプラチナ | 真島大 | 57 | |
5枠10番 | インカンテーション | 三浦 | 57 | △ |
6枠11番 | シャドウパーティー | 高松 | 57 | |
6枠12番 | ケイティブレイブ | 福永 | 57 | ○ |
7枠13番 | コパノリッキー | 田辺 | 57 | |
7枠14番 | ハーキュリーズ | 保園 | 57 | |
8枠15番 | ロンドンタウン | 岩田 | 57 | |
8枠16番 | セイファルコン | 左海 | 55 |
ワイド200円 3-12
ワイド各100円 3-5 3-10
単勝100円 10
自信度★★★☆☆
2017年12月27日
ホープフルS予想2&ベテルギウスS裏予想
さっぱり分からないので、トラインだけを狙う。新馬戦の勝ちっぷりがかなり良かったように思うのだが、どの程度人気するのか。
新馬の強さならフラットレーもかなりのものだったが、雨のせいとは言え次のアイビーSが見せ場無しで、そこからの休み明けというのが少し心配。
それにしても、全くG1を予想している気分になれない。やはりJRAは有馬記念で1年を締めくくっておくべきだったのではないか。そんな思いを覆すようなレースを見せてくれるのだろうか。
単勝200円 5
複勝300円 5
自信度★☆☆☆☆
ルールソヴァールかドラゴンバローズかマイネルバサラか。この秋重賞で活躍した3頭のどれかやろ。
マイネルバサラはここ2走渋った馬場で勝ったけどパサパサの良馬場やったらどうなんやろか。
ドラゴンバローズは休み明けで菱田やったらまだ叩き台ちゃうやろか。
◎ルールソヴァール 8
複勝1500円 8
結果:複勝3300円的中 +1800円
今年も裏予想は散々やったが、終わりよければ全てよしっちゅうことや。
新馬の強さならフラットレーもかなりのものだったが、雨のせいとは言え次のアイビーSが見せ場無しで、そこからの休み明けというのが少し心配。
それにしても、全くG1を予想している気分になれない。やはりJRAは有馬記念で1年を締めくくっておくべきだったのではないか。そんな思いを覆すようなレースを見せてくれるのだろうか。
1枠1番 | リュヌルージュ | 北村宏 | 54 | × |
1枠2番 | トーセンクリーガー | 横山和 | 55 | |
2枠3番 | ウォーターパルフェ | 酒井 | 55 | |
2枠4番 | ロードアクシス | 三浦 | 55 | |
3枠5番 | トライン | 北村友 | 55 | ◎ |
3枠6番 | マイハートビート | 津村 | 55 | |
4枠7番 | タイムフライヤー | C.デムーロ | 55 | ○ |
4枠8番 | シャルルマーニュ | 戸崎 | 55 | ▲ |
5枠9番 | サンリヴァル | 田辺 | 55 | |
5枠10番 | ルーカス | デムーロ | 55 | |
6枠11番 | フラットレー | ルメール | 55 | △ |
6枠12番 | ジュンヴァルロ | 藤岡康 | 55 | |
7枠13番 | ステイフーリッシュ | 中谷 | 55 | |
7枠14番 | ワークアンドラブ | 内田 | 55 | |
8枠15番 | ジャンダルム | 武 | 55 | |
8枠16番 | シャフトオブライト | 松田 | 55 | × |
8枠17番 | ナスノシンフォニー | 吉田隼 | 54 |
単勝200円 5
複勝300円 5
自信度★☆☆☆☆
ルールソヴァールかドラゴンバローズかマイネルバサラか。この秋重賞で活躍した3頭のどれかやろ。
マイネルバサラはここ2走渋った馬場で勝ったけどパサパサの良馬場やったらどうなんやろか。
ドラゴンバローズは休み明けで菱田やったらまだ叩き台ちゃうやろか。
◎ルールソヴァール 8
複勝1500円 8
結果:複勝3300円的中 +1800円
今年も裏予想は散々やったが、終わりよければ全てよしっちゅうことや。
2017年12月26日
兵庫GT予想&ホープフルS&東京大賞典予想1
北海道勢が軒並み取り消しで、かなりの少頭数となってしまった。
中央4頭に、ラブバレットとトウケイタイガーの地方馬2頭の争いだろうか。
本命はサイタスリーレッド。1400mなら狙えるだろうし、ハンデ57キロも中央勢で最軽量。
地元のトウケイタイガーはかきつばた記念で交流重賞を勝った時がハンデ52キロだった。今回は2キロ増えて54キロ。これがどう影響するか。
ラブバレットは地元盛岡のクラスターCは強い競馬で2着だったが、去年のこのレースは4着。しかも今年はハンデが1キロ増える。そのあたりがどうなのか。
対抗は韓国G1馬グレイスフルリープは58キロを背負うが、同じ58キロだったカペラSで9着と思いの外がんばったので、調子自体はいいのではないか。こちらは押さえておきたい。
レーザーバレットは斤量負けするタイプなのか、57キロ以上の斤量で結果を残せていないので、58キロの今回は捨てる。
ドリームバレンチノは去年2着から据え置きのハンデ59.5キロだが、去年と比べて明らかに今年は結果が残せておらず、とうとう衰えを隠せなくなっているのではないか。こちらも捨てる。
◎サイタスリーレッド 10
○グレイスフルリープ 12
▲ラブバレット 4
△トウケイタイガー 9
ワイド各100円 10-12 4-10 9-10 4-12
自信度★★★☆☆
平日G1なので、地方交流競走と同じく枠順発表後の2回予想のスタイルで行く。
いったい、有馬記念を差し置いて大トリを飾るというこのホープフルSが、どのような結末を見せてくれるのか。
メンバーを見てもまともな予想が当たる気がしないので、有馬記念に続いてもう1回「北」に乗っかってもいいのではないか。「北」村宏司騎手と、「北」村友一騎手と、「北」出成人調教師。
真面目に予想するなら、内から順番にトライン、マイハートビート、タイムフライヤー、フラットレー。
両方に共通する北村友一騎手のトラインが本命。
ホープフルSなんかよりもよっぽど盛り上がりそうな年末の総決算、東京大賞典。
例年とは違ってスローの前残りに終わったチャンピオンズCの結果は度外視して、コパノリッキーは捨てる。イスラボニータ、キタサンブラック、クイーンズリングと引退レースの馬が結果を残し続けているが、その流れに逆らってみる。大井2000m、おそらく乾いた良馬場で時計のかかるパワー勝負。そうなれば、スピードが武器のコパノリッキーの出番ではないと見る。
時計のかかるパワー勝負の馬場になるとみて、本命はサウンドトゥルー。対抗はケイティブレイブ。3番手にアポロケンタッキー。押さえにインカンテーション。
ロンドンタウンやミツバでは力不足か。
中央4頭に、ラブバレットとトウケイタイガーの地方馬2頭の争いだろうか。
本命はサイタスリーレッド。1400mなら狙えるだろうし、ハンデ57キロも中央勢で最軽量。
地元のトウケイタイガーはかきつばた記念で交流重賞を勝った時がハンデ52キロだった。今回は2キロ増えて54キロ。これがどう影響するか。
ラブバレットは地元盛岡のクラスターCは強い競馬で2着だったが、去年のこのレースは4着。しかも今年はハンデが1キロ増える。そのあたりがどうなのか。
対抗は韓国G1馬グレイスフルリープは58キロを背負うが、同じ58キロだったカペラSで9着と思いの外がんばったので、調子自体はいいのではないか。こちらは押さえておきたい。
レーザーバレットは斤量負けするタイプなのか、57キロ以上の斤量で結果を残せていないので、58キロの今回は捨てる。
ドリームバレンチノは去年2着から据え置きのハンデ59.5キロだが、去年と比べて明らかに今年は結果が残せておらず、とうとう衰えを隠せなくなっているのではないか。こちらも捨てる。
◎サイタスリーレッド 10
○グレイスフルリープ 12
▲ラブバレット 4
△トウケイタイガー 9
ワイド各100円 10-12 4-10 9-10 4-12
自信度★★★☆☆
平日G1なので、地方交流競走と同じく枠順発表後の2回予想のスタイルで行く。
いったい、有馬記念を差し置いて大トリを飾るというこのホープフルSが、どのような結末を見せてくれるのか。
メンバーを見てもまともな予想が当たる気がしないので、有馬記念に続いてもう1回「北」に乗っかってもいいのではないか。「北」村宏司騎手と、「北」村友一騎手と、「北」出成人調教師。
真面目に予想するなら、内から順番にトライン、マイハートビート、タイムフライヤー、フラットレー。
両方に共通する北村友一騎手のトラインが本命。
1枠1番 | リュヌルージュ | 北村宏 | 54 | × |
1枠2番 | トーセンクリーガー | 横山和 | 55 | |
2枠3番 | ウォーターパルフェ | 酒井 | 55 | |
2枠4番 | ロードアクシス | 三浦 | 55 | |
3枠5番 | トライン | 北村友 | 55 | ◎ |
3枠6番 | マイハートビート | 津村 | 55 | |
4枠7番 | タイムフライヤー | C.デムーロ | 55 | ○ |
4枠8番 | シャルルマーニュ | 戸崎 | 55 | ▲ |
5枠9番 | サンリヴァル | 田辺 | 55 | |
5枠10番 | ルーカス | デムーロ | 55 | |
6枠11番 | フラットレー | ルメール | 55 | △ |
6枠12番 | ジュンヴァルロ | 藤岡康 | 55 | |
7枠13番 | ステイフーリッシュ | 中谷 | 55 | |
7枠14番 | ワークアンドラブ | 内田 | 55 | |
8枠15番 | ジャンダルム | 武 | 55 | |
8枠16番 | シャフトオブライト | 松田 | 55 | × |
8枠17番 | ナスノシンフォニー | 吉田隼 | 54 |
ホープフルSなんかよりもよっぽど盛り上がりそうな年末の総決算、東京大賞典。
例年とは違ってスローの前残りに終わったチャンピオンズCの結果は度外視して、コパノリッキーは捨てる。イスラボニータ、キタサンブラック、クイーンズリングと引退レースの馬が結果を残し続けているが、その流れに逆らってみる。大井2000m、おそらく乾いた良馬場で時計のかかるパワー勝負。そうなれば、スピードが武器のコパノリッキーの出番ではないと見る。
時計のかかるパワー勝負の馬場になるとみて、本命はサウンドトゥルー。対抗はケイティブレイブ。3番手にアポロケンタッキー。押さえにインカンテーション。
ロンドンタウンやミツバでは力不足か。
1枠1番 | ミツバ | デムーロ | 57 | |
1枠2番 | タービランス | 吉原 | 57 | |
2枠3番 | サウンドトゥルー | 大野 | 57 | ◎ |
2枠4番 | サブノクロヒョウ | 和田譲 | 57 | |
3枠5番 | アポロケンタッキー | 内田 | 57 | ▲ |
3枠6番 | コスモカット | 安藤 | 57 | |
4枠7番 | バルダッサーレ | 赤岡 | 57 | |
4枠8番 | ヒガシウィルウィン | 森泰 | 55 | |
5枠9番 | サンドプラチナ | 真島大 | 57 | |
5枠10番 | インカンテーション | 三浦 | 57 | △ |
6枠11番 | シャドウパーティー | 高松 | 57 | |
6枠12番 | ケイティブレイブ | 福永 | 57 | ○ |
7枠13番 | コパノリッキー | 田辺 | 57 | |
7枠14番 | ハーキュリーズ | 保園 | 57 | |
8枠15番 | ロンドンタウン | 岩田 | 57 | |
8枠16番 | セイファルコン | 左海 | 55 |
2017年12月25日
有馬記念&阪神C&中山大障害結果
去年はサトノノブレスにつつかれて最後にサトノダイヤモンドに差され、チーム里見にやられたキタサンブラック。今年はキタサンブラックの引退の花道を飾るべく、2番手に武豊に反抗できない福永のシャケトラが付け、道中ペースを落としても当然福永が仕掛けるようなことはなく、完全にキタサンブラックの引退レースをアシスト。キタサンブラックと武豊がレースを支配し、しっかり脚を溜めたキタサンブラックが仕掛けると後続は付いてくることができない。特に際立っていたのが、ラスト2ハロン目に、このレース最速の11秒2というとんでもないラップを叩き出し、直線に入ると後続を一気に突き放して勝負あり。これまでのG1勝ちに比べて、引退レースということであまりにも周りのお膳立てがされすぎていた感じではあったものの、その期待にきっちり応えて、有終の美を飾った。
2着にはクイーンズリング。やはり有馬記念は枠が大きく影響するということ。好位の内でキタサンブラックの作り出した流れに乗って脚を溜め、最後の直線でひと伸び。得意の小回り中山で武器の瞬発力を最大に発揮し、持久力で勝るシュヴァルグランやスワーヴリチャードを、一瞬の切れ味で内から差して見せた。
3着にはシュヴァルグラン。外からスワーヴリチャードにぶつけられていなければ余裕で2着だっただろう。ただ不利があったとはいえクイーンズリングに勝てなかったあたりを見ても、やはり中山は向いていない。
スワーヴリチャードは終始大外を回っての4着。クイーンズリングとは対照的な立ち回りで、完全に枠に泣いたということ。ただ、それで4着に来ているのだから右回りの不安はほぼ快勝されたか。
5着のルージュバックはスタートが悪く最後方からだったが、最後はメンバー最速の上がりで追い込んだ。やはりポテンシャルは相当の物があるようだが、G1だとどうしても結果につながらないのはなぜだろうか。
先行してキタサンブラックと一緒に流れ込む競馬を期待していたシャケトラは、失速して6着。東京より中山がいいのは間違いないと思うが、まだ4歳なので、来年もう一段階成長することを期待したい。
ヤマカツエースは1枠ということで色気を持って勝負した結果、10着。去年は後方で脚を溜めて直線だけの着を拾う競馬での4着だったので、やはり勝ちを狙うような競馬をするには距離が長いのだろう。
ミッキークイーンは後方で大外を回り続けて11着。枠も展開も何もかもが向かなかった。
サトノクラウンは13着。出走の判断を迷っていたり、調教もイマイチだったりと、天皇賞秋で燃え尽きていたのだろう。
最下位のサクラアンプルールは直線でのスワーヴリチャードの斜行で大きな不利を受けた。クイーンズリング、シュヴァルグラン、スワーヴリチャードと一緒になって追い込んできていただけに、あれが無ければ2着争いに食い込んでいただろうから、やはり小回りコースでの瞬発力に優れており、中山記念も札幌記念もフロックではなかったことを改めて示したのではないか。
同じような不利を受けたトーセンビクトリーは14着だったが、不利を受ける前からすでに脚色が鈍っており、距離が長かったか。それでも4コーナーでは、この血統一族特有の手応えの良さで3番手にまで上がってきていたことから、中山適性の高さは母や兄同様にトップレベルのものであることは間違いないだろう。
結果:ワイド1180円的中 +680円
キタサンブラックと同じ1枠2番に入ったイスラボニータが、有馬記念前日の阪神Cで引退レースを勝利で飾った。考えてみれば、ここからすでにキタサン祭りの前夜祭は始まっていたのかもしれない。
そして、2着はキタサンブラックの鞍上武豊。今回はスタートが決まったので、去年同様に好位からの競馬ができたのが大きかった。スタートさえ決まれば強い馬なので、これまでなかなか結果を残せていないのがもったいない。ただ今、先に抜け出しながらも最後はイスラボニータに差されたのは、イスラボニータに花を持たせたのではないか。
