2017年08月21日

競馬場めぐり4

ついに4回目になりました。競馬場めぐりの記録です。
過去の記事のリンクはこちら。

競馬場めぐり1
競馬場めぐり2
香港国際競走&タイパ競馬(マカオ)観戦記
競馬場めぐり3

競馬場めぐり3で、残すはあと5場となっていました。今回はその残り5場、と言いたいところですが、もったいぶっています。ただ、競馬場めぐり3で書いた荒尾のようなおまけもあります。

21.5、高崎・・・2017/3/11(BAOO)
22、函館・・・2017/7/16(函館記念)
23、札幌・・・2017/8/13(エルムS)
24、帯広・・・2017/8/14(月曜ナイター)
25、門別・・・2017/8/17(ブリーダーズGC)


廃止になった高崎競馬場跡地を挟んで、一夏で怒濤の北海道4場訪問です。それでは順番に行きましょう。


21.5 高崎競馬場跡地
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春の青春18きっぷ旅行で、3月に榛名神社を観光した後、高崎競馬場跡地へ。