勝ったのは、終始内内を回りながら、最後はさすがの切れ味で後続を突き放したヴィクトワールピサ。中団から一気に差し切ったが、やはり強かった。
2着にはヒルノダムール。この馬は後方から、大外を回して直線ではすごい切れ味を見せた。若駒Sで33秒1の上がりを記録した脚は本物だった。直線の長いダービーでは人気するだろう。
3着はエイシンフラッシュ。2000mの持ち時計が2分2秒2ながらも2000mでは負けなしの馬。今回のように、時計のかかる馬場が得意なのかもしれない。
ローズキングダムは4着。もうちょっと馬場が回復していれば、2着はあったかもしれない。
7枠13番 | ヴィクトワールピサ | 牡3 | 岩田 | 57 | ○ | 2.00.8 |
8枠16番 | ヒルノダムール | 牡3 | 藤田 | 57 | 2.01.0 | |
6枠11番 | エイシンフラッシュ | 牡3 | 内田 | 57 | 2.01.0 | |
3枠5番 | ローズキングダム | 牡3 | 小牧 | 57 | ◎ | 2.01.0 |
8枠18番 | アリゼオ | 牡3 | 横山典 | 57 | △ | 2.01.1 |
1枠1番 | リルダヴァル | 牡3 | 福永 | 57 | ▲ | 2.01.2 |
3枠6番 | ゲシュタルト | 牡3 | 勝浦 | 57 | 2.01.3 | |
7枠15番 | ダイワファルコン | 牡3 | 北村宏 | 57 | 2.01.3 | |
7枠14番 | レーヴドリアン | 牡3 | 藤岡佑 | 57 | 2.01.4 | |
4枠7番 | レッドスパークル | 牡3 | 秋山 | 57 | 2.01.5 | |
6枠12番 | エイシンアポロン | 牡3 | 池添 | 57 | 2.01.8 | |
4枠8番 | バーディバーディ | 牡3 | 松岡 | 57 | 2.02.1 | |
8枠17番 | ガルボ | 牡3 | 後藤 | 57 | 2.02.3 | |
2枠3番 | トーセンアレス | 牡3 | 田中勝 | 57 | 2.02.3 | |
5枠9番 | サンディエゴシチー | 牡3 | 浜中 | 57 | 2.02.4 | |
5枠10番 | シャイン | 牡3 | 和田 | 57 | 2.02.7 | |
2枠4番 | ネオヴァンドーム | 牡3 | 安藤勝 | 57 | 2.02.7 | |
1枠2番 | ハンソデバンド | 牡3 | 蛯名 | 57 | 2.03.1 |
結果:-600円
断然1番人気のメルシーエイタイムが落馬。これが障害の怖いところ。だが、失格にはならなかったが、前の馬が動いて、進路を変えようとしたところで飛越して落馬。失格になってもおかしくないようにも見えたので、なんとも納得いかない結果になった。とはいっても、前の馬が失格になったところで、メルシーエイタイムの競走中止ということに変わりはないのだが。
結果のほうは、不良馬場ということもあって、中山GJ初の5分台での決着。メルシーエイタイムのもやもやを吹き飛ばすかのように、同馬主、同厩舎のメルシーモンサンが勝利。鞍上は高野容輔。あの、雨のマーメイドSをトーホウシャインで勝って大穴をあけた騎手。ここ4年間で平地勝利はそのマーメイドSだけ。障害も4勝だけという無名に近い騎手が、またも大舞台で勝利。大舞台に強い騎手なのだろうか。それとも重馬場に強い騎手なのだろうか。
2着は、この中山大障害、GJのコースだとかなり強いオープンガーデン。中山GJ3着、中山大障害3着に続いて、今年の中山GJは2着に入った。
3着には阪神SJ覇者トーワベガ。
7枠11番 | メルシーモンサン | 牡5 | 高野容 | 63.5 | 5.03.5 | |
6枠9番 | オープンガーデン | 牡6 | 江田勇 | 63.5 | △ | 5.03.5 |
4枠6番 | トーワベガ | 牡6 | 北沢 | 63.5 | ▲ | 5.03.8 |
6枠10番 | ドールリヴィエール | 牡6 | 黒岩 | 63.5 | 5.04.1 | |
1枠1番 | トウカイポリシー | 牡7 | 浜野谷 | 63.5 | 5.04.2 | |
4枠5番 | テイエムトッパズレ | 牡7 | 佐久間 | 63.5 | ○ | 5.04.3 |