3着にはサングレーザー。内回りの阪神1400mでは、これだけメンバーが揃えば差し切れないと思っていたが、それでも3着にしっかり追い込んできたので本当に実力があると認めざるを得ない。
4、5着はモズアスコットにビップライブリーが入ったが、重賞で実績を残してきた上位馬とは力の差があったよう。
レーヌミノルは7着。マイルCSは積極的な競馬で最後に失速して4着だっただけに、距離が短い今回は最後まで残るかと思っていたが、中団で脚を溜める消極的な競馬だった。前走ほどの調子にはなかったのかもしれないが、もっと前に付けて早めに動くような競馬をしていれば勝機があったのではないかと、不満の残る内容だった。
結果:-600円
有馬記念がキタサンブラックの独壇場なら、中山大障害は歴史に残る2頭のマッチレース。レース後に「ナリタブライアンとマヤノトップガンみたい」と言う人がいたほどの名勝負を演じたのはやはりオジュウチョウサンとアップトゥデイトの2頭だった。
オジュウチョウサンを倒すには持ち味のスタミナを存分に生かす大逃げしかないと、道中は後続を3秒以上も突き放すとんでもない大逃げに打って出たアップトゥデイト。その作戦に応えてアップトゥデイトの脚色はなかなか鈍ることなく、後続の追随を許さない。
そんな後続馬群から抜け出してきたのは、やはりオジュウチョウサンただ1頭。向こう正面で後続馬群から抜け出し、徐々にアップトゥデイトとの差を詰めていく。ゴールに近づくにつれてじわりじわりとアップトゥデイトに詰め寄る。
しかしアップトゥデイトもさすがの実力で、4コーナーでもまだその差は5馬身以上。オジュウチョウサンの鞍上石神騎手が気迫溢れるフォームで外から追いすがるも、アップトゥデイト鞍上林騎手も懸命にムチを振るう。アップトゥデイトが粘るか、オジュウチョウサンが差し切るのか。手に汗握る、熱の入った2頭のマッチレース。
直線に入るとアップトゥデイトが最後の粘りを見せ、一度は詰まりかけたオジュウチョウサンとの差がなかなか縮まらない。このまま粘り切るか。そんな雰囲気も漂ったラスト100mあたりで、最後に意地を見せたのは王者オジュウチョウサン。最後の最後に、その末脚はさらにギアを上げたかのように一気に詰め寄ると、ゴール前約15mでついにアップトゥデイトを捕らえ、最後は半馬身の差を付けてオジュウチョウサンが1着でゴール。障害重賞8連勝、J・G1を2年連続完全制覇となる4連勝という、歴史に残る大記録を打ち立てた。
また、タイムは26年破られることのなかったレコードタイムを、1秒以上も更新。
来年も現役を続けるであろうオジュウチョウサンには、今後も日本競馬史に残る障害馬として、さらに記録を積み上げていくことを期待したい。
アップトゥデイトは持ち味のスタミナを存分に発揮しての2着。オジュウチョウサンとの名勝負を演じたこの馬にも、この日の中山競馬場では大きな拍手が送られた。これほど素晴らしいレースというのは、これまで100回以上競馬場で観戦をしてきたが初めてだった。
3着にはルペールノエル。鞍上高田騎手も、前の2頭が強すぎると話したように、2着とは大差を付けられていた。それでもなんとか3着を確保し、終わってみれば去年と同じ1、2、3着の結果となった。
結果:三連複680円的中 +280円
2着にはクイーンズリング。やはり有馬記念は枠が大きく影響するということ。好位の内でキタサンブラックの作り出した流れに乗って脚を溜め、最後の直線でひと伸び。得意の小回り中山で武器の瞬発力を最大に発揮し、持久力で勝るシュヴァルグランやスワーヴリチャードを、一瞬の切れ味で内から差して見せた。
3着にはシュヴァルグラン。外からスワーヴリチャードにぶつけられていなければ余裕で2着だっただろう。ただ不利があったとはいえクイーンズリングに勝てなかったあたりを見ても、やはり中山は向いていない。
スワーヴリチャードは終始大外を回っての4着。クイーンズリングとは対照的な立ち回りで、完全に枠に泣いたということ。ただ、それで4着に来ているのだから右回りの不安はほぼ快勝されたか。
5着のルージュバックはスタートが悪く最後方からだったが、最後はメンバー最速の上がりで追い込んだ。やはりポテンシャルは相当の物があるようだが、G1だとどうしても結果につながらないのはなぜだろうか。
先行してキタサンブラックと一緒に流れ込む競馬を期待していたシャケトラは、失速して6着。東京より中山がいいのは間違いないと思うが、まだ4歳なので、来年もう一段階成長することを期待したい。
ヤマカツエースは1枠ということで色気を持って勝負した結果、10着。去年は後方で脚を溜めて直線だけの着を拾う競馬での4着だったので、やはり勝ちを狙うような競馬をするには距離が長いのだろう。
ミッキークイーンは後方で大外を回り続けて11着。枠も展開も何もかもが向かなかった。
サトノクラウンは13着。出走の判断を迷っていたり、調教もイマイチだったりと、天皇賞秋で燃え尽きていたのだろう。
最下位のサクラアンプルールは直線でのスワーヴリチャードの斜行で大きな不利を受けた。クイーンズリング、シュヴァルグラン、スワーヴリチャードと一緒になって追い込んできていただけに、あれが無ければ2着争いに食い込んでいただろうから、やはり小回りコースでの瞬発力に優れており、中山記念も札幌記念もフロックではなかったことを改めて示したのではないか。
同じような不利を受けたトーセンビクトリーは14着だったが、不利を受ける前からすでに脚色が鈍っており、距離が長かったか。それでも4コーナーでは、この血統一族特有の手応えの良さで3番手にまで上がってきていたことから、中山適性の高さは母や兄同様にトップレベルのものであることは間違いないだろう。
1枠2番 | キタサンブラック | 武 | 57 | ◎ | 2:33.6 |
2枠3番 | クイーンズリング | ルメール | 55 | △ | 2:33.8 |
5枠10番 | シュヴァルグラン | ボウマン | 57 | 2:33.8 | |
7枠14番 | スワーヴリチャード | デムーロ | 55 | 2:33.8 | |
6枠11番 | ルージュバック | 北村宏 | 55 | ○ | 2:34.0 |
4枠7番 | シャケトラ | 福永 | 57 | ▲ | 2:34.1 |
8枠16番 | サウンズオブアース | C.デムーロ | 57 | 2:34.2 | |
4枠8番 | レインボーライン | 岩田 | 57 | 2:34.3 | |
3枠6番 | サトノクロニクル | 戸崎 | 57 | 2:34.3 | |
1枠1番 | ヤマカツエース | 池添 | 57 | 2:34.4 | |
7枠13番 | ミッキークイーン | 浜中 | 55 | 2:34.5 | |
2枠4番 | ブレスジャーニー | 三浦 | 55 | 2:34.6 | |
6枠12番 | サトノクラウン | ムーア | 57 | 2:34.6 | |
3枠5番 | トーセンビクトリー | 田辺 | 55 | ☆ | 2:34.8 |
8枠15番 | カレンミロティック | 川田 | 57 | 2:35.1 | |
5枠9番 | サクラアンプルール | 蛯名 | 57 | △ | 2:35.5 |
結果:ワイド1180円的中 +680円
キタサンブラックと同じ1枠2番に入ったイスラボニータが、有馬記念前日の阪神Cで引退レースを勝利で飾った。考えてみれば、ここからすでにキタサン祭りの前夜祭は始まっていたのかもしれない。
そして、2着はキタサンブラックの鞍上武豊。今回はスタートが決まったので、去年同様に好位からの競馬ができたのが大きかった。スタートさえ決まれば強い馬なので、これまでなかなか結果を残せていないのがもったいない。ただ今、先に抜け出しながらも最後はイスラボニータに差されたのは、イスラボニータに花を持たせたのではないか。
3着にはサングレーザー。内回りの阪神1400mでは、これだけメンバーが揃えば差し切れないと思っていたが、それでも3着にしっかり追い込んできたので本当に実力があると認めざるを得ない。
4、5着はモズアスコットにビップライブリーが入ったが、重賞で実績を残してきた上位馬とは力の差があったよう。
レーヌミノルは7着。マイルCSは積極的な競馬で最後に失速して4着だっただけに、距離が短い今回は最後まで残るかと思っていたが、中団で脚を溜める消極的な競馬だった。前走ほどの調子にはなかったのかもしれないが、もっと前に付けて早めに動くような競馬をしていれば勝機があったのではないかと、不満の残る内容だった。
1枠2番 | イスラボニータ | ルメール | 57 | △ | 1:19.5 |
6枠12番 | ダンスディレクター | 武 | 57 | △ | 1:19.5 |
5枠10番 | サングレーザー | 福永 | 56 | 1:19.7 | |
4枠7番 | モズアスコット | C.デムーロ | 56 | ▲ | 1:19.9 |
5枠9番 | ビップライブリー | 大野 | 57 | 1:20.0 | |
7枠13番 | モーニン | 岩田 | 57 | 1:20.1 | |
3枠5番 | レーヌミノル | 和田 | 54 | ◎ | 1:20.1 |
1枠1番 | ムーンクレスト | 藤岡佑 | 57 | 1:20.1(同着) | |
2枠4番 | オールザゴー | 中谷 | 56 | 1:20.1(同着) | |
7枠14番 | サンライズメジャー | 池添 | 57 | 1:20.2 | |
3枠6番 | キャンベルジュニア | ムーア | 57 | ○ | 1:20.2 |
8枠17番 | シュウジ | 横山典 | 57 | 1:20.3 | |
2枠3番 | タガノブルグ | 酒井 | 57 | 1:20.4 | |
6枠11番 | アポロノシンザン | 津村 | 57 | 1:20.4 | |
8枠16番 | ミスエルテ | 川田 | 54 | 1:20.5 | |
4枠8番 | エポワス | ボウマン | 57 | 1:20.9 | |
7枠15番 | トウショウピスト | 古川 | 57 | 1:21.2 | |
8枠18番 | シャイニングレイ | 北村友 | 57 | 1:21.2 |
結果:-600円
有馬記念がキタサンブラックの独壇場なら、中山大障害は歴史に残る2頭のマッチレース。レース後に「ナリタブライアンとマヤノトップガンみたい」と言う人がいたほどの名勝負を演じたのはやはりオジュウチョウサンとアップトゥデイトの2頭だった。
オジュウチョウサンを倒すには持ち味のスタミナを存分に生かす大逃げしかないと、道中は後続を3秒以上も突き放すとんでもない大逃げに打って出たアップトゥデイト。その作戦に応えてアップトゥデイトの脚色はなかなか鈍ることなく、後続の追随を許さない。
そんな後続馬群から抜け出してきたのは、やはりオジュウチョウサンただ1頭。向こう正面で後続馬群から抜け出し、徐々にアップトゥデイトとの差を詰めていく。ゴールに近づくにつれてじわりじわりとアップトゥデイトに詰め寄る。
しかしアップトゥデイトもさすがの実力で、4コーナーでもまだその差は5馬身以上。オジュウチョウサンの鞍上石神騎手が気迫溢れるフォームで外から追いすがるも、アップトゥデイト鞍上林騎手も懸命にムチを振るう。アップトゥデイトが粘るか、オジュウチョウサンが差し切るのか。手に汗握る、熱の入った2頭のマッチレース。
直線に入るとアップトゥデイトが最後の粘りを見せ、一度は詰まりかけたオジュウチョウサンとの差がなかなか縮まらない。このまま粘り切るか。そんな雰囲気も漂ったラスト100mあたりで、最後に意地を見せたのは王者オジュウチョウサン。最後の最後に、その末脚はさらにギアを上げたかのように一気に詰め寄ると、ゴール前約15mでついにアップトゥデイトを捕らえ、最後は半馬身の差を付けてオジュウチョウサンが1着でゴール。障害重賞8連勝、J・G1を2年連続完全制覇となる4連勝という、歴史に残る大記録を打ち立てた。
また、タイムは26年破られることのなかったレコードタイムを、1秒以上も更新。
来年も現役を続けるであろうオジュウチョウサンには、今後も日本競馬史に残る障害馬として、さらに記録を積み上げていくことを期待したい。
アップトゥデイトは持ち味のスタミナを存分に発揮しての2着。オジュウチョウサンとの名勝負を演じたこの馬にも、この日の中山競馬場では大きな拍手が送られた。これほど素晴らしいレースというのは、これまで100回以上競馬場で観戦をしてきたが初めてだった。
3着にはルペールノエル。鞍上高田騎手も、前の2頭が強すぎると話したように、2着とは大差を付けられていた。それでもなんとか3着を確保し、終わってみれば去年と同じ1、2、3着の結果となった。
4枠7番 | オジュウチョウサン | 石神 | 63 | ◎ | 4:36.1 |
4枠6番 | アップトゥデイト | 林 | 63 | ○ | 4:36.2 |
8枠15番 | ルペールノエル | 高田 | 63 | △ | 4:39.4 |
3枠4番 | シンキングダンサー | 金子 | 63 | 4:39.5 | |
5枠8番 | サンレイデューク | 難波 | 63 | △ | 4:39.7 |
3枠5番 | テイエムオペラドン | 中村 | 63 | 4:39.7 | |
7枠13番 | マイネルフィエスタ | 植野 | 63 | △ | 4:39.8 |
8枠14番 | クランモンタナ | 熊沢 | 63 | 4:41.1 | |
2枠3番 | スズカプレスト | 北沢 | 63 | ▲ | 4:41.2 |
5枠9番 | ミヤジタイガ | 小坂 | 63 | 4:41.4 | |
6枠10番 | ユウキビバワンダー | 佐久間 | 63 | 4:42.5 | |
1枠1番 | ウインヤード | 大江原 | 63 | 4:44.6 | |
2枠2番 | ビコーピリラニ | 田村 | 63 | 4:44.9 | |
6枠11番 | サムライフォンテン | 高野 | 63 | 4:45.0 | |
7枠12番 | クラシックマーク | 五十嵐 | 61 | 4:48.5 |
結果:三連複680円的中 +280円
2017年12月23日
有馬記念予想3&ギャラクシーS裏予想
キタサンブラックを軸に、穴っぽいところに印を回したつもりだが、どうせならもっと穴狙いに徹してみたい。引退レースとしてキタサンブラックが注目されているが、もう1頭引退するクイーンズリングも押さえてみる。やっぱりルメールというのは怖い。
あとは、有馬なのでたまには世相馬券を。今年最も話題になった出来事は何かと考えてもなかなか思いつかないが、天皇陛下の退位や、眞子さまの婚約と、皇族関係の出来事が話題になったような気がする。天皇は英語でエンペラー。フランス語ではアンプルールらしい。
シュヴァルグランやらスワーヴリチャードが来てしまっては間違いなくトリガミだろうから、思い切って買い目からは外す。
あと、キタサンブラックが馬券に絡まないパターンはなんとしても避けてもらいたい。
ワイド各100円 2-11 2-7 2-5 2-3 2-9
自信度★☆☆☆☆
最近勝ち切れてへんけどコウエイエンブレムが強いで。ハンデ57.5キロでも春に2着来とるから大丈夫や。
相手は前走戸崎が下手くそやったサトノファンタシーや。人気落ちてくれたらうれしいけどな。
◎コウエイエンブレム 2
○サトノファンタシー 4
ワイド1000円 2-4
結果:-1000円
最後の1ハロンが13秒3て飛ばし過ぎや。さすがのコウエイエンブレムでも無理やったな。
