好位から追うアウォーディーはプラス10キロの影響か手応えが悪く、3コーナーで伸びあぐねる。それでもさすがの力で、直線に向くとアウォーディーがなんとか外から交わす。
しかしそこに外から猛追したのはサウンドトゥルー。パワーのいる中京の馬場、ハイペースでスタミナのいる競馬はこの馬にもってこいの舞台。35秒台の上がりで大外一気、東京大賞典以来のジーワン2勝目を決めた。
最後方待機のカフジテイクが4着、アポロケンタッキーも後ろから追い込んで5着。明らかに後方有利の流れで、前で粘った2着アウォーディーと3着アスカノロマンは強かった。
ノンコノユメはこの展開で差し届かないのでやはり末脚の魅力が失われてきている。雨が降った高速馬場か、あるいは距離短縮か。どちらかで期待したい。コパノリッキーやゴールドドリームも同じだろう。タフなレースは合っていない。
予想としては、この3頭をバッサリ切った予想が当たったのはなかなか嬉しいが、アスカノロマンも一緒に切ってしまったのは悔やまれる。上位2頭が本線で決まっているだけに、あと一押しほしかった。
モーニンも結局は同じく距離短縮でしか狙いないか。日本テレビ盃は地方の緩いメンバーに恵まれていたおかげだったかもしれない。
5枠8番 | サウンドトゥルー | 大野 | 57 | ○ | 1:50.1 |
2枠2番 | アウォーディー | 武豊 | 57 | ◎ | 1:50.1 |
3枠4番 | アスカノロマン | 和田 | 57 | 1:50.2 | |
1枠1番 | カフジテイク | 津村 | 57 | 1:50.3 | |
8枠14番 | アポロケンタッキー | 松若 | 57 | △ | 1:50.5 |
5枠9番 | ノンコノユメ | ムーア | 57 | 1:50.5 | |
8枠15番 | モーニン | 戸崎 | 57 | ▲ | 1:50.6 |
3枠5番 | ロワジャルダン | 横山典 | 57 | 1:50.6 | |
4枠7番 | ラニ | 内田 | 56 | 1:50.6 | |
4枠6番 | モンドクラッセ | 丸山 | 57 | 1:50.7 | |
6枠10番 | メイショウスミトモ | 古川 | 57 | 1:51.1 | |
7枠12番 | ゴールドドリーム | デムーロ | 56 | 1:51.4 | |
6枠11番 | コパノリッキー | ルメール | 57 | 1:51.6 | |
7枠13番 | ブライトアイディア | 幸 | 57 | 1:51.7 | |
2枠3番 | ブライトライン | 田辺 | 57 | 1:53.1 |
結果:ワイド490円的中 +190円
びっくりするほど本命決着。
サイモントルナーレが向こう正面で一気にまくって勝負に出ると、他の馬もバタバタと動き始める中、1番人気のアルバートは全く動く様子を見せず、少し位置取りを下げてしまう。
そんな先行争いが激しくなる中、ファタモルガーナが最後のコーナーで抜け出して先頭に踊り出る。
しかし、そんな周りの馬に全く流されることなく、結局最後はアルバートが差し切った。去年ほど豪快な勝ち方ではなかったが、最後まで脚色衰えず、じっくり構えて最後に粘るファタモルガーナをきっちりと捕らえる力はさすがだった。そして慌てず勝負どころを見極めたムーアの騎乗も見事。
3着にモンドインテロ。重賞ではワンパンチ足りないようだが、長距離戦なら展開ひとつでチャンスがあってもいい。
3枠3番 | アルバート | ムーア | 57 | ◎ | 3:47.4 |
5枠7番 | ファタモルガーナ | 蛯名 | 56 | △ | 3:47.4 |
6枠8番 | モンドインテロ | ルメール | 56 | 3:47.7 | |
4枠5番 | プレストウィック | 戸崎 | 56 | 3:48.1 | |
4枠4番 | タマモベストプレイ | 津村 | 56 | 3:48.8 | |
5枠6番 | ジャングルクルーズ | 四位 | 56 | 3:48.9 | |
1枠1番 | サムソンズプライド | 吉田豊 | 56 | 3:48.9 | |
