それでも力強く、外からヌーヴォレコルトが伸びて来る。タガノエトワールを交わし、外から脚を伸ばす。
しかし、それでも前のショウナンパンドラには届かず。早めに押し切ったショウナンパンドラが立ち回りの差で見事にG1制覇を決めた。
2着にヌーヴォレコルト。立ち回りの差で負けてしまったが、逆に言えばそれで逆転される程度の実力の馬ということ。ローズSも前目からの競馬で展開に恵まれていただけに、圧倒的な強さがある馬とは言えないだろう。
レッドリヴェールはまたしても負けてしまった。直線で外に出して6着。2歳の頃の強さには戻らないのか。
3枠6番 | ショウナンパンドラ | 浜中 | 55 | △ | 1:57.0 |
2枠4番 | ヌーヴォレコルト | 岩田 | 55 | ◎ | 1:57.0 |
6枠12番 | タガノエトワール | 小牧 | 55 | △ | 1:57.2 |
1枠1番 | ブランネージュ | 秋山 | 55 | 1:57.2 | |
7枠14番 | サングレアル | 戸崎 | 55 | 1:57.4 | |
4枠8番 | レッドリヴェール | 福永 | 55 | △ | 1:57.6 |
2枠3番 | バウンスシャッセ | 北村宏 | 55 | 1:57.7 | |
8枠17番 | リラヴァティ | 松山 | 55 | 1:58.4 | |
4枠7番 | ディルガ | 武豊 | 55 | 1:58.4 | |
8枠18番 | セウアズール | 北村友 | 55 | 1:58.4 | |
8枠16番 | オメガハートロック | ベリー | 55 | 1:58.8 | |
5枠9番 | アドマイヤビジン | 四位 | 55 | 1:59.1 | |
1枠2番 | レーヴデトワール | 川田 | 55 | △ | 1:59.1 |
7枠15番 | ハピネスダンサー | 藤岡康 | 55 | 1:59.3 | |
6枠11番 | ペイシャフェリス | 川島 | 55 | 1:59.9 | |
3枠5番 | マーブルカテドラル | 田辺 | 55 | △ | 2:00.0 |
5枠10番 | マイネグレヴィル | 柴田大 | 55 | 2:01.3 | |
7枠13番 | パシフィックギャル | 勝浦 | 55 | 除外 |
結果:馬連630円的中 +130円
オツウが前走に続いてある程度早いペースで逃げたので、去年のような前残りにはならなかった。
直線では内を突いてウリウリが一瞬伸びて来るが、直線途中で失速。2番手にいたホエールキャプチャが外から脚を伸ばす。
しかし、最後方待機の2頭、ディアデラマドレとスマートレイアーの2頭が大外から強烈な脚で追い込む。
最後は内外の差が出たか、内にいたディアデラマドレが抜け出して重賞2勝目を決めた。
2着にはスマートレイアー。大外を回って、そして55キロを背負ってのこの結果なら上出来だろう。
3着にはホエールキャプチャ。本当に東京では安定しているが、今回は上位2頭の切れ味に屈した。
キャトルフィーユは切れる脚がない分、最後まで内からしぶとく伸びはしたが、ホエールキャプチャにも届かず4着止まり。やはり前に行かないと持ち味が出ないのではないだろうか。
4枠5番 | ディアデラマドレ | 藤岡康 | 54 | ◎ | 1:45.7 |
3枠3番 | スマートレイアー | 横山典 | 55 | 1:45.8 | |
8枠12番 | ホエールキャプチャ | 蛯名 | 55 | △ | 1:45.9 |
2枠2番 | キャトルフィーユ | 福永 | 54 | 1:46.0 | |
5枠6番 | アイスフォーリス | 三浦 | 54 | 1:46.0 | |
6枠9番 | スイートサルサ | 田中勝 | 54 | ▲ | 1:46.0 |
7枠10番 | レイカーラ | 戸崎 | 54 | ○ | 1:46.1 |
4枠4番 | ウリウリ | 浜中 | 54 | 1:46.1 | |
1枠1番 | アミカブルナンバー | 大野 | 54 | 1:46.3 | |
6枠8番 | ウイングドウィール | 伊藤 | 54 | 1:46.4 | |
5枠7番 | マコトブリジャール | 秋山 | 54 | 1:46.9 | |
8枠13番 | オツウ | 柴田善 | 54 | 1:47.0 | |
7枠11番 | クッカーニャ | 北村宏 | 54 | 1:47.6 |
結果:ワイド660円的中 +260円
まさかまさかの海外G1制覇。アドマイヤラクティがコーフィールドCを制覇。
芝2400mで、メルボルンCの前哨戦的な位置付けではあるが、海外遠征初戦でいきなり結果を残した。
道中はずっと中団の外を回りながらも、抜群の手ごたえで3コーナーあたりから徐々に前に進出を開始。4コーナーで大きく外に振られたものの、直線では持ち味のしぶとい脚を見せ、最後は見事に差し切りを決めた。
トップハンデ58キロもなんのその。見事な差し切り勝ちで、次の大一番、メルボルンCへの期待の高まる結果となった。
切れる速い脚はないものの、長距離巧者で時計のかかる馬場も苦にしないこの馬。2分32秒台という勝ち時計のレースを制したように、海外の馬場が合っているのかもしれない。長距離を苦にしないだけに、距離の延びるメルボルンCでも期待したい。
残念ながらバンデは脚が熱を出したということでメルボルンCとともに出走取り消しになった。