あとは、有馬なのでたまには世相馬券を。今年最も話題になった出来事は何かと考えてもなかなか思いつかないが、天皇陛下の退位や、眞子さまの婚約と、皇族関係の出来事が話題になったような気がする。天皇は英語でエンペラー。フランス語ではアンプルールらしい。
シュヴァルグランやらスワーヴリチャードが来てしまっては間違いなくトリガミだろうから、思い切って買い目からは外す。
あと、キタサンブラックが馬券に絡まないパターンはなんとしても避けてもらいたい。
1枠1番 | ヤマカツエース | 池添 | 57 | |
1枠2番 | キタサンブラック | 武 | 57 | ◎ |
2枠3番 | クイーンズリング | ルメール | 55 | △ |
2枠4番 | ブレスジャーニー | 三浦 | 55 | |
3枠5番 | トーセンビクトリー | 田辺 | 55 | ☆ |
3枠6番 | サトノクロニクル | 戸崎 | 57 | |
4枠7番 | シャケトラ | 福永 | 57 | ▲ |
4枠8番 | レインボーライン | 岩田 | 57 | |
5枠9番 | サクラアンプルール | 蛯名 | 57 | △ |
5枠10番 | シュヴァルグラン | ボウマン | 57 | |
6枠11番 | ルージュバック | 北村宏 | 55 | ○ |
6枠12番 | サトノクラウン | ムーア | 57 | |
7枠13番 | ミッキークイーン | 浜中 | 55 | |
7枠14番 | スワーヴリチャード | デムーロ | 55 | |
8枠15番 | カレンミロティック | 川田 | 57 | |
8枠16番 | サウンズオブアース | C.デムーロ | 57 |
ワイド各100円 2-11 2-7 2-5 2-3 2-9
自信度★☆☆☆☆
最近勝ち切れてへんけどコウエイエンブレムが強いで。ハンデ57.5キロでも春に2着来とるから大丈夫や。
相手は前走戸崎が下手くそやったサトノファンタシーや。人気落ちてくれたらうれしいけどな。
◎コウエイエンブレム 2
○サトノファンタシー 4
ワイド1000円 2-4
結果:-1000円
最後の1ハロンが13秒3て飛ばし過ぎや。さすがのコウエイエンブレムでも無理やったな。
2017年12月22日
阪神C予想&中山大障害&有馬記念予想2
3歳馬旋風は最後まで吹き続けるのか。狙うならサングレーザー、モズアスコット、レーヌミノルだろう。サングレーザーはこの距離のスワンSを勝ったとは言え、イン突きがはまった印象。内回りの阪神で後方一気の競馬が通用するかどうか怪しい。
古馬の筆頭は引退レースのイスラボニータだが、普通に考えれば最終年になんとしてもマイルCSを勝ちたかっただろうから、前走がピークでそこからの調子落ちは少しはあるのではないか。それに去年は2着だったが稍重の馬場だった。良馬場の1400mで今まで以上にスピードが必要なレースに対応できるかどうか。
他にはダンスディレクターくらいか。
アポロノシンザンがおそらく逃げるだろうが、前走はハンデ54キロでメンバーも弱かったことを考えるとここは狙いにくい。スタートダッシュで先手は取れると思うが、そこからトウショウピストあたりにしつこく絡まれる可能性もある。
シャイニングレイがもしかすると相当強いのではという気もするが、休み明けなので様子見。
リピーターレースの阪神Cだが、シュウジは今年の調子では狙えない。
外国人騎手ではボウマンの乗るエポワスはここでは力不足か。ムーアの乗るキャンベルジュニアはこの距離で実績が無いのが不安。良馬場でどれだけ巻き返せるか。
あとはここ2走安定して重賞でも結果を残しているビップライブリーだが、さすがに今回はメンバーが強力だろう。
ワイド各100円 5-6 5-7 2-5 5-12 6-7 2-6
自信度★★☆☆☆
中山GJの1、2、3着馬で決まってもおかしくないが、衰えてきているのか春の調子にはないというようなコメントをしているサンレイデュークは評価を下げる。
割って入るとすれば、去年のこのレース3着のルペールノエルと、1年の休養明け後の今年の成績が良いマイネルフィエスタあたりか。ただルペールノエルは中山GJでは5着で2走前には京都で落馬と、飛越の不安があり信用しきれない。マイネルフィエスタは休養後の調子が良いと言っても、休養前は3900mを超える長距離線で良い結果が残せていなかっただけかもしれないので、今回の距離には不安がある。
それよりはスズカプレストが気になる。末脚がそれほど切れるわけではないが、最後までしっかり脚を使ってくる印象で、距離が延びるのはプラス材料ではないか。
逆にいつも積極的な競馬で早め先頭から最後に差されて勝ちきれない競馬が続いているミヤジタイガは、距離が延びて最後に止ってしまうのではないか。実際、距離の長い京都HJでは直線に入る前に力尽きてしまっていた。
シンキングダンサーは中山では勝ちきれていないのが不安。
三連複各100円 3-6-7 6-7-13 6-7-15 6-7-8
自信度★★★☆☆
キタサンブラックの相手探しということにしたい。
対抗はルージュバック。キタサンブラックのかつての主戦北村宏司の意地を見てみたい。今年の漢字「北」も後押しする。馬の力で言えばオールカマーを勝って中山コースを問題なくこなしてしまったのだから、ここも特に不安はないだろう。気になることと言えば、G2はやたらと強いのになぜかG1になると全く通用しないこと。
それからシャケトラ。スピードのないタイプなので、日経賞勝ちが示すように東京よりも中山が合うのは確実だと思っている。天皇賞春は高速決着で大敗したが、タフな上がりのかかる勝負となった宝塚記念では先行して最後までよく健闘した。それほど実績の無い馬にもかかわらず秋は天皇賞秋、JC、有馬記念の3戦ということがかなり早い段階から決まっていたのも、2走を叩いて3走目の有馬記念で勝負する陣営の狙いがあったのではないか。
穴はトーセンビクトリー。3年前にトゥザワールドに対抗の印を打った時から変わらない。この血統は有馬で押さえずにはいられない。実力不足というのは明らかだが、距離延長がもしかするとはまって、一発何か起こるかもしれない。
サトノクラウン、シュヴァルグラン、スワーヴリチャードが押さえ。サトノクラウンは満を持してのムーア騎乗でかなり怖い。ただ、今の中山の乾燥したカチカチの馬場はこの馬に合うのかというのが不安。逆にシュヴァルグラン、スワーヴリチャードは中山適性はないと思っているので、無印にしてやろうかと思ったほど。
あとはJCの時も印を打ってしまったが、サウンズオブアースは本当に終わったのだろうか。気になって仕方がない。ただ、今回は大外枠なので捨てる材料が増えた。
人気しそうなミッキークイーンは末脚に賭けるようなレースをしそうなので、今の中山では厳しいだろう。
ヤマカツエースは去年4着だったものの枠に恵まれていた印象。本来は距離が長いはず。今年も枠には恵まれ1枠1番になったので、池添が上手く乗れば去年以上の結果があるかもしれないが、いまひとつ狙う気が起きない。
サクラアンプルールも距離が少し長いと見る。札幌や中山といった小回りコースで立ち回りの巧さと最後の瞬発力が際立つが、兄サクラメガワンダーも距離延長を不安視されていたし、ヤマカツエースと同じくキングカメハメハ産駒では2500mまで伸びるのはよくないと思う。
レインボーラインも、雨が得意なだけで長距離が得意というわけではないだろう。長距離が大丈夫なのであれば、去年のJCでもっとやれたはず。2000mや2200m程度で雨が降った時、つまり天皇賞秋がこの馬のベストの舞台だった。あれ以上の結果は望めない。
古馬の筆頭は引退レースのイスラボニータだが、普通に考えれば最終年になんとしてもマイルCSを勝ちたかっただろうから、前走がピークでそこからの調子落ちは少しはあるのではないか。それに去年は2着だったが稍重の馬場だった。良馬場の1400mで今まで以上にスピードが必要なレースに対応できるかどうか。
他にはダンスディレクターくらいか。
アポロノシンザンがおそらく逃げるだろうが、前走はハンデ54キロでメンバーも弱かったことを考えるとここは狙いにくい。スタートダッシュで先手は取れると思うが、そこからトウショウピストあたりにしつこく絡まれる可能性もある。
シャイニングレイがもしかすると相当強いのではという気もするが、休み明けなので様子見。
リピーターレースの阪神Cだが、シュウジは今年の調子では狙えない。
外国人騎手ではボウマンの乗るエポワスはここでは力不足か。ムーアの乗るキャンベルジュニアはこの距離で実績が無いのが不安。良馬場でどれだけ巻き返せるか。
あとはここ2走安定して重賞でも結果を残しているビップライブリーだが、さすがに今回はメンバーが強力だろう。
1枠1番 | ムーンクレスト | 藤岡佑 | 57 | |
1枠2番 | イスラボニータ | ルメール | 57 | △ |
2枠3番 | タガノブルグ | 酒井 | 57 | |
2枠4番 | オールザゴー | 中谷 | 56 | |
3枠5番 | レーヌミノル | 和田 | 54 | ◎ |
3枠6番 | キャンベルジュニア | ムーア | 57 | ○ |
4枠7番 | モズアスコット | C.デムーロ | 56 | ▲ |
4枠8番 | エポワス | ボウマン | 57 | |
5枠9番 | ビップライブリー | 大野 | 57 | |
5枠10番 | サングレーザー | 福永 | 56 | |
6枠11番 | アポロノシンザン | 津村 | 57 | |
6枠12番 | ダンスディレクター | 武 | 57 | △ |
7枠13番 | モーニン | 岩田 | 57 | |
7枠14番 | サンライズメジャー | 池添 | 57 | |
7枠15番 | トウショウピスト | 古川 | 57 | |
8枠16番 | ミスエルテ | 川田 | 54 | |
8枠17番 | シュウジ | 横山典 | 57 | |
8枠18番 | シャイニングレイ | 北村友 | 57 |
ワイド各100円 5-6 5-7 2-5 5-12 6-7 2-6
自信度★★☆☆☆
中山GJの1、2、3着馬で決まってもおかしくないが、衰えてきているのか春の調子にはないというようなコメントをしているサンレイデュークは評価を下げる。
割って入るとすれば、去年のこのレース3着のルペールノエルと、1年の休養明け後の今年の成績が良いマイネルフィエスタあたりか。ただルペールノエルは中山GJでは5着で2走前には京都で落馬と、飛越の不安があり信用しきれない。マイネルフィエスタは休養後の調子が良いと言っても、休養前は3900mを超える長距離線で良い結果が残せていなかっただけかもしれないので、今回の距離には不安がある。
それよりはスズカプレストが気になる。末脚がそれほど切れるわけではないが、最後までしっかり脚を使ってくる印象で、距離が延びるのはプラス材料ではないか。
逆にいつも積極的な競馬で早め先頭から最後に差されて勝ちきれない競馬が続いているミヤジタイガは、距離が延びて最後に止ってしまうのではないか。実際、距離の長い京都HJでは直線に入る前に力尽きてしまっていた。
シンキングダンサーは中山では勝ちきれていないのが不安。
1枠1番 | ウインヤード | 大江原 | 63 | |
2枠2番 | ビコーピリラニ | 田村 | 63 | |
2枠3番 | スズカプレスト | 北沢 | 63 | ▲ |
3枠4番 | シンキングダンサー | 金子 | 63 | |
3枠5番 | テイエムオペラドン | 中村 | 63 | |
4枠6番 | アップトゥデイト | 林 | 63 | ○ |
4枠7番 | オジュウチョウサン | 石神 | 63 | ◎ |
5枠8番 | サンレイデューク | 難波 | 63 | △ |
5枠9番 | ミヤジタイガ | 小坂 | 63 | |
6枠10番 | ユウキビバワンダー | 佐久間 | 63 | |
6枠11番 | サムライフォンテン | 高野 | 63 | |
7枠12番 | クラシックマーク | 五十嵐 | 61 | |
7枠13番 | マイネルフィエスタ | 植野 | 63 | △ |
8枠14番 | クランモンタナ | 熊沢 | 63 | |
8枠15番 | ルペールノエル | 高田 | 63 | △ |
三連複各100円 3-6-7 6-7-13 6-7-15 6-7-8
自信度★★★☆☆
キタサンブラックの相手探しということにしたい。
対抗はルージュバック。キタサンブラックのかつての主戦北村宏司の意地を見てみたい。今年の漢字「北」も後押しする。馬の力で言えばオールカマーを勝って中山コースを問題なくこなしてしまったのだから、ここも特に不安はないだろう。気になることと言えば、G2はやたらと強いのになぜかG1になると全く通用しないこと。
それからシャケトラ。スピードのないタイプなので、日経賞勝ちが示すように東京よりも中山が合うのは確実だと思っている。天皇賞春は高速決着で大敗したが、タフな上がりのかかる勝負となった宝塚記念では先行して最後までよく健闘した。それほど実績の無い馬にもかかわらず秋は天皇賞秋、JC、有馬記念の3戦ということがかなり早い段階から決まっていたのも、2走を叩いて3走目の有馬記念で勝負する陣営の狙いがあったのではないか。
穴はトーセンビクトリー。3年前にトゥザワールドに対抗の印を打った時から変わらない。この血統は有馬で押さえずにはいられない。実力不足というのは明らかだが、距離延長がもしかするとはまって、一発何か起こるかもしれない。
サトノクラウン、シュヴァルグラン、スワーヴリチャードが押さえ。サトノクラウンは満を持してのムーア騎乗でかなり怖い。ただ、今の中山の乾燥したカチカチの馬場はこの馬に合うのかというのが不安。逆にシュヴァルグラン、スワーヴリチャードは中山適性はないと思っているので、無印にしてやろうかと思ったほど。
あとはJCの時も印を打ってしまったが、サウンズオブアースは本当に終わったのだろうか。気になって仕方がない。ただ、今回は大外枠なので捨てる材料が増えた。
人気しそうなミッキークイーンは末脚に賭けるようなレースをしそうなので、今の中山では厳しいだろう。
ヤマカツエースは去年4着だったものの枠に恵まれていた印象。本来は距離が長いはず。今年も枠には恵まれ1枠1番になったので、池添が上手く乗れば去年以上の結果があるかもしれないが、いまひとつ狙う気が起きない。
サクラアンプルールも距離が少し長いと見る。札幌や中山といった小回りコースで立ち回りの巧さと最後の瞬発力が際立つが、兄サクラメガワンダーも距離延長を不安視されていたし、ヤマカツエースと同じくキングカメハメハ産駒では2500mまで伸びるのはよくないと思う。
レインボーラインも、雨が得意なだけで長距離が得意というわけではないだろう。長距離が大丈夫なのであれば、去年のJCでもっとやれたはず。2000mや2200m程度で雨が降った時、つまり天皇賞秋がこの馬のベストの舞台だった。あれ以上の結果は望めない。
1枠1番 | ヤマカツエース | 池添 | 57 | |
1枠2番 | キタサンブラック | 武 | 57 | ◎ |
2枠3番 | クイーンズリング | ルメール | 55 | |
2枠4番 | ブレスジャーニー | 三浦 | 55 | |
3枠5番 | トーセンビクトリー | 田辺 | 55 | ☆ |
3枠6番 | サトノクロニクル | 戸崎 | 57 | |
4枠7番 | シャケトラ | 福永 | 57 | ▲ |
4枠8番 | レインボーライン | 岩田 | 57 | |
5枠9番 | サクラアンプルール | 蛯名 | 57 | |
5枠10番 | シュヴァルグラン | ボウマン | 57 | △ |
6枠11番 | ルージュバック | 北村宏 | 55 | ○ |
6枠12番 | サトノクラウン | ムーア | 57 | △ |
7枠13番 | ミッキークイーン | 浜中 | 55 | |
7枠14番 | スワーヴリチャード | デムーロ | 55 | △ |
8枠15番 | カレンミロティック | 川田 | 57 | |
8枠16番 | サウンズオブアース | C.デムーロ | 57 |
2017年12月19日
有馬記念&中山大障害予想1
深い考え無しに、キタサンブラックでいいのではないか。
大きな馬なので狭い小回り中山がベストとは思えないが、それでも去年2着の力が示すとおり、力の違いでなんとかなるだろう。極端な中山巧者もいないので、これといった逆転候補筆頭もいない。
◎キタサンブラック
もっと深い考え無しに、本命はオジュウチョウサンしかいないだろう。
◎オジュウチョウサン
大きな馬なので狭い小回り中山がベストとは思えないが、それでも去年2着の力が示すとおり、力の違いでなんとかなるだろう。極端な中山巧者もいないので、これといった逆転候補筆頭もいない。
◎キタサンブラック
もっと深い考え無しに、本命はオジュウチョウサンしかいないだろう。
◎オジュウチョウサン
2017年12月18日
朝日杯FS&ターコイズS結果
ダノンプレミアムが、少しかかり気味に道中進んだものの、直線で楽々と突き抜けて完勝。力の違いを見せつけた。反応の良さ、抜け出す脚の鋭さ、その脚の持続力と今のところ抜きん出た存在。今後距離が延びてクラシックで戦えるのか、それともマイル戦で活躍するのか見物。
2着にはステルヴィオが最後に猛追。サウジアラビアロイヤルCのVTRを見ているかのようなレース内容で、この馬は距離が延びた方がいいのだろう。ロードカナロア産駒なので2400mのダービーで、とは言えないものの、天皇賞秋くらいで期待したいような感じがする。
3着にはタワーオブロンドン。最後はステルヴィオに捕まったように、ステルヴィオとは逆に距離が短い方がいいだろう。とは言っても3着は立派で、来年のNHKマイルCくらいならまだマイル戦でも十分勝負になるのではないか。そのあとは1200mが中心になるだろうか。
直線途中はタワーオブロンドンと一緒に好位から抜けてきたカシアスも、もしや3着があるかという勢いだったが、そこから失速。こちらも距離が長かったのだろう。
ダノンプレミアムの強さが際立ったレースで、もう1頭のダノンのダノンスマッシュは最後に良い脚で追い込んだが5着止まり。それでもスタートで出遅れて、ステルヴィオや4着のケイアイノーテックと同じ程度の脚色だったので、前目で運んでこれまでのような競馬ができていれば、3着はあったかもしれない。
結果:馬連550円的中 -50円
直線で詰まりながらも、前が開いた瞬間に突き抜けたミスパンテール。馬群を割って一気に突き抜ける瞬発力で、ミスパンテールが重賞初勝利。チューリップ賞でソウルスターリングの2着に来た実力馬。前走は51キロのハンデに恵まれただけだと思っていたが、53キロでも見事な差し切り。終わってみればまた3歳馬だった。
2着にはフロンテアクイーン。またしても勝ちきれなかったこの馬だが、逆に安定のレースぶりで軸にはしやすい。
3着はデンコウアンジュ。東京でしか狙えないと思っていたが、得意のマイル戦で中山でも最後は追い込んできた。
人気のラビットランは早めに動いて最後に止って4着。少し勝負を焦ったか、もうワンテンポ仕掛けが遅ければこれまでのような末脚で突き抜けていたかもしれない。ただ3歳で55キロのハンデでこれだけ走ったのだから、実力はこの馬が1番だろう。
もう1頭人気のワンブレスアウェイは出遅れて内に入れて前が詰まるひどい騎乗のオンパレード。重賞の戸崎は本当にアテにならない。
1着:ミスパンテール
2着:フロンテアクイーン ▲
3着:デンコウアンジュ
4着:ラビットラン ◎
5着:エテルナミノル
結果:複勝190円的中 -310円
2着にはステルヴィオが最後に猛追。サウジアラビアロイヤルCのVTRを見ているかのようなレース内容で、この馬は距離が延びた方がいいのだろう。ロードカナロア産駒なので2400mのダービーで、とは言えないものの、天皇賞秋くらいで期待したいような感じがする。
3着にはタワーオブロンドン。最後はステルヴィオに捕まったように、ステルヴィオとは逆に距離が短い方がいいだろう。とは言っても3着は立派で、来年のNHKマイルCくらいならまだマイル戦でも十分勝負になるのではないか。そのあとは1200mが中心になるだろうか。
直線途中はタワーオブロンドンと一緒に好位から抜けてきたカシアスも、もしや3着があるかという勢いだったが、そこから失速。こちらも距離が長かったのだろう。
ダノンプレミアムの強さが際立ったレースで、もう1頭のダノンのダノンスマッシュは最後に良い脚で追い込んだが5着止まり。それでもスタートで出遅れて、ステルヴィオや4着のケイアイノーテックと同じ程度の脚色だったので、前目で運んでこれまでのような競馬ができていれば、3着はあったかもしれない。
1枠1番 | ダノンプレミアム | 川田 | 55 | ◎ | 1:33.3 |
5枠10番 | ステルヴィオ | C.デムーロ | 55 | ○ | 1:33.9 |
2枠3番 | タワーオブロンドン | ルメール | 55 | 1:33.9 | |
3枠5番 | ケイアイノーテック | 幸 | 55 | 1:33.9 | |
6枠12番 | ダノンスマッシュ | 福永 | 55 | ▲ | 1:34.0 |
4枠8番 | ファストアプローチ | シュミノー | 55 | 1:34.0 | |
6枠11番 | カシアス | 浜中 | 55 | △ | 1:34.1 |
1枠2番 | フロンティア | 岩田 | 55 | 1:34.4 | |
7枠14番 | ダブルシャープ | 和田 | 55 | × | 1:34.4 |
3枠6番 | アサクサゲンキ | 武 | 55 | 1:34.8 | |
8枠15番 | ケイティクレバー | 小林 | 55 | 1:34.8 | |
2枠4番 | ライトオンキュー | 四位 | 55 | 1:35.0 | |
5枠9番 | ムスコローソ | 池添 | 55 | 1:35.1 | |
7枠13番 | アイアンクロー | 酒井 | 55 | 1:35.5 | |
4枠7番 | ヒシコスマー | 松山 | 55 | 1:35.7 | |
8枠16番 | イシマツ | 加藤 | 55 | 1:36.9 |
結果:馬連550円的中 -50円
直線で詰まりながらも、前が開いた瞬間に突き抜けたミスパンテール。馬群を割って一気に突き抜ける瞬発力で、ミスパンテールが重賞初勝利。チューリップ賞でソウルスターリングの2着に来た実力馬。前走は51キロのハンデに恵まれただけだと思っていたが、53キロでも見事な差し切り。終わってみればまた3歳馬だった。
2着にはフロンテアクイーン。またしても勝ちきれなかったこの馬だが、逆に安定のレースぶりで軸にはしやすい。
3着はデンコウアンジュ。東京でしか狙えないと思っていたが、得意のマイル戦で中山でも最後は追い込んできた。
人気のラビットランは早めに動いて最後に止って4着。少し勝負を焦ったか、もうワンテンポ仕掛けが遅ければこれまでのような末脚で突き抜けていたかもしれない。ただ3歳で55キロのハンデでこれだけ走ったのだから、実力はこの馬が1番だろう。
もう1頭人気のワンブレスアウェイは出遅れて内に入れて前が詰まるひどい騎乗のオンパレード。重賞の戸崎は本当にアテにならない。
1着:ミスパンテール
2着:フロンテアクイーン ▲
3着:デンコウアンジュ
4着:ラビットラン ◎
5着:エテルナミノル
結果:複勝190円的中 -310円
2017年12月16日
朝日杯FS予想3&ディセンバーS裏予想
印をつけた上位3頭だと思っているが、穴でダブルシャープに印をつけた。
もう1頭、京王杯2歳S組は距離延長が不安だと思っているが、カシアスを押さえる。前走は馬体重を大きく減らしての出走だったので、輸送もない今回は前走以上の状態になるのではないか。そして前走は直線でもコーナーでもフラフラしながら走っており、右回りに戻るのもプラス材料かもしれない。勝ったタワーオブロンドンを逆転できるほどかは分からないが、前走から大きくパフォーマンスを上げてくる可能性がありそうなのはこの馬ではないか。
馬券の買い方としては、カシアスが来るならスピードが要求されるような前残りと考えてダノン2頭と絡めて、ダブルシャープが来るならスタミナが必要な持久力勝負と考えてステルヴィオと絡める。
馬連各100円 1-10 1-12
三連複100円 1-10-12
ワイド各100円 1-11 11-12 10-14
自信度★★☆☆☆
グレーターロンドンはこんなとこ出てきて、結局オープンレベルっちゅうことか。休み明けハートレーも気になるけど、ここは勝たなあかんところやで。
けど本命はマイネルハニーや。ウインとマイネルの関係やからウインフルブルームと共倒れは考えられん。むしろ仲良く前残りのほうがありえそうやろ。
◎マイネルハニー 4
複勝700円 4
結果:複勝1190円的中 +490円
中山、また皐月賞の週みたいなカチカチのコンクリート馬場になっとるやろ。前残りがひどすぎるわ。そんなむちゃくちゃな中山らしいマイネル丼やしな。
もう1頭、京王杯2歳S組は距離延長が不安だと思っているが、カシアスを押さえる。前走は馬体重を大きく減らしての出走だったので、輸送もない今回は前走以上の状態になるのではないか。そして前走は直線でもコーナーでもフラフラしながら走っており、右回りに戻るのもプラス材料かもしれない。勝ったタワーオブロンドンを逆転できるほどかは分からないが、前走から大きくパフォーマンスを上げてくる可能性がありそうなのはこの馬ではないか。
馬券の買い方としては、カシアスが来るならスピードが要求されるような前残りと考えてダノン2頭と絡めて、ダブルシャープが来るならスタミナが必要な持久力勝負と考えてステルヴィオと絡める。
1枠1番 | ダノンプレミアム | 川田 | 55 | ◎ |
1枠2番 | フロンティア | 岩田 | 55 | |
2枠3番 | タワーオブロンドン | ルメール | 55 | |
2枠4番 | ライトオンキュー | 四位 | 55 | |
3枠5番 | ケイアイノーテック | 幸 | 55 | |
3枠6番 | アサクサゲンキ | 武 | 55 | |
4枠7番 | ヒシコスマー | 松山 | 55 | |
4枠8番 | ファストアプローチ | シュミノー | 55 | |
5枠9番 | ムスコローソ | 池添 | 55 | |
5枠10番 | ステルヴィオ | C.デムーロ | 55 | ○ |
6枠11番 | カシアス | 浜中 | 55 | △ |
6枠12番 | ダノンスマッシュ | 福永 | 55 | ▲ |
7枠13番 | アイアンクロー | 酒井 | 55 | |
7枠14番 | ダブルシャープ | 和田 | 55 | × |
8枠15番 | ケイティクレバー | 小林 | 55 | |
8枠16番 | イシマツ | 加藤 | 55 |
馬連各100円 1-10 1-12
三連複100円 1-10-12
ワイド各100円 1-11 11-12 10-14
自信度★★☆☆☆
グレーターロンドンはこんなとこ出てきて、結局オープンレベルっちゅうことか。休み明けハートレーも気になるけど、ここは勝たなあかんところやで。
けど本命はマイネルハニーや。ウインとマイネルの関係やからウインフルブルームと共倒れは考えられん。むしろ仲良く前残りのほうがありえそうやろ。
◎マイネルハニー 4
複勝700円 4
結果:複勝1190円的中 +490円
中山、また皐月賞の週みたいなカチカチのコンクリート馬場になっとるやろ。前残りがひどすぎるわ。そんなむちゃくちゃな中山らしいマイネル丼やしな。
2017年12月15日
ターコイズS予想&朝日杯FS予想2&タンザナイトS裏予想
ラビットランの力が抜けていると思うが、それにしても和田が不憫でならない。モズカッチャンに続いてこの馬まで乗り替わりになっているのだから。それともエテルナミノルの方を選んだということなのだろうか。
相手は中山マイルなので内枠から。ワンブレスアウェイ、オートクレール、フロンテアクイーン、サザナミ。
◎ラビットラン 12
○ワンブレスアウェイ 2
▲フロンテアクイーン 7
△オートクレール 3
△サザナミ 9
複勝各100円 12 2 7 3 9
自信度☆☆☆☆☆
ダノンプレミアムは力が上だと思うし、そのダノンプレミアムと前走枠の差がなければ良い勝負をしていたであろうステルヴィオも同じように怖い存在。
そして、距離延長は不安だが陣営が自信満々で仕上がりが抜群だというダノンスマッシュ。
タワーオブロンドンはずっと距離延長が不安視されており、人気を背負うことも考えれば狙う気が起きない。他の京王杯2歳S組、カシアスやアサクサゲンキも距離延長は不安で、ここも捨てる。
穴で押さえてみたいのはダブルシャープ。もっと時計のかかる馬場、タフな馬場の方が合いそうではあるが、中央に移籍しての変わり身に期待したい。
あと気になるのはフロンティアだが、前走があまりにあっけなく負けてしまったことと、新潟2歳Sで2着だったコーディエライトが阪神JFで良いところ無しだったのでこれも捨てる。
さっぱり分からんからデムーロや。
◎アドマイヤゴッド 14
複勝1000円 14
結果:-1000円
ミッキーラブソングとか過去の馬やろ。
相手は中山マイルなので内枠から。ワンブレスアウェイ、オートクレール、フロンテアクイーン、サザナミ。
◎ラビットラン 12
○ワンブレスアウェイ 2
▲フロンテアクイーン 7
△オートクレール 3
△サザナミ 9
複勝各100円 12 2 7 3 9
自信度☆☆☆☆☆
ダノンプレミアムは力が上だと思うし、そのダノンプレミアムと前走枠の差がなければ良い勝負をしていたであろうステルヴィオも同じように怖い存在。
そして、距離延長は不安だが陣営が自信満々で仕上がりが抜群だというダノンスマッシュ。
タワーオブロンドンはずっと距離延長が不安視されており、人気を背負うことも考えれば狙う気が起きない。他の京王杯2歳S組、カシアスやアサクサゲンキも距離延長は不安で、ここも捨てる。
穴で押さえてみたいのはダブルシャープ。もっと時計のかかる馬場、タフな馬場の方が合いそうではあるが、中央に移籍しての変わり身に期待したい。
あと気になるのはフロンティアだが、前走があまりにあっけなく負けてしまったことと、新潟2歳Sで2着だったコーディエライトが阪神JFで良いところ無しだったのでこれも捨てる。
1枠1番 | ダノンプレミアム | 川田 | 55 | ◎ |
1枠2番 | フロンティア | 岩田 | 55 | |
2枠3番 | タワーオブロンドン | ルメール | 55 | |
2枠4番 | ライトオンキュー | 四位 | 55 | |
3枠5番 | ケイアイノーテック | 幸 | 55 | |
3枠6番 | アサクサゲンキ | 武 | 55 | |
4枠7番 | ヒシコスマー | 松山 | 55 | |
4枠8番 | ファストアプローチ | シュミノー | 55 | |
5枠9番 | ムスコローソ | 池添 | 55 | |
5枠10番 | ステルヴィオ | C.デムーロ | 55 | ○ |
6枠11番 | カシアス | 浜中 | 55 | |
6枠12番 | ダノンスマッシュ | 福永 | 55 | ▲ |
7枠13番 | アイアンクロー | 酒井 | 55 | |
7枠14番 | ダブルシャープ | 和田 | 55 | × |
8枠15番 | ケイティクレバー | 小林 | 55 | |
8枠16番 | イシマツ | 加藤 | 55 |
さっぱり分からんからデムーロや。
◎アドマイヤゴッド 14
複勝1000円 14
結果:-1000円
ミッキーラブソングとか過去の馬やろ。
2017年12月14日
全日本2歳優駿&名古屋GP結果
これまでのレースの通りで、ここでは力が違った。
ルヴァンスレーヴが出遅れながらも快勝。上がりタイムも例年40秒近い上がりが出ている全日本2歳優駿で38秒2というのは相当早い。中央での圧倒的なパフォーマンス同様に、ここでもかなりのレベルの高さを見せて、3連勝で2歳ダート王者に輝いた。このパフォーマンスを見れば、来年のドバイ、アメリカ遠征の期待も出てきた。
2着にはドンフォルティス。4コーナーで内にヨレるような形になり接触してしまう大きな不利がありながらも3着とは3馬身差と、例年ならこの馬が楽勝していてもおかしくないほど高い能力を持っているだろう。そしてその不利から巻き返してルヴァンスレーヴに詰め寄った末脚を見ても、距離が延びても大丈夫そうだし直線が長い中央の競馬場でも問題なく活躍できそう。こちらも今後に期待したい。
3着争いはダークリパルサーやビッグスモーキーといった中央馬に割って入った船橋のハセノパイロ。今年の中央勢はレベルが高いと思っていたが、そこに割って入ったのだから能力は高そうだが、終始内ラチ沿いを回ってきたコーナーワークの巧さが小回りの川崎で活きたという印象。大井で同じように活躍できるかは疑問。
2番人気のハヤブサマカオーは10着と大敗。時計のかかる地方の馬場で距離も延びたのはこの馬には合っていなかったか。馬場状態は天気に左右されるのでどうしようもないが、今後は短距離路線での活躍に期待したい。
結果:馬連820円的中 +320円
後ろから行くはずのメイショウスミトモが、内枠の利もあり、またペースが落ち着いたことも味方してまさかの3番手からの競馬。こうなれば小回り名古屋への対応という不安材料も快勝され、何の問題なく差し切ってみせた。
2着には、メイショウスミトモよりも早めに動いたトップディーヴォ。しかしシリウスS同様に末脚の差は明らかで、力の差を見せつけられた形になったか。
3着には2番手からトップディーヴォに合わせて仕掛けたカツゲキキトキト。最後は突き放されてしまったが、しぶとく脚を伸ばすタイプなので、もっと早めに思い切った仕掛けをしていればどうなっていたかという気にはなる。
逃げたクリノスターオーはカツゲキキトキトとトップディーヴォが上がってきた時に何も抵抗できず離れた4着。今年に入って3着はあるものの馬券圏内を外すことも増えてきた。気性的な問題ではなく、衰えが見え始めているか。
オールブラッシュは今日も後ろからの競馬でそのまま何も見せ場なく5着。タガノディグオはさらに見せ場無く、古馬との力の差を感じる7着。
結果:ワイド620円的中 +220円
ルヴァンスレーヴが出遅れながらも快勝。上がりタイムも例年40秒近い上がりが出ている全日本2歳優駿で38秒2というのは相当早い。中央での圧倒的なパフォーマンス同様に、ここでもかなりのレベルの高さを見せて、3連勝で2歳ダート王者に輝いた。このパフォーマンスを見れば、来年のドバイ、アメリカ遠征の期待も出てきた。
2着にはドンフォルティス。4コーナーで内にヨレるような形になり接触してしまう大きな不利がありながらも3着とは3馬身差と、例年ならこの馬が楽勝していてもおかしくないほど高い能力を持っているだろう。そしてその不利から巻き返してルヴァンスレーヴに詰め寄った末脚を見ても、距離が延びても大丈夫そうだし直線が長い中央の競馬場でも問題なく活躍できそう。こちらも今後に期待したい。
3着争いはダークリパルサーやビッグスモーキーといった中央馬に割って入った船橋のハセノパイロ。今年の中央勢はレベルが高いと思っていたが、そこに割って入ったのだから能力は高そうだが、終始内ラチ沿いを回ってきたコーナーワークの巧さが小回りの川崎で活きたという印象。大井で同じように活躍できるかは疑問。
2番人気のハヤブサマカオーは10着と大敗。時計のかかる地方の馬場で距離も延びたのはこの馬には合っていなかったか。馬場状態は天気に左右されるのでどうしようもないが、今後は短距離路線での活躍に期待したい。
6枠9番 | ルヴァンスレーヴ | デムーロ | 55 | ◎ | 1:41.6 |
5枠8番 | ドンフォルティス | 武 | 55 | ○ | 1:41.8 |
7枠11番 | ハセノパイロ | 本田正 | 55 | 1:42.5 | |
3枠3番 | ダークリパルサー | 戸崎 | 55 | △ | 1:42.6 |
8枠14番 | ビッグスモーキー | 浜中 | 55 | × | 1:42.7 |
5枠7番 | リコーワルサー | 森泰 | 55 | 1:42.8 | |
4枠5番 | トーセンブル | 中野 | 55 | 1:43.1 | |
7枠12番 | サザンヴィグラス | 吉原 | 55 | 1:43.1 | |
3枠4番 | ハッピーグリン | 服部茂 | 55 | 1:43.5 | |
2枠2番 | ハヤブサマカオー | ルメール | 55 | △ | 1:43.7 |
1枠1番 | ドンビー | 和田譲 | 55 | 1:44.2 | |
4枠6番 | ソイカウボーイ | 御神本 | 55 | 1:44.4 | |
8枠13番 | ミスターバッハ | 石崎駿 | 55 | 1:44.6 | |
6枠10番 | ダモンデ | 高松 | 55 | 除外 |
結果:馬連820円的中 +320円
後ろから行くはずのメイショウスミトモが、内枠の利もあり、またペースが落ち着いたことも味方してまさかの3番手からの競馬。こうなれば小回り名古屋への対応という不安材料も快勝され、何の問題なく差し切ってみせた。
2着には、メイショウスミトモよりも早めに動いたトップディーヴォ。しかしシリウスS同様に末脚の差は明らかで、力の差を見せつけられた形になったか。
3着には2番手からトップディーヴォに合わせて仕掛けたカツゲキキトキト。最後は突き放されてしまったが、しぶとく脚を伸ばすタイプなので、もっと早めに思い切った仕掛けをしていればどうなっていたかという気にはなる。
逃げたクリノスターオーはカツゲキキトキトとトップディーヴォが上がってきた時に何も抵抗できず離れた4着。今年に入って3着はあるものの馬券圏内を外すことも増えてきた。気性的な問題ではなく、衰えが見え始めているか。
オールブラッシュは今日も後ろからの競馬でそのまま何も見せ場なく5着。タガノディグオはさらに見せ場無く、古馬との力の差を感じる7着。
1枠1番 | メイショウスミトモ | 古川 | 56 | ○ | 2:43.5 |
2枠2番 | トップディーヴォ | 横山典 | 56 | △ | 2:43.8 |
5枠5番 | カツゲキキトキト | 大畑 | 56 | ◎ | 2:44.1 |
3枠3番 | クリノスターオー | 幸 | 56 | ▲ | 2:44.8 |
8枠11番 | オールブラッシュ | ルメール | 58 | △ | 2:44.8 |
6枠8番 | ドラゴンエアル | 服部茂 | 56 | 2:45.4 | |
7枠9番 | タガノディグオ | 藤岡康 | 55 | 2:46.7 | |
7枠10番 | アサクサポイント | 岡部 | 56 | 2:47.3 | |
5枠6番 | トウシンイーグル | 東川 | 56 | 2:47.3 | |
6枠7番 | ブランニュー | 丸野 | 56 | 2:47.4 | |
8枠12番 | サクラビクトワール | 林謙 | 56 | 2:49.1 | |
4枠4番 | ストゥディウム | 吉原 | 56 | 2:52.9 |
結果:ワイド620円的中 +220円
2017年12月12日
全日本2歳優駿予想2&名古屋GP予想&朝日杯FS予想1
予想1ではハヤブサマカオーのほうを本命にしたが、前走の内容が平凡で、京都の不良馬場で勝った時ほどの強さはなかった。逃げ馬なので川崎のコースは合いそうだが、メンバーが強力なので同じように逃げても周りに絡まれるともろい可能性もある。本命は別にする。
もう1頭の交流重賞勝ち馬、ドンフォルティスは前走スタートで挟まれて後方からの競馬になりながらも、楽々と差し切った。ただ、川崎で差し馬というのは本命にしにくいところがある。
本命はルヴァンスレーヴ。中央で2戦とも持ったままの楽勝というのは、レベルが違うのではと思わせてくれる内容だった。
ダークリパルサーは前走直線で前が詰まっての勝利なので着差以上の強さがありそう。これも要注意。ただ、距離が延びるのは少しだけ不安。
ビッグスモーキーは前走レコード勝ちで、2着馬もなかなか強い馬なので新馬戦でルヴァンスレーヴにぶっちぎられた時からの成長があるかもしれない。
馬連200円 8-9
馬連各100円 2-9 3-9 9-14
自信度★★★☆☆
中央馬5頭を迎え撃つ地元のカツゲキキトキト。見応えのある勝負になりそうな気がする。
本命はそのカツゲキキトキト。去年3着、今年は白山大賞典でも2着と、交流重賞でもこのレベルなら十分に通用する。
相手はメイショウスミトモ。JRAの最長ダート重賞シリウスSを勝ち、3歳時には菊花賞に出走していたくらいなのだから、長距離が合うと見て問題ないだろう。あとは追い込み馬なので小回り名古屋をどうこなすか。
次にクリノスターオー。折り合って力を出し切れるなら、この程度の交流重賞はもっと勝っていてもおかしくない。それだけの力を持っている馬だと思っている。
他にトップディーヴォ、オールブラッシュあたり。
タガノディグオは白山大賞典の4着で古馬との壁を感じた。
ワイド各100円 1-5 3-5 2-5 5-11
自信度★★★☆☆
タワーオブロンドンとダノンスマッシュの2頭はマイル実績がなく、ダノンプレミアムかステルヴィオのサウジアラビアロイヤルC組に期待したい。
本命は素直にダノンプレミアム。勝負どころでの反応が良く、それでいて最後までしっかりした末脚がある。これといった弱点は見当たらないように思う。気になることと言えば、2戦とも稍重でしか走っていないということだが、それでもレコード勝ちしているしディープインパクト産駒なら良馬場が向かないとは思えない。
◎ダノンプレミアム
もう1頭の交流重賞勝ち馬、ドンフォルティスは前走スタートで挟まれて後方からの競馬になりながらも、楽々と差し切った。ただ、川崎で差し馬というのは本命にしにくいところがある。
本命はルヴァンスレーヴ。中央で2戦とも持ったままの楽勝というのは、レベルが違うのではと思わせてくれる内容だった。
ダークリパルサーは前走直線で前が詰まっての勝利なので着差以上の強さがありそう。これも要注意。ただ、距離が延びるのは少しだけ不安。
ビッグスモーキーは前走レコード勝ちで、2着馬もなかなか強い馬なので新馬戦でルヴァンスレーヴにぶっちぎられた時からの成長があるかもしれない。
1枠1番 | ドンビー | 和田譲 | 55 | |
2枠2番 | ハヤブサマカオー | ルメール | 55 | △ |
3枠3番 | ダークリパルサー | 戸崎 | 55 | △ |
3枠4番 | ハッピーグリン | 服部茂 | 55 | |
4枠5番 | トーセンブル | 中野 | 55 | |
4枠6番 | ソイカウボーイ | 御神本 | 55 | |
5枠7番 | リコーワルサー | 森泰 | 55 | |
5枠8番 | ドンフォルティス | 武 | 55 | ○ |
6枠9番 | ルヴァンスレーヴ | デムーロ | 55 | ◎ |
6枠10番 | ダモンデ | 高松 | 55 | |
7枠11番 | ハセノパイロ | 本田正 | 55 | |
7枠12番 | サザンヴィグラス | 吉原 | 55 | |
8枠13番 | ミスターバッハ | 石崎駿 | 55 | |
8枠14番 | ビッグスモーキー | 浜中 | 55 | × |
馬連200円 8-9
馬連各100円 2-9 3-9 9-14
自信度★★★☆☆
中央馬5頭を迎え撃つ地元のカツゲキキトキト。見応えのある勝負になりそうな気がする。
本命はそのカツゲキキトキト。去年3着、今年は白山大賞典でも2着と、交流重賞でもこのレベルなら十分に通用する。
相手はメイショウスミトモ。JRAの最長ダート重賞シリウスSを勝ち、3歳時には菊花賞に出走していたくらいなのだから、長距離が合うと見て問題ないだろう。あとは追い込み馬なので小回り名古屋をどうこなすか。
次にクリノスターオー。折り合って力を出し切れるなら、この程度の交流重賞はもっと勝っていてもおかしくない。それだけの力を持っている馬だと思っている。
他にトップディーヴォ、オールブラッシュあたり。
タガノディグオは白山大賞典の4着で古馬との壁を感じた。
1枠1番 | メイショウスミトモ | 古川 | 56 | ○ |
2枠2番 | トップディーヴォ | 横山典 | 56 | △ |
3枠3番 | クリノスターオー | 幸 | 56 | ▲ |
4枠4番 | ストゥディウム | 吉原 | 56 | |
5枠5番 | カツゲキキトキト | 大畑 | 56 | ◎ |
5枠6番 | トウシンイーグル | 東川 | 56 | |
6枠7番 | ブランニュー | 丸野 | 56 | |
6枠8番 | ドラゴンエアル | 服部茂 | 56 | |
7枠9番 | タガノディグオ | 藤岡康 | 55 | |
7枠10番 | アサクサポイント | 岡部 | 56 | |
8枠11番 | オールブラッシュ | ルメール | 58 | △ |
8枠12番 | サクラビクトワール | 林謙 | 56 |
ワイド各100円 1-5 3-5 2-5 5-11
自信度★★★☆☆
タワーオブロンドンとダノンスマッシュの2頭はマイル実績がなく、ダノンプレミアムかステルヴィオのサウジアラビアロイヤルC組に期待したい。
本命は素直にダノンプレミアム。勝負どころでの反応が良く、それでいて最後までしっかりした末脚がある。これといった弱点は見当たらないように思う。気になることと言えば、2戦とも稍重でしか走っていないということだが、それでもレコード勝ちしているしディープインパクト産駒なら良馬場が向かないとは思えない。
◎ダノンプレミアム
2017年12月11日
阪神JF&カペラS&中日新聞杯&香港国際競走結果
外枠、人気馬のルメールが折り合いを欠いて人気を裏切るのは、エリザベス女王杯のヴィブロスの再現のようだった。ロックディスタウンが馬群の外を回り折り合いを欠き、直線に向いた瞬間は先頭に立つ脚を見せたが、そこからが伸びない。そこを外から鋭い末脚で差し切ったのはラッキーライラック。ここ2戦と変わらない反応の良さ、末脚の切れを見せ、3連勝でG1制覇を決めた。オルフェーヴル産駒は初年度にしていきなりのG1制覇となった。鞍上石橋脩はビートブラック以来のG1制覇。堀厩舎に気に入られているだけだと思っていたが、ドゥラメンテにも乗っていたことがあるように、サンデーレーシングにも気に入られているようで、それが今年の成績上昇に繋がっているのだろう。ただ、今週は有力騎手が多く香港に行っていたので、来年以降もこの馬に石橋が乗れるのかは今から不安しかない。
2着にもサンデーレーシングのリリーノーブル。こちらもこの2戦と変わらない末脚を見せたが、ここは勝ち馬が強かった。
