ただ、今回気になるのはケイアイガーベラ。中央でオープンを含む3連勝中で勢いに乗っている。こちらは1400m、1200mでの勝利が目立ち、少し距離に不安があるが、ひょっとしたら上位2頭を退ける力を持っているかもしれない。
他の中央馬、トーホウドルチェも距離に不安がある。短距離なら牡馬相手に中央で好走しているが、マイルは少し長いかもしれない。
あとはダイアナバローズだが、一度関東オークスで大敗しているので、少し厳しいか。
1枠1番 | ケイアイガーベラ | 牝4 | 秋山 | 55 | ○ |
2枠2番 | クロスウォーター | 牝5 | 安部幸 | 55 | |
3枠3番 | ケージーフジ | 牝4 | 水野 | 55 | |
4枠4番 | ユキチャン | 牝5 | 今野 | 56 | ▲ |
4枠5番 | トウホクビジン | 牝4 | 55 | ||
5枠6番 | トーホウドルチェ | 牝5 | 四位 | 55 | △ |
5枠7番 | オグリオトメ | 牝5 | 佐藤友 | 55 | |
6枠8番 | ラヴェリータ | 牝4 | 岩田 | 57 | ◎ |
6枠9番 | ケイエスブーケ | 牝5 | 赤岡 | 55 | |
7枠10番 | タカヒロチャーム | 牝4 | 桑島 | 55 | |
7枠11番 | パリスエトランゼル | 牝5 | 坂井 | 55 | |
8枠12番 | ワールドレデー | 牝4 | 尾島 | 55 | |
8枠13番 | ダイアナバローズ | 牝4 | 北村宏 | 55 |
三連単4点 8-1-4 8-4-1 8-4-6 1-8-4
三連複3点 1ー4-8 1-6-8 4-6-8
自信度★★★☆☆
大本命ヴィクトワールピサで決まってしまうのか。この馬の弥生賞のパフォーマンスからして、弥生賞組の逆転は厳しい。
では、そのほかと考えるとやはりスプリングS組。怖いのはアリゼオかローズキングダムか。しかし、一度出走を取りやめようかと考えたくらいなのだから、ローズキングダムは狙いにくい。アリゼオは前に行くのが怖い。逃げ馬不在のこのメンバーなら、あっさり逃げ切ってしまうかもしれない。
そのほかにも重賞勝ちの馬が多いが、間隔が長い。ハンソデバンド、ネオヴァンドーム、ガルボ、エイシンフラッシュ。また、重賞を勝ってはいないが、きさらぎ賞で2着だったレーヴドリアンなど、間隔が開いているので、狙いにくい。
あとは、若葉S2着のヒルノダムール。そして毎日杯3着のリルダヴァル。だが、この2頭はどちらとも後ろからの馬。やはり、逃げ馬不在のここで怖いのは、先行前残り。
ヴィクトワールピサが人気するだろうが、武豊落馬負傷からの乗り替わりで岩田騎乗といえば、1番人気で敗れたJCダートのヴァーミリアンの記憶がある。これと雰囲気が重なってしまい、なんとなく嫌な気がしていて本命にしにくい。
◎アリゼオ
実力馬が出て来ない中山GJ。中山大障害で活躍した馬といえば、メルシーエイタイムくらいしかいない。あとは、テイエムトッパズレくらいで、メルシーエイタイムの上位は揺るがないか。今年もきっちり前哨戦の平地を叩いて来た。中山GJと中山大障害は、合計8戦して7回が3着以内。しかも、負けた馬はキングジョイ、マルカラスカル、カラジ、テイエムドラゴンなど、超一線級。今回程度のメンバーなら負けるわけにはいかない。
新興勢力となると、阪神SJを制したトーワベガだが、メルシーエイタイムを脅かすほどの存在かといわれると、少し足りない気がする。
◎メルシーエイタイム