8枠13番 | カムフィー | 田辺 | 56 | △ | 3:49.2 |
7枠10番 | プロモントーリオ | 北村宏 | 56 | 3:49.2 | |
6枠9番 | マドリードカフェ | 川島 | 56 | 3:49.3 | |
7枠11番 | マイネルメダリスト | 柴田大 | 56 | 3:49.4 | |
2枠2番 | ウインインスパイア | 松岡 | 56 | 3:51.2 | |
8枠12番 | サイモントルナーレ | 内田 | 56 | 3:51.8 |
結果:ワイド290円的中 +90円
超スローペースで上がり33秒台の前残り決着。そんなレース展開を33秒1の上がりで外から差し切ったヤマカツエースはかなり強かった。距離は2000mが限界だと思うが、最後の脚は圧巻。
2着にスローペースに恵まれたか、パドルウィール。明らかに格下だと思っていたがこの結果。夏にこのコースでレコード勝ちをしているのでコース相性も良かったのだろう。
サトノノブレスが正攻法の競馬で3着。馬体重プラス16キロと戻してきてはいたが、切れる脚がないのでこの上がり決着は向かなかったのではないか。
シュンドルボンは上手く立ち回って同着の3着。中団の内で脚を溜め、この馬の武器である一瞬の切れ味で直線で一気に先頭集団に取り付いた。ただ、そこから伸びないのがこの馬の弱点。
リアファルは苦手なはずの上がり勝負、休み明けで5着なら上出来だろう。
もう1頭の長期休み明け、デニムアンドルビーは8着。上がり32秒8が使えたのならまだ衰えていないと見ていいのだろうか。
人気のヴォルシェーブは後方待機で33秒2の上がりを使っても9着が精一杯。
今週の3レース、安い配当ながらも全て当ててプラス配当。全てワイドのせこい買い目と言われればそうなのだが、堅実に当てているとプラスに考えたい。浦和記念から7レース連続でプラス収支中というのも、儲けは地味だがよく見えている。来週は難しそうな重賞が続くのでおそらく今週で終わりだろう。
8枠13番 | ヤマカツエース | 池添 | 56 | ▲ | 1:59.7 |
3枠3番 | パドルウィール | 松山 | 56 | 1:59.7 | |
4枠5番 | シュンドルボン | 丸田 | 56 | 1:59.9(同着) | |
5枠7番 | サトノノブレス | シュミノー | 56 | ◎ | 1:59.9(同着) |
5枠6番 | リアファル | シュタルケ | 56 | 1:59.9 | |
2枠2番 | レコンダイト | 武豊 | 56 | 2:00.0 | |
1枠1番 | ムスカテール | 中谷 | 56 | 2:00.1 | |
4枠4番 | デニムアンドルビー | バルザローナ | 56 | 2:00.2 | |
6枠8番 | ヴォルシェーブ | デムーロ | 56 | △ | 2:00.3 |
7枠11番 | スズカデヴィアス | 横山典 | 56 | 2:00.4 | |
6枠9番 | トーホウジャッカル | 酒井 | 57 | ○ | 2:00.4 |
7枠10番 | トルークマクト | 吉田隼 | 56 | 2:00.4 | |
8枠12番 | マイネルラクリマ | 丹内 | 56 | 2:00.5 |
結果:ワイド430円的中 +130円
ナイトさん絶好調ですね!(e^^e)
1頭だけ次元の違う脚色でしたね。
サウンドトゥルーの凄まじい追込にびっくり!
届くのが凄い!
ナイトさんも、僕もアスカノロマンは気になっていて、
点数を絞らないとダメなところが惜しかったですよね(^^;)
ノンコノユメは去勢セン馬が裏目なんでしょうか。
巻き返してくると思いますか?
ゴールドドリームももっとやれると思っていただけに、今回の大敗は残念でした(><)
サウンドトゥルーが久々にらしさを見せてくれましたね。
去年もノンコノユメが内からするする来ているのに対して、大外からサウンドトゥルーが飛んできていたのが印象的でしたが、今年はそれを上回るインパクトでした。
ゴールドドリーム、ノンコノユメともフェブラリーで見直したいです。逆にフェブラリーではサウンドトゥルーは厳しいでしょうから。