3着にはマウレア。ここ2走同様に立ち回りの上手さが見えた。強烈な末脚はないが競馬巧者な印象を受けた。
4着のトーセンブレスは新馬で見せたようなものすごい末脚を繰り出したが、位置取りが後ろすぎた。マウレアとは違い後方待機で直線一気のような雑な競馬しかできないようだと、今後苦しむことになりそう。ただ末脚はトップクラスの馬というのはここでも示せた。
ソシアルクラブは期待ほどの末脚を発揮できなかった。新馬は強かったものの相手が強くなると通用しないのかもしれない。今後も血統的に過剰人気しそうなのであまり信用できない。
結果:-500円
中山1200ダートらしく、思い切ってハナを奪った馬はロスなく内を回るおかげで直線で粘るが、中途半端に先行した馬は先行争いで脚を使ってしまっており、逃げ馬を捕らえるほどの脚はなく、最後は切れる脚の使える差し馬が一気に襲いかかる展開に。そして、スタートが芝なので外枠有利の定石通りに差してきたのは外の2頭。
勝ったのは3歳馬ディオスコリダー。カネヒキリ産駒ながらも1200m専門で使われてきていた通りに、この距離のスペシャリストなのかもしれない。2着にはスノードラゴン。9歳でも未だに、芝ダート不問の末脚は健在。この2頭の8枠決着となった。
3着にブルドッグボス。これだけ走れるのになぜ地方に移籍したのだろうか。むしろ中央にいた時より強くなっているような気がするほど。これが浦和リーディング、小久保厩舎の実力なのだろうか。
同じ追い込みで期待していたニットウスバルは5着。枠が外ならこの馬が差して来ていたかもしれないし、まだ見限るのは早計か。
逃げたドラゴンゲートは4着。中途半端な競馬をせず、ハナを奪いきってしまえばなかなかしぶとい馬なのだろう。
人気だったブルミラコロは前走不良馬場で勝っただけで、重馬場巧者なのだろう。良馬場のここでは10着と大敗。
1着:ディオスコリダー
2着:スノードラゴン
3着:ブルドッグボス ○
4着:ドラゴンゲート
5着:ニットウスバル ◎
結果:-400円
3、4コーナーから早めに外から上がっていったメートルダールが直線でも長く脚を使い、逃げるロードヴァンドールを捕らえて重賞初制覇。ゼンノロブロイ産駒らしく、平坦新潟から坂のある中京に変わってその真価を発揮した。
2着にはミッキーロケット。やはり距離が短いようで、メートルダールが外から上がってきたのを見て同じように仕掛けていくものの全く反応せず。しかしメートルダールに交わされてからのラスト100mあたりでようやくエンジンがかかり、最後は末脚を伸ばして来た。最後まで脚色は劣らなかっただけに、2400mあたりがベストだろう。
逆にメートルダールを追うように上がっていったマウントロブソンは直線半ばで失速して6着。スプリングSを勝った頃から印象は変わらず、そこまで長く脚を使うタイプではなさそうだし、距離も2000mはギリギリではないか。
逃げて粘ったロードヴァンドールは3着。金鯱賞2着の実績もあり、このコースは得意なのだろう。
こんなローカルのハンデG3でまさかの上位3頭が予想の順番通りとなった。今年3回目、通算39回目。
1着:メートルダール ◎
2着:ミッキーロケット ○
3着:ロードヴァンドール ▲
4着:ショウナンバッハ
5着:マキシマムドパリ
結果:ワイド1640円的中 +1240円
基本的には馬場がいいので内枠先行馬有利なシャティン。それに加えてスローペースで楽な逃げに持ち込めたタイムワープが完勝。2着にはワーザーが中団から追い込み香港馬のワンツー。日本馬の3連覇とはならなかった。
期待のネオリアリズムは折り合いを欠いて直線で失速。ワーザーには春のクイーンエリザベス2世Cで勝ったものの、あの時はモレイラの神騎乗のおかげでもあった。今回は同じモレイラでも制御しきれなかった。
ステファノスは去年の3着に続いて今年は4着と、安定感は抜群だが、同じような位置から2着に追い込んだワーザーとは力の差と認めるしかないだろう。
スマートレイアーは2番手から進むも5着。展開は味方してもこの結果は単純に力不足だろう。さすがに牡馬相手では厳しかった。
レーティング1位のドーヴィルは11着。ヨーロッパの馬なので香港は馬場適性がなかったか。
1着:タイムワープ △
2着:ワーザー ◎
3着:ネオリアリズム ○
4着:ステファノス ▲
5着:スマートレイアー
結果:ワイド520円的中 +120円
香港マイルも逃げ切り勝ち。前哨戦では負けていたビューティージェネレーションが制した。
2着はレーティング最下位のウエスタンエクスプレスが入り大波乱。
3着になんとか人気の一角ヘレンパラゴンが入ったが、去年の覇者ビューティーオンリーは差し届かず7着に沈んだ。香港は夏が休みなので秋から新シーズンとなるが、今シーズンは結果が残せておらず昨シーズンの成績に引きずられてはいけなかった。
やはりマイルは香港勢が上位を独占。香港以外ではランカスターボンバーの5着が最先着だった。
サトノアラジンは引退レースで11着と、有終の美を飾れず。後方からのレースはいつも通りで、今回は4コーナーでものすごいまくりを見せたが、もしそれで好勝負ができるような馬ならもっと活躍してこれただろう。直線ではすでに力を使い果たしてしまっていた。
1着:ビューティージェネレーション
2着:ウエスタンエクスプレス
3着:ヘレンパラゴン ○
4着:シーズンズブルーム △
5着:ランカスターボンバー ▲
結果:-400円
スプリント戦はもちろん香港の上位独占。出遅れたレッツゴードンキの6着が香港以外では最先着。ただ、香港の強豪相手にスタートからハナを切ったワンスインナムーンの積極さは、結果はブービーでも評価したい。
勝ったのはミスタースタニング。充実している今期、3連勝で一気にスプリント界の頂点に上り詰めた。
2着がディービーピン、3着がブリザードと、2強のもう1頭ラッキーバブルズを抑え込んだ。
1着:ミスタースタニング ◎
2着:ディービーピン
3着:ブリザード
4着:ラッキーバブルズ ○
5着:アメージングキッス ▲
結果:-400円
引退レースのハイランドリールが、その世界で活躍してきた強さを見せつけ、有終の美を飾った。
2番手追走から早めに動いて逃げ馬と2頭で後続に差を付けて行く。直線では後続が差を縮めてきて、タリスマニックとトーセンバジルに並びかけられてしまい、そのまま失速するのかと思われた。しかしハイランドリールはそこから再加速。並びかけて来た2頭を一瞬で置き去りにする、まさに逃げて差す競馬で完勝。去年サトノクラウンに負けたのが信じられないような強さを見せて、2年ぶりに香港ヴァーズを制覇した。
2着もヨーロッパのタリスマニック。
3着にはトーセンバジル。京都大賞典ほどではないが好位からの競馬で、これが板に付けば今後も安定して長距離戦線での活躍が期待できそう。
期待されたキセキはスローペースの流れの中、スタートが悪く最後方待機。向こう正面あたりから徐々に位置取りを上げて行ったものの、直線での脚は残っておらず9着に沈んだ。ただ、レース後に跛行していたようで、力負けではないようなので、しっかり調子を戻してもらって、来年以降の活躍を見たい。
やはり香港ヴァーズは他のレースと違って、地元香港勢は全く通用せず、最先着はゴールドマウントの5着。
1着:ハイランドリール ◎
2着:タリスマニック ▲
3着:トーセンバジル △
4着:ケミカルチャージ
5着:ゴールドマウント
結果:馬連420円的中 -80円
2着にもサンデーレーシングのリリーノーブル。こちらもこの2戦と変わらない末脚を見せたが、ここは勝ち馬が強かった。
3着にはマウレア。ここ2走同様に立ち回りの上手さが見えた。強烈な末脚はないが競馬巧者な印象を受けた。
4着のトーセンブレスは新馬で見せたようなものすごい末脚を繰り出したが、位置取りが後ろすぎた。マウレアとは違い後方待機で直線一気のような雑な競馬しかできないようだと、今後苦しむことになりそう。ただ末脚はトップクラスの馬というのはここでも示せた。
ソシアルクラブは期待ほどの末脚を発揮できなかった。新馬は強かったものの相手が強くなると通用しないのかもしれない。今後も血統的に過剰人気しそうなのであまり信用できない。
6枠11番 | ラッキーライラック | 石橋 | 54 | ▲ | 1:34.3 |
4枠7番 | リリーノーブル | 川田 | 54 | △ | 1:34.4 |
2枠4番 | マウレア | 戸崎 | 54 | 1:34.5 | |
4枠8番 | トーセンブレス | 柴田善 | 54 | △ | 1:34.9 |
8枠16番 | モルトアレグロ | 吉田隼 | 54 | 1:35.0 | |
1枠2番 | ラテュロス | 北村友 | 54 | 1:35.2 | |
2枠3番 | グリエルマ | 小牧 | 54 | 1:35.2 | |
6枠12番 | ソシアルクラブ | 福永 | 54 | △ | 1:35.3 |
8枠18番 | ロックディスタウン | ルメール | 54 | ◎ | 1:35.4 |
3枠6番 | マドモアゼル | 松田 | 54 | 1:35.5 | |
7枠14番 | ノーブルアース | 鮫島良 | 54 | 1:35.5 | |
7枠13番 | トーセンアンバー | 横山和 | 54 | 1:35.6 | |
8枠17番 | コーディエライト | 和田 | 54 | ○ | 1:35.8 |
1枠1番 | サヤカチャン | 松岡 | 54 | 1:35.8 | |
5枠9番 | レグルドール | 高倉 | 54 | 1:36.0 | |
5枠10番 | ハイヒール | 藤岡佑 | 54 | 1:36.0 | |
3枠5番 | ラスエモーショネス | 幸 | 54 | 1:36.2 | |
7枠15番 | ナディア | 四位 | 54 | 1:36.5 |
結果:-500円
中山1200ダートらしく、思い切ってハナを奪った馬はロスなく内を回るおかげで直線で粘るが、中途半端に先行した馬は先行争いで脚を使ってしまっており、逃げ馬を捕らえるほどの脚はなく、最後は切れる脚の使える差し馬が一気に襲いかかる展開に。そして、スタートが芝なので外枠有利の定石通りに差してきたのは外の2頭。
勝ったのは3歳馬ディオスコリダー。カネヒキリ産駒ながらも1200m専門で使われてきていた通りに、この距離のスペシャリストなのかもしれない。2着にはスノードラゴン。9歳でも未だに、芝ダート不問の末脚は健在。この2頭の8枠決着となった。
3着にブルドッグボス。これだけ走れるのになぜ地方に移籍したのだろうか。むしろ中央にいた時より強くなっているような気がするほど。これが浦和リーディング、小久保厩舎の実力なのだろうか。
同じ追い込みで期待していたニットウスバルは5着。枠が外ならこの馬が差して来ていたかもしれないし、まだ見限るのは早計か。
逃げたドラゴンゲートは4着。中途半端な競馬をせず、ハナを奪いきってしまえばなかなかしぶとい馬なのだろう。
人気だったブルミラコロは前走不良馬場で勝っただけで、重馬場巧者なのだろう。良馬場のここでは10着と大敗。
1着:ディオスコリダー
2着:スノードラゴン
3着:ブルドッグボス ○
4着:ドラゴンゲート
5着:ニットウスバル ◎
結果:-400円
3、4コーナーから早めに外から上がっていったメートルダールが直線でも長く脚を使い、逃げるロードヴァンドールを捕らえて重賞初制覇。ゼンノロブロイ産駒らしく、平坦新潟から坂のある中京に変わってその真価を発揮した。
2着にはミッキーロケット。やはり距離が短いようで、メートルダールが外から上がってきたのを見て同じように仕掛けていくものの全く反応せず。しかしメートルダールに交わされてからのラスト100mあたりでようやくエンジンがかかり、最後は末脚を伸ばして来た。最後まで脚色は劣らなかっただけに、2400mあたりがベストだろう。
逆にメートルダールを追うように上がっていったマウントロブソンは直線半ばで失速して6着。スプリングSを勝った頃から印象は変わらず、そこまで長く脚を使うタイプではなさそうだし、距離も2000mはギリギリではないか。
逃げて粘ったロードヴァンドールは3着。金鯱賞2着の実績もあり、このコースは得意なのだろう。
こんなローカルのハンデG3でまさかの上位3頭が予想の順番通りとなった。今年3回目、通算39回目。
1着:メートルダール ◎
2着:ミッキーロケット ○
3着:ロードヴァンドール ▲
4着:ショウナンバッハ
5着:マキシマムドパリ
結果:ワイド1640円的中 +1240円
基本的には馬場がいいので内枠先行馬有利なシャティン。それに加えてスローペースで楽な逃げに持ち込めたタイムワープが完勝。2着にはワーザーが中団から追い込み香港馬のワンツー。日本馬の3連覇とはならなかった。
期待のネオリアリズムは折り合いを欠いて直線で失速。ワーザーには春のクイーンエリザベス2世Cで勝ったものの、あの時はモレイラの神騎乗のおかげでもあった。今回は同じモレイラでも制御しきれなかった。
ステファノスは去年の3着に続いて今年は4着と、安定感は抜群だが、同じような位置から2着に追い込んだワーザーとは力の差と認めるしかないだろう。
スマートレイアーは2番手から進むも5着。展開は味方してもこの結果は単純に力不足だろう。さすがに牡馬相手では厳しかった。
レーティング1位のドーヴィルは11着。ヨーロッパの馬なので香港は馬場適性がなかったか。
1着:タイムワープ △
2着:ワーザー ◎
3着:ネオリアリズム ○
4着:ステファノス ▲
5着:スマートレイアー
結果:ワイド520円的中 +120円
香港マイルも逃げ切り勝ち。前哨戦では負けていたビューティージェネレーションが制した。
2着はレーティング最下位のウエスタンエクスプレスが入り大波乱。
3着になんとか人気の一角ヘレンパラゴンが入ったが、去年の覇者ビューティーオンリーは差し届かず7着に沈んだ。香港は夏が休みなので秋から新シーズンとなるが、今シーズンは結果が残せておらず昨シーズンの成績に引きずられてはいけなかった。
やはりマイルは香港勢が上位を独占。香港以外ではランカスターボンバーの5着が最先着だった。
サトノアラジンは引退レースで11着と、有終の美を飾れず。後方からのレースはいつも通りで、今回は4コーナーでものすごいまくりを見せたが、もしそれで好勝負ができるような馬ならもっと活躍してこれただろう。直線ではすでに力を使い果たしてしまっていた。
1着:ビューティージェネレーション
2着:ウエスタンエクスプレス
3着:ヘレンパラゴン ○
4着:シーズンズブルーム △
5着:ランカスターボンバー ▲
結果:-400円
スプリント戦はもちろん香港の上位独占。出遅れたレッツゴードンキの6着が香港以外では最先着。ただ、香港の強豪相手にスタートからハナを切ったワンスインナムーンの積極さは、結果はブービーでも評価したい。
勝ったのはミスタースタニング。充実している今期、3連勝で一気にスプリント界の頂点に上り詰めた。
2着がディービーピン、3着がブリザードと、2強のもう1頭ラッキーバブルズを抑え込んだ。
1着:ミスタースタニング ◎
2着:ディービーピン
3着:ブリザード
4着:ラッキーバブルズ ○
5着:アメージングキッス ▲
結果:-400円
引退レースのハイランドリールが、その世界で活躍してきた強さを見せつけ、有終の美を飾った。
2番手追走から早めに動いて逃げ馬と2頭で後続に差を付けて行く。直線では後続が差を縮めてきて、タリスマニックとトーセンバジルに並びかけられてしまい、そのまま失速するのかと思われた。しかしハイランドリールはそこから再加速。並びかけて来た2頭を一瞬で置き去りにする、まさに逃げて差す競馬で完勝。去年サトノクラウンに負けたのが信じられないような強さを見せて、2年ぶりに香港ヴァーズを制覇した。
2着もヨーロッパのタリスマニック。
3着にはトーセンバジル。京都大賞典ほどではないが好位からの競馬で、これが板に付けば今後も安定して長距離戦線での活躍が期待できそう。
期待されたキセキはスローペースの流れの中、スタートが悪く最後方待機。向こう正面あたりから徐々に位置取りを上げて行ったものの、直線での脚は残っておらず9着に沈んだ。ただ、レース後に跛行していたようで、力負けではないようなので、しっかり調子を戻してもらって、来年以降の活躍を見たい。
やはり香港ヴァーズは他のレースと違って、地元香港勢は全く通用せず、最先着はゴールドマウントの5着。
1着:ハイランドリール ◎
2着:タリスマニック ▲
3着:トーセンバジル △
4着:ケミカルチャージ
5着:ゴールドマウント
結果:馬連420円的中 -80円
2017年12月10日
全日本2歳優駿予想1
地方で強そうなのはリコーワルサーあたりだと思うが、ブラックタイド産駒でダートというのは疑問。
今年は中央馬が強そうなのでそのまま狙う。
本命はハヤブサマカオー。対抗はドンフォルティス。この地方交流重賞勝ちの2頭に、中央で2戦とも楽勝のルヴァンスレーヴ。この3頭が中心だろう。
あとは2連勝しているダークリパルサーとビッグスモーキー。ビッグスモーキーは大外枠ということで少し割引か。新馬ではルヴァンスレーヴに大敗しているのも狙いにくい。
今年は中央馬が強そうなのでそのまま狙う。
本命はハヤブサマカオー。対抗はドンフォルティス。この地方交流重賞勝ちの2頭に、中央で2戦とも楽勝のルヴァンスレーヴ。この3頭が中心だろう。
あとは2連勝しているダークリパルサーとビッグスモーキー。ビッグスモーキーは大外枠ということで少し割引か。新馬ではルヴァンスレーヴに大敗しているのも狙いにくい。
1枠1番 | ドンビー | 和田譲 | 55 | |
2枠2番 | ハヤブサマカオー | ルメール | 55 | ◎ |
3枠3番 | ダークリパルサー | 戸崎 | 55 | △ |
3枠4番 | ハッピーグリン | 服部茂 | 55 | |
4枠5番 | トーセンブル | 中野 | 55 | |
4枠6番 | ソイカウボーイ | 御神本 | 55 | |
5枠7番 | リコーワルサー | 森泰 | 55 | |
5枠8番 | ドンフォルティス | 武 | 55 | ○ |
6枠9番 | ルヴァンスレーヴ | デムーロ | 55 | ▲ |
6枠10番 | ダモンデ | 高松 | 55 | |
7枠11番 | ハセノパイロ | 本田正 | 55 | |
7枠12番 | サザンヴィグラス | 吉原 | 55 | |
8枠13番 | ミスターバッハ | 石崎駿 | 55 | |
8枠14番 | ビッグスモーキー | 浜中 | 55 | × |
2017年12月09日
阪神JF予想3&カペラS&香港国際競走予想
穴で面白そうなのはトーセンアンバー。大外を回して最後方から追い込むような雑な競馬しかしていないが、はまればディープインパクト産駒らしい、他の馬にはない瞬発力で追い込んでくるのではないかという期待はある。ただ、鞍上横山和生で買えない。
あと、気に入らないから戸崎も捨てる。レース内容の割りに人気しすぎている気がする。
そろそろ今年好調の鞍上和田が、テイエムオペラオー以来の中央G1をという期待もしているが、枠が外すぎるだろうか。
ワイド各100円 17-18 11-18 12-18 7-18 8-18
自信度★★☆☆☆
地方に移籍したブルドッグボスが、地方所属として今度は中央で出走。使い詰めなことは気になるが、JBCスプリントの成績を考えればここでは力が上だし、中山1200mは成績も良い。
中山実績で言えばショコラブランは押さえておきたい。小回り地方で差し切れない競馬が続いているが、ハイペースになる中山1200mなら差し切る場面があってもおかしくない。
ただ、末脚で考えると前走京都でコウエイエンブレムを差し切ったニットウスバルに期待したい。中山1200mでも2勝しているのでコースも問題ない。
他には前走ニットウスバルに勝っているブルミラコロ、そして去年の覇者ノボバカラ。
去年3着のコーリンベリーは今年の様子では狙えない。休み明け3走目で本調子に戻っていれば、チャンスがあるかもしれないが、それでも去年3着を上回ることはないと見る。
韓国G1を勝ったグレイスフルリープは中央に戻れば今まで通り力不足だろう。
交流重賞勝ちのサイタスリーレッドは1400mのほうが向いていそう。
3歳馬だがドバイゴールデンシャヒーンに挑戦するなど1200mのスペシャリストになろうとしているディオスコリダーは調教がいまひとつだったようなので様子見。カネヒキリ産駒で1200mというのも判断に困るところ。
◎ニットウスバル 4
○ブルドッグボス 8
▲ブルミラコロ 14
△ノボバカラ 7
△ショコラブラン 6
ワイド各100円 4-8 4-14 4-7 4-6
自信度★☆☆☆☆
香港カップの本命はネオリアリズムといいたいところだが、天皇賞秋で大敗しており、調整が上手くいっているのか不安がある。
ではステファノスはというと、去年も中途半端な結果に終わり、勝ちきれない善戦マンの様子は香港でも変わらない。それに休み明けは走らないこの馬が、今年はオールカマーからそれなりに仕上げてきており、逆に休み明け3戦目となるとおつりが残っていない可能性がある。
引退レースのスマートレイアーは武豊がエリザベス女王杯で騎乗できなかった分も含めて燃えているだろうが、京都大賞典のレース運びが完璧すぎてそれ以上の好走はここでは考えられない。
海外勢では、アイルランドのドーヴィル、イギリスのポエッツワードと、香港のワーザー、シークレットウェポン、タイムワープあたりが注目どころだろうか。最近の調子の悪さからシークレットウェポンは買えない。そして香港カップは内枠有利なコース形態なので、大外に入ったポエッツワードは捨ててしまう。ヨーロッパと比べて軽い香港の芝も不安。
本命は地元香港の最有力、ワーザー。
◎ワーザー 4
○ネオリアリズム 2
▲ステファノス 5
△ドーヴィル 1
△タイムワープ 9
ワイド各100円 2-4 4-5 1-4 4-9
自信度★★☆☆☆
香港マイルは引退レースのサトノアラジンが出走する。ボウマンがシュヴァルグランのような見事な騎乗をできるかどうか。ただやはり香港は短距離の層が厚いのでここは捨てる。
去年の覇者ビューティーオンリーと2着のヘレンパラゴン。この2頭が中心だろう。あとはこの2頭に前哨戦で勝ったシーズンズブルーム。ただ前走は斤量が2.5キロも軽かったので今回は押さえまで。
ビューティーオンリーとヘレンパラゴンに2走前勝っているビューティジェネレーションは、斤量差が6.5キロもあった。これも厳しいだろう。
レーティング3位のコンテントメントは春のチャンピオンズマイルを勝って評価が高いものの、このレースは勝ちタイムが1分35秒2というスローペースを逃げて粘っただけで展開に恵まれていた。去年のこのレースは4着だったし、普通なら実力不足だろう。
それなら穴でアイルランドのランカスターボンバー。BCマイル2着からのローテーションで、鞍上がR.ムーアというのは押さえておく必要があるか。
◎ビューティーオンリー 1
○ヘレンパラゴン 2
▲ランカスターボンバー 13
△シーズンズブルーム 7
ワイド各100円 1-2 1-13 1-7 2-13
自信度★☆☆☆☆
香港スプリントは今年も香港馬の独壇場だろう。
ミスタースタニング、ラッキーバブルズ。2走前のプレミアボウルでワンツーを決めたこの2頭が抜けているのではないか。前走の香港ジョッキークラブスプリントではミスタースタニングは連勝しており、ラッキーバブルズは大敗したが直線で前が詰まったうえに2.5キロ重い斤量だった。
3番手にアメージングキッス。プレミアボウルでこの2頭に続く3着、前走香港ジョッキークラブスプリントでは直線で前が詰まりながら2着と、順当に3番手の実力があると見ている。
ペニアフォビア、ザウィザードオブオズあたりのレーティング上位馬はこの秋は見どころのない競馬が続いており、捨てる。ペニアフォビアは今年の内容が良くないし、ザウィザードオブオズは秋になってそのペニアフォビアに連敗しているので狙いにくい。ただ、ザウィザードオブオズは前走大外を回っての5着、2走前は休み明けだったと考えれば巻き返しに期待してもいいだろう。
ザウィザードオブオズに前走先着したディービーピンは展開と枠の差だろう。プレミアボウルでは7.5キロの斤量差がありながら0秒2しか先着していないので、まともにいけば今回は逆転を許してしまうのではないか。
◎ミスタースタニング 1
○ラッキーバブルズ 2
▲アメージングキッス 5
△ザウィザードオブオズ 4
ワイド各100円 1-2 1-5 1-4 2-5
自信度★★☆☆☆
香港ヴァーズはハイランドリールが引退レースとのことで、有終の美を飾ることができるのか。
日本の注目はキセキ。サトノクラウンが去年はハイランドリールを差し切ったが、キセキがそのレベルの馬とは思えない。ただ、ヨーロッパの強豪が少ない香港ヴァーズならチャンスはある。ただ、皮膚病にかかってしまったことで調整が順調なのかどうかという不安が大きい。押さえまで。
トーセンバジルはJCを回避してまでここに出てくるのだから、チャンス有りと見ているのだろう。鞍上モレイラも心強い。
あとはヨーロッパから、前走ハイランドリールに勝ったタリスマニックと、今年重賞を連勝しているティベリアン。
地元香港の強豪イーグルウェイは2400mなら巻き返しが怖いものの、モレイラに捨てられているので狙えない。
◎ハイランドリール 1
○キセキ 12
▲タリスマニック 2
△ティベリアン 3
△トーセンバジル 8
馬連各100円 1-12 1-2 1-3 1-8 2-12
自信度★★☆☆☆
あと、気に入らないから戸崎も捨てる。レース内容の割りに人気しすぎている気がする。
そろそろ今年好調の鞍上和田が、テイエムオペラオー以来の中央G1をという期待もしているが、枠が外すぎるだろうか。
1枠1番 | サヤカチャン | 松岡 | 54 | |
1枠2番 | ラテュロス | 北村友 | 54 | |
2枠3番 | グリエルマ | 小牧 | 54 | |
2枠4番 | マウレア | 戸崎 | 54 | |
3枠5番 | ラスエモーショネス | 幸 | 54 | |
3枠6番 | マドモアゼル | 松田 | 54 | |
4枠7番 | リリーノーブル | 川田 | 54 | △ |
4枠8番 | トーセンブレス | 柴田善 | 54 | △ |
5枠9番 | レグルドール | 高倉 | 54 | |
5枠10番 | ハイヒール | 藤岡佑 | 54 | |
6枠11番 | ラッキーライラック | 石橋 | 54 | ▲ |
6枠12番 | ソシアルクラブ | 福永 | 54 | △ |
7枠13番 | トーセンアンバー | 横山和 | 54 | |
7枠14番 | ノーブルアース | 鮫島良 | 54 | |
7枠15番 | ナディア | 四位 | 54 | |
8枠16番 | モルトアレグロ | 吉田隼 | 54 | |
8枠17番 | コーディエライト | 和田 | 54 | ○ |
8枠18番 | ロックディスタウン | ルメール | 54 | ◎ |
ワイド各100円 17-18 11-18 12-18 7-18 8-18
自信度★★☆☆☆
地方に移籍したブルドッグボスが、地方所属として今度は中央で出走。使い詰めなことは気になるが、JBCスプリントの成績を考えればここでは力が上だし、中山1200mは成績も良い。
中山実績で言えばショコラブランは押さえておきたい。小回り地方で差し切れない競馬が続いているが、ハイペースになる中山1200mなら差し切る場面があってもおかしくない。
ただ、末脚で考えると前走京都でコウエイエンブレムを差し切ったニットウスバルに期待したい。中山1200mでも2勝しているのでコースも問題ない。
他には前走ニットウスバルに勝っているブルミラコロ、そして去年の覇者ノボバカラ。
去年3着のコーリンベリーは今年の様子では狙えない。休み明け3走目で本調子に戻っていれば、チャンスがあるかもしれないが、それでも去年3着を上回ることはないと見る。
韓国G1を勝ったグレイスフルリープは中央に戻れば今まで通り力不足だろう。
交流重賞勝ちのサイタスリーレッドは1400mのほうが向いていそう。
3歳馬だがドバイゴールデンシャヒーンに挑戦するなど1200mのスペシャリストになろうとしているディオスコリダーは調教がいまひとつだったようなので様子見。カネヒキリ産駒で1200mというのも判断に困るところ。
◎ニットウスバル 4
○ブルドッグボス 8
▲ブルミラコロ 14
△ノボバカラ 7
△ショコラブラン 6
ワイド各100円 4-8 4-14 4-7 4-6
自信度★☆☆☆☆
香港カップの本命はネオリアリズムといいたいところだが、天皇賞秋で大敗しており、調整が上手くいっているのか不安がある。
ではステファノスはというと、去年も中途半端な結果に終わり、勝ちきれない善戦マンの様子は香港でも変わらない。それに休み明けは走らないこの馬が、今年はオールカマーからそれなりに仕上げてきており、逆に休み明け3戦目となるとおつりが残っていない可能性がある。
引退レースのスマートレイアーは武豊がエリザベス女王杯で騎乗できなかった分も含めて燃えているだろうが、京都大賞典のレース運びが完璧すぎてそれ以上の好走はここでは考えられない。
海外勢では、アイルランドのドーヴィル、イギリスのポエッツワードと、香港のワーザー、シークレットウェポン、タイムワープあたりが注目どころだろうか。最近の調子の悪さからシークレットウェポンは買えない。そして香港カップは内枠有利なコース形態なので、大外に入ったポエッツワードは捨ててしまう。ヨーロッパと比べて軽い香港の芝も不安。
本命は地元香港の最有力、ワーザー。
◎ワーザー 4
○ネオリアリズム 2
▲ステファノス 5
△ドーヴィル 1
△タイムワープ 9
ワイド各100円 2-4 4-5 1-4 4-9
自信度★★☆☆☆
香港マイルは引退レースのサトノアラジンが出走する。ボウマンがシュヴァルグランのような見事な騎乗をできるかどうか。ただやはり香港は短距離の層が厚いのでここは捨てる。
去年の覇者ビューティーオンリーと2着のヘレンパラゴン。この2頭が中心だろう。あとはこの2頭に前哨戦で勝ったシーズンズブルーム。ただ前走は斤量が2.5キロも軽かったので今回は押さえまで。
ビューティーオンリーとヘレンパラゴンに2走前勝っているビューティジェネレーションは、斤量差が6.5キロもあった。これも厳しいだろう。
レーティング3位のコンテントメントは春のチャンピオンズマイルを勝って評価が高いものの、このレースは勝ちタイムが1分35秒2というスローペースを逃げて粘っただけで展開に恵まれていた。去年のこのレースは4着だったし、普通なら実力不足だろう。
それなら穴でアイルランドのランカスターボンバー。BCマイル2着からのローテーションで、鞍上がR.ムーアというのは押さえておく必要があるか。
◎ビューティーオンリー 1
○ヘレンパラゴン 2
▲ランカスターボンバー 13
△シーズンズブルーム 7
ワイド各100円 1-2 1-13 1-7 2-13
自信度★☆☆☆☆
香港スプリントは今年も香港馬の独壇場だろう。