7枠12番 | メジロスパイダー | 牡8 | 五十嵐 | 63.5 | 5.04.5 | |
8枠13番 | ギルティストライク | セ6 | 山本 | 63.5 | 5.04.7 | |
8枠14番 | バシケーン | 牡5 | 簑島 | 63.5 | 5.04.9 | |
2枠2番 | マヤノスターダム | 牡8 | 小坂 | 63.5 | 5.05.3 | |
3枠4番 | ショウリュウケン | 牡5 | 植野 | 63.5 | × | 5.05.4 |
3枠3番 | バトルブレーヴ | 牡8 | 西谷 | 63.5 | 5.06.6 | |
5枠8番 | クルワザード | 牡8 | 高田 | 63.5 | 5.06.7 | |
5枠7番 | メルシーエイタイム | 牡8 | 白浜 | 63.5 | ◎ | 中止 |
結果:-600円
昨年は外差しが徹底的に有利な馬場だったが、今年の阪神は最終週まで高速馬場で前残りだった。
リーチザクラウンがマイルで復活。早くマイルに行けばいいのにと、競馬を見ている人はみんな去年から思っていただろう。3番手追走から、一度はトライアンフマーチに内をすくわれたものの、差し返しての勝利。
2着はトライアンフマーチ。4歳世代でのワンツーとなった。うまく内を突いてからは、持ち味の瞬発力を生かして伸びてきたが、早めに抜け出しすぎて最後は力尽きてリーチザクラウンに交わされた。
この2頭が上位に来るようなら、アンライバルドも故障せずにマイル路線に来ていれば面白いかっただろうと思ってしまう。
3着にキャプテントゥーレ。こちらも前でよく粘った。直線に入ってから、前がふさがって少し追い出しが遅れたが、それでもきっちり3着に。
予想でも書いたが、これだけの高速馬場での瞬発力勝負になるとやはり分が悪かったか、セイウンワンダーは4着。スマイルジャックは5着止まり。
スーパーホーネットは9着。この馬は終わってしまったのだろうか。安田記念での復活はあるのか。
8枠18番 | リーチザクラウン | 牡4 | 安藤勝 | 57 | △ | 1.32.9 |
1枠2番 | トライアンフマーチ | 牡4 | 岩田 | 57 | ▲ | 1.32.9 |
6枠12番 | キャプテントゥーレ | 牡5 | 川田 | 58 | ◎ | 1.33.1 |
4枠7番 | セイウンワンダー | 牡4 | 福永 | 57 | 1.33.2 | |
5枠9番 | スマイルジャック | 牡5 | 三浦 | 57 | 1.33.2 | |
8枠16番 | タマモナイスプレイ | 牡5 | 四位 | 57 | 1.33.4 | |
4枠8番 | スマートギア | 牡5 | 池添 | 57 | 1.33.5 | |
3枠5番 | キングストリート | 牡4 | 幸 | 57 | 1.33.7 | |
7枠13番 | スーパーホーネット | 牡7 | 藤岡佑 | 58 | ○ | 1.33.7 |
8枠17番 | マルカシェンク | 牡7 | 北村友 | 57 | 1.33.7 | |
5枠10番 | テイエムアタック | 牡6 | 秋山 | 57 | 1.33.7 | |
7枠15番 | シルポート | 牡5 | 佐藤 | 57 | 1.33.8 | |
6枠11番 | アーバンストリート | 牡6 | 吉田稔 | 57 | 1.33.8 | |
2枠4番 | スズカコーズウェイ | 牡6 | 浜中 | 58 | 1.34.0 | |
3枠6番 | ライブコンサート | セ6 | 和田 | 57 | 1.34.1 | |
1枠1番 | ピサノパテック | 牡8 | 小牧 | 57 | 1.34.1 | |
7枠14番 | スピードタッチ | 牡7 | 岡部 | 57 | 1.34.6 | |
2枠3番 | リトルアマポーラ | 牝5 | 中舘 | 55 | 1.35.0 |
結果:ワイド2420円的中 +2020円
今週の結果
日曜中山12R中山スプリングP
秋華賞5着、阪神JF3着の実績馬、ミクロコスモスが1600万で勝利。末脚はしっかりしているが気性が問題だっただけに、なかなか安定しない走りをしていたが、マイルならきっちり折り合って、最後は見事に差し切った。