2013年06月17日

ファン投票の意義

宝塚記念と有馬記念で行われる競馬のファン投票。この制度は全く意味をなしていないと言えるだろう。

・ファン投票以前の段階で、有力馬が出走回避、故障、引退などしているにもかかわらずその馬に票が入ること
・ファン投票上位馬はそもそも実績があるので賞金不足で出走できないという事態が極めて少なく、結局は賞金順で出走馬が決まっているということ
・フルゲートを超えることがなく、ファン投票が全く役目を果たさないということ

などが原因である。
昨年のオルフェーヴルのように、ファン投票1位なので調子は良くないが出走をするという例外的にファン投票が意味を成すパターンもあるかもしれない。
ただ、ウオッカのように徹底して1位であろうと出走しないという馬もいるのだから、これこそファンを裏切っているというような形になってしまっている。
つまり、ファンとしては自分の投じた一票の意味が全く見えてこないのである。
今のファン投票では、ファンにとっての一番のメリットは抽選で当たるかもしれない景品だろう。

テレビの競馬番組では、やたらと「ファン投票1位のオルフェーヴルが・・・」みたいな盛り上げ方をするが、見ているこちら側としては1位であろうと2位であろうと関係ない。
それに、ファン投票がある前の段階で、どの馬が1位になるかなんて大体わかっているのだから、別に結果発表にもそれほど興味はない。

では、改善策としてどうすればいいのか。

もう、出走する馬をファン投票で選ぶことは意味がないのは分かっているのだから、ファン投票で選ぶものは別のものにするしかない。

そこで、改善方法として考えるのは、宝塚記念と有馬記念でファン投票制度をなくしてしまい、その代わりに、年度代表馬などの、年度末のJRA賞の表彰時にファン投票を取り入れるということである。
現状は記者投票であるが、これをファン投票にしてしまう、あるいはファン投票と記者投票の票数が半分ずつになるような配分するなど、何かしらファンの声を取り入れる方法にするほうが、より楽しめるのではないか。
ただ、競馬の一大イベントとして知名度も高い有馬記念は、普段競馬をしない層に注目してもらう意味でもファン投票はあったほうがいいかもしれない。なのでわ宝塚記念のファン投票を廃止し、JRA賞にファン投票制度を取り入れるのがいいだろう。


とにかく、何か新たに面白いことをやろうという気概を、JRAには見せてもらいたいものだ。
posted by ナイト at 13:55| Comment(0) | 独り言 | 更新情報をチェックする
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