ミスタースタニング、ラッキーバブルズ。2走前のプレミアボウルでワンツーを決めたこの2頭が抜けているのではないか。前走の香港ジョッキークラブスプリントではミスタースタニングは連勝しており、ラッキーバブルズは大敗したが直線で前が詰まったうえに2.5キロ重い斤量だった。
3番手にアメージングキッス。プレミアボウルでこの2頭に続く3着、前走香港ジョッキークラブスプリントでは直線で前が詰まりながら2着と、順当に3番手の実力があると見ている。
ペニアフォビア、ザウィザードオブオズあたりのレーティング上位馬はこの秋は見どころのない競馬が続いており、捨てる。ペニアフォビアは今年の内容が良くないし、ザウィザードオブオズは秋になってそのペニアフォビアに連敗しているので狙いにくい。ただ、ザウィザードオブオズは前走大外を回っての5着、2走前は休み明けだったと考えれば巻き返しに期待してもいいだろう。
ザウィザードオブオズに前走先着したディービーピンは展開と枠の差だろう。プレミアボウルでは7.5キロの斤量差がありながら0秒2しか先着していないので、まともにいけば今回は逆転を許してしまうのではないか。
◎ミスタースタニング 1
○ラッキーバブルズ 2
▲アメージングキッス 5
△ザウィザードオブオズ 4
ワイド各100円 1-2 1-5 1-4 2-5
自信度★★☆☆☆
香港ヴァーズはハイランドリールが引退レースとのことで、有終の美を飾ることができるのか。
日本の注目はキセキ。サトノクラウンが去年はハイランドリールを差し切ったが、キセキがそのレベルの馬とは思えない。ただ、ヨーロッパの強豪が少ない香港ヴァーズならチャンスはある。ただ、皮膚病にかかってしまったことで調整が順調なのかどうかという不安が大きい。押さえまで。
トーセンバジルはJCを回避してまでここに出てくるのだから、チャンス有りと見ているのだろう。鞍上モレイラも心強い。
あとはヨーロッパから、前走ハイランドリールに勝ったタリスマニックと、今年重賞を連勝しているティベリアン。
地元香港の強豪イーグルウェイは2400mなら巻き返しが怖いものの、モレイラに捨てられているので狙えない。
◎ハイランドリール 1
○キセキ 12
▲タリスマニック 2
△ティベリアン 3
△トーセンバジル 8
馬連各100円 1-12 1-2 1-3 1-8 2-12
自信度★★☆☆☆
2017年12月08日
中日新聞杯予想&阪神JF予想2&リゲルS裏予想
先週に続いて2000mのG3だが、ハンデ戦ということもあって思いの外メンバーは揃った。ただ、それでも同じ距離の重賞を2週続けることの理解には苦しむ。
トップハンデは57.5キロのミッキーロケットとマウントロブソン。どちらもここでは格上。このハンデでもそこそこやれるだろう。ただ、ミッキーロケットはもう少し距離があってもよさそうな馬だし、マウントロブソンは時計のかかる馬場、それか直線の短いコースが得意なイメージ。それに札幌記念は8着だったのにハンデ57.5キロはかなり厳しい。
続いて57キロのフルーキーは衰えが顕著。牝馬で55キロのマキシマムドパリも同格のハンデで、愛知杯でこのコースの重賞勝ちがある馬なのでこちらのほうがまだ怖い。ただ、牡馬相手で結果を残せていないので、気にはなるが捨てることにする。
56.5キロのスズカデヴィアスはハンデも前走から増えるし、ここではメンバーも強化されるので厳しいか。ただ同じコースの別定戦、金鯱賞3着の実績があるので押さえておく。
同様の理由で、56キロのロードヴァンドールは金鯱賞2着なので押さえておきたい。
タイセイサミットも56キロ。乗り難しい馬のようで、能力がありながらも苦戦しているという話を春頃にしていたが、そんな馬に鞍上丸田で大丈夫なのだろうか。距離が延びるのも不安で、ここは捨てる。
それよりは、同じように春に順調に勝ち上がってきたメートルダールのほうが怖い。55キロのハンデも3着だった新潟大賞典から据え置きだし、鞍上にデムーロ弟を確保しているのも期待できる。ゼンノロブロイ産駒なので上がり勝負の新潟よりは、坂のある中京の方が向くのではないか。これを本命にしたい。夏よりも冬場に実績があることも好材料。
◎メートルダール 13
○ミッキーロケット 10
▲ロードヴァンドール 12
△マウントロブソン 4
△スズカデヴィアス 2
ワイド各100円 10-13 12-13 4-13 2-13
自信度★☆☆☆☆
ベルーガが骨折で回避して、ますます2強ムードが高まったか。
これに待ったをかけるとすればアユサンの妹、マウレアだろうか。ディープインパクト産駒というだけで押さえておきたくなるが、2戦とも立ち回りが上手かったというだけで、それほどインパクトのある強さではなかった。
このあたりと、リリーノーブルあたりの2勝馬が中心になるとは思うが、今の阪神の芝が高速馬場なので、コーディエライトが逃げ切る可能性も考えておきたい。そろそろ鞍上和田の中央G1勝利があってもいいのではないか。
あとは新馬戦が強烈だったトーセンブレスと、ブエナビスタの仔として注目されているソシアルクラブ。
2勝馬だがマドモアゼルは開幕週でうまく前で残っただけの印象だし、レグルドールは九州産馬。モルトアレグロはスパイツタウン産駒で、リエノテソーロと同じ印象で、少し距離が長いのではないか。不良馬場のパワーのいる馬場で前走勝ったあたりからも、パワーのいる馬場、そして短距離で狙いたい。
アルテミスSはスローの前残りだったので、ラッキーライラックに差された上位勢は全く信用していない。
えらい豪華なオープン特別やで。
ブラックムーンが58キロやったら、やっぱりサトノアーサー、ファンディーナ、レッドアンシェルらへんの3歳馬が注目やな。
本命はサトノアーサーや。クラシック路線で無理にがんばってきたけど、やっと見切りを付けてマイル戦に出てきた。サトノアーサーが香港で引退らしいから、その跡継ぎとして期待されとるんやろ。来年以降のマイル、2000mくらいでの活躍が楽しみな馬やで。それに、いつの間にやら馬主の里見が法人馬主、株式会社サトミホースカンパニーになっとる。本気で競馬で稼ぎに来た証拠やで。
相手がレッドアンシェルや。富士Sの4着は予想以上にがんばったで。
ファンディーナは道中スローでゆっくり流れるレースでしか実績ないから、マイルはちょっと忙しいかもしれん。今回は様子見や。
ボンセルヴィーソも秋の内容がひどすぎてまだ狙えへん。
他に、古馬でもダノンリバティとか面白い馬が多いわ。注目のレースや。
◎サトノアーサー 8
○レッドアンシェル 1
ワイド300円 1-8
結果:ワイド960円的中 +660円
3歳が強いんはずっと言われとるが、まさか1、2、3、4着独占とはな。ファンディーナはやっぱりスロー専門なんやろか。それとも調子落としとるだけなんやろか。
トップハンデは57.5キロのミッキーロケットとマウントロブソン。どちらもここでは格上。このハンデでもそこそこやれるだろう。ただ、ミッキーロケットはもう少し距離があってもよさそうな馬だし、マウントロブソンは時計のかかる馬場、それか直線の短いコースが得意なイメージ。それに札幌記念は8着だったのにハンデ57.5キロはかなり厳しい。
続いて57キロのフルーキーは衰えが顕著。牝馬で55キロのマキシマムドパリも同格のハンデで、愛知杯でこのコースの重賞勝ちがある馬なのでこちらのほうがまだ怖い。ただ、牡馬相手で結果を残せていないので、気にはなるが捨てることにする。
56.5キロのスズカデヴィアスはハンデも前走から増えるし、ここではメンバーも強化されるので厳しいか。ただ同じコースの別定戦、金鯱賞3着の実績があるので押さえておく。
同様の理由で、56キロのロードヴァンドールは金鯱賞2着なので押さえておきたい。
タイセイサミットも56キロ。乗り難しい馬のようで、能力がありながらも苦戦しているという話を春頃にしていたが、そんな馬に鞍上丸田で大丈夫なのだろうか。距離が延びるのも不安で、ここは捨てる。
それよりは、同じように春に順調に勝ち上がってきたメートルダールのほうが怖い。55キロのハンデも3着だった新潟大賞典から据え置きだし、鞍上にデムーロ弟を確保しているのも期待できる。ゼンノロブロイ産駒なので上がり勝負の新潟よりは、坂のある中京の方が向くのではないか。これを本命にしたい。夏よりも冬場に実績があることも好材料。
◎メートルダール 13
○ミッキーロケット 10
▲ロードヴァンドール 12
△マウントロブソン 4
△スズカデヴィアス 2
ワイド各100円 10-13 12-13 4-13 2-13
自信度★☆☆☆☆
ベルーガが骨折で回避して、ますます2強ムードが高まったか。
これに待ったをかけるとすればアユサンの妹、マウレアだろうか。ディープインパクト産駒というだけで押さえておきたくなるが、2戦とも立ち回りが上手かったというだけで、それほどインパクトのある強さではなかった。
このあたりと、リリーノーブルあたりの2勝馬が中心になるとは思うが、今の阪神の芝が高速馬場なので、コーディエライトが逃げ切る可能性も考えておきたい。そろそろ鞍上和田の中央G1勝利があってもいいのではないか。
あとは新馬戦が強烈だったトーセンブレスと、ブエナビスタの仔として注目されているソシアルクラブ。
2勝馬だがマドモアゼルは開幕週でうまく前で残っただけの印象だし、レグルドールは九州産馬。モルトアレグロはスパイツタウン産駒で、リエノテソーロと同じ印象で、少し距離が長いのではないか。不良馬場のパワーのいる馬場で前走勝ったあたりからも、パワーのいる馬場、そして短距離で狙いたい。
アルテミスSはスローの前残りだったので、ラッキーライラックに差された上位勢は全く信用していない。
1枠1番 | サヤカチャン | 松岡 | 54 | |
1枠2番 | ラテュロス | 北村友 | 54 | |
2枠3番 | グリエルマ | 小牧 | 54 | |
2枠4番 | マウレア | 戸崎 | 54 | × |
3枠5番 | ラスエモーショネス | 幸 | 54 | |
3枠6番 | マドモアゼル | 松田 | 54 | |
4枠7番 | リリーノーブル | 川田 | 54 | △ |
4枠8番 | トーセンブレス | 柴田善 | 54 | △ |
5枠9番 | レグルドール | 高倉 | 54 | |
5枠10番 | ハイヒール | 藤岡佑 | 54 | |
6枠11番 | ラッキーライラック | 石橋 | 54 | ▲ |
6枠12番 | ソシアルクラブ | 福永 | 54 | △ |
7枠13番 | トーセンアンバー | 横山和 | 54 | |
7枠14番 | ノーブルアース | 鮫島良 | 54 | |
7枠15番 | ナディア | 四位 | 54 | |
8枠16番 | モルトアレグロ | 吉田隼 | 54 | |
8枠17番 | コーディエライト | 和田 | 54 | ○ |
8枠18番 | ロックディスタウン | ルメール | 54 | ◎ |
えらい豪華なオープン特別やで。
ブラックムーンが58キロやったら、やっぱりサトノアーサー、ファンディーナ、レッドアンシェルらへんの3歳馬が注目やな。
本命はサトノアーサーや。クラシック路線で無理にがんばってきたけど、やっと見切りを付けてマイル戦に出てきた。サトノアーサーが香港で引退らしいから、その跡継ぎとして期待されとるんやろ。来年以降のマイル、2000mくらいでの活躍が楽しみな馬やで。それに、いつの間にやら馬主の里見が法人馬主、株式会社サトミホースカンパニーになっとる。本気で競馬で稼ぎに来た証拠やで。
相手がレッドアンシェルや。富士Sの4着は予想以上にがんばったで。
ファンディーナは道中スローでゆっくり流れるレースでしか実績ないから、マイルはちょっと忙しいかもしれん。今回は様子見や。
ボンセルヴィーソも秋の内容がひどすぎてまだ狙えへん。
他に、古馬でもダノンリバティとか面白い馬が多いわ。注目のレースや。
◎サトノアーサー 8
○レッドアンシェル 1
ワイド300円 1-8
結果:ワイド960円的中 +660円
3歳が強いんはずっと言われとるが、まさか1、2、3、4着独占とはな。ファンディーナはやっぱりスロー専門なんやろか。それとも調子落としとるだけなんやろか。
2017年12月06日
クイーン賞結果
プリンシアコメータが楽々と逃げ切り。JBCレディスクラシック2着の力を示し、トップハンデでも初重賞制覇を決めた。
2着にはJBCレディスクラシックで出遅れが響いたアンジュデジールが巻き返した。勝ちタイムが1分51秒8という、かなり早い馬場だったことも、ダート馬が少なくパワー不足の傾向があるディープインパクト産駒のこの馬に味方したのではないだろうか。
3着にはラインハート。今日はペースが落ち着いたこともあってか、前走ほど差しが決まる形にはならなかった。
タガノヴェローナ、アンデスクイーンの3歳馬2頭は51キロとハンデに恵まれているように思ったが、4、6着。完全な力不足だったか。
1着:プリンシアコメータ ◎
2着:アンジュデジール △
3着:ラインハート ▲
4着:タガノヴェローナ ○
5着:タイムビヨンド
結果:ワイド350円的中 -50円
2着にはJBCレディスクラシックで出遅れが響いたアンジュデジールが巻き返した。勝ちタイムが1分51秒8という、かなり早い馬場だったことも、ダート馬が少なくパワー不足の傾向があるディープインパクト産駒のこの馬に味方したのではないだろうか。
3着にはラインハート。今日はペースが落ち着いたこともあってか、前走ほど差しが決まる形にはならなかった。
タガノヴェローナ、アンデスクイーンの3歳馬2頭は51キロとハンデに恵まれているように思ったが、4、6着。完全な力不足だったか。
1着:プリンシアコメータ ◎
2着:アンジュデジール △
3着:ラインハート ▲
4着:タガノヴェローナ ○
5着:タイムビヨンド
結果:ワイド350円的中 -50円
2017年12月05日
クイーン賞予想&阪神JF予想1
まさかの9頭立て。中央馬4頭と、JBCレディスクラシックで3着に来たラインハートの4頭の勝負か。
本命はプリンシアコメータ。JBCレディスクラシックは武豊の得意の逃げがはまった感じはあったが、それでもその実績を素直に信頼したい。
◎プリンシアコメータ 2
○タガノヴェローナ 8
▲ラインハート 6
△アンジュデジール 5
△アンデスクイーン 4
ワイド各100円 2-8 2-6 2-5 2-4
自信度★★☆☆☆
ロックディスタウンとラッキーライラックの2頭が中心だろうか。同じ馬主サンデーレーシングでどちらが有力なのかと考えると、鞍上ルメールと石橋では明らかにルメールの方が期待されているだろう。何よりロックディスタウンは新馬の走りのインパクトが強烈すぎた。あれだけ強烈な末脚は、多少のマイルへの不安くらいは吹き飛ばしてくれるのではないだろうか。
◎ロックディスタウン
本命はプリンシアコメータ。JBCレディスクラシックは武豊の得意の逃げがはまった感じはあったが、それでもその実績を素直に信頼したい。
◎プリンシアコメータ 2
○タガノヴェローナ 8
▲ラインハート 6
△アンジュデジール 5
△アンデスクイーン 4
ワイド各100円 2-8 2-6 2-5 2-4
自信度★★☆☆☆
ロックディスタウンとラッキーライラックの2頭が中心だろうか。同じ馬主サンデーレーシングでどちらが有力なのかと考えると、鞍上ルメールと石橋では明らかにルメールの方が期待されているだろう。何よりロックディスタウンは新馬の走りのインパクトが強烈すぎた。あれだけ強烈な末脚は、多少のマイルへの不安くらいは吹き飛ばしてくれるのではないだろうか。
◎ロックディスタウン