残る人気馬、ワンアンドオンリーは最後方からの競馬。
直線に向くと、外に持ち出したイスラボニータが抜け出すと、それに並んでトゥザワールドも仕掛けて行く。
しぶとく逃げて粘るウインフルブルームをこの2頭が交わしていくと、2頭の叩き合い。これを制したのは外のイスラボニータ。初の右回り、中山、2000mなど不安材料が多くあったものの、全てあっさり克服。実力の高さを示す結果となった。
2着にトゥザワールド。切れる脚はない分、早めの仕掛けで押し切りたいところだったが、イスラボニータに早めに並びかけられると、実力及ばず、最後は突き放されてしまった。
3着には逃げて粘ったウインフルブルーム。
トーセンスターダムは好位から進んだが全く脚が残っておらず大敗。これまでのローテーションを考えても、やはり狙いはダービーなのだろう。
アジアエクスプレスは好位から進むも最後はいつものような切れる脚が使えず5着。距離が長かったか。
これだけ前が残る展開ながら、大外から飛んできたのはワンアンドオンリー。この馬の強烈な末脚は東京でも生きるのかどうか。同じような脚が使えればダービーでは今回の4着より上を狙えるか。ハーツクライ産駒の成長力も考えると、今後の期待は高い。
1枠2番 | イスラボニータ | 蛯名 | 57 | ○ | 1:59.6 |
8枠17番 | トゥザワールド | 川田 | 57 | △ | 1:59.8 |
8枠18番 | ウインフルブルーム | 柴田大 | 57 | 1:59.9 | |
1枠1番 | ワンアンドオンリー | 横山典 | 57 | ▲ | 1:59.9 |
4枠8番 | ステファノス | 後藤 | 57 | 2:00.0 | |
8枠16番 | アジアエクスプレス | 戸崎 | 57 | 2:00.0 | |
5枠10番 | ベルキャニオン | 福永 | 57 | 2:00.1 | |
2枠3番 | クラリティシチー | 内田 | 57 | × | 2:00.1 |
3枠6番 | アドマイヤデウス | 岩田 | 57 | 2:00.2 | |
6枠11番 | ロサギガンティア | 柴田善 | 57 | △ | 2:00.2 |
4枠7番 | トーセンスターダム | 武豊 | 57 | ◎ | 2:00.3(同着) |
7枠14番 | バウンスシャッセ | 北村宏 | 55 | 2:00.3(同着) | |
7枠15番 | コウエイワンマン | 松岡 | 57 | 2:00.5 | |
5枠9番 | スズカデヴィアス | シュタルケ | 57 | 2:00.5 | |
7枠13番 | キングズオブザサン | 浜中 | 57 | 2:00.8 | |
3枠5番 | アデイインザライフ | 田辺 | 57 | 2:01.2 | |
6枠12番 | タガノグランパ | 石橋 | 57 | 2:01.3 | |
2枠4番 | クリノカンパニー | 江田照 | 57 | 2:03.7 |
結果:-500円
アポロマーベリックの楽勝、逃げ切り。中山大障害に続いてJ・G1を連勝。この中山コースの強さということに関しては、一枚上ということで間違いないだろう。
2着はまさかのコスモソユーズ。2年前に3着のあるこの馬で、大障害コースは合っているのかもしれないが、これは予想外の結果となった。
オースミムーンは距離が長かったのか、直線で失速して6着。
アドマイヤトライは飛越に失敗して大きく順位を落として8着。
人気どころではかろうじてメイショウブシドウが3着に来た程度で、全くアポロマーベリックに及ばなかった。
5枠5番 | アポロマーベリック | 五十嵐 | 63 | ○ | 4:50.7 |
6枠6番 | コスモソユーズ | 山本 | 63 | 4:51.5 | |
4枠4番 | メイショウブシドウ | 高田 | 63 | ▲ | 4:51.5 |
8枠10番 | シャイニーブラック | 浜野谷 | 63 | 4:51.8 | |
3枠3番 | サンレイデューク | 難波 | 63 | 4:51.9 | |
7枠7番 | オースミムーン | 中村 | 63 | ◎ | 4:52.8 |
2枠2番 | セイエイ | 高野 | 63 | 4:52.9 | |
7枠8番 | アドマイヤトライ | 西谷 | 63 | △ | 4:54.8 |
8枠9番 | ボストンプラチナ | 上野 | 63 | 4:55.6 | |
1枠1番 | スズカマジェスタ | 林 | 63 | 4:59.1 |
結果:-400円
ニホンピロアワーズがまさかの3着。これにはお手上げ。
勝ったのはナムラビクター。ニホンピロアワーズが来なければ強いのはこの馬だろう。怪我で昨年1年間棒に振ったが、今年ようやく重賞を制覇。
2着にはトウショウフリーク。道中かかっていたように見えたが、好位から最後はインを突っ込んで差してきた。
4着には逃げ粘ったグレイスフルリープ。
グランドシチーは追い込むも5着。
ゴールスキーは距離が長かったのか、10着と大敗。
5枠10番 | ナムラビクター | 小牧 | 56 | ○ | 1:51.5 |
1枠1番 | トウショウフリーク | 武豊 | 56 | △ | 1:51.5 |
6枠12番 | ニホンピロアワーズ | 酒井 | 58 | ◎ | 1:51.5 |
1枠2番 | グレイスフルリープ | 太宰 | 56 | 1:51.5 | |
6枠11番 | グランドシチー | 岩田 | 56 | △ | 1:51.8 |
結果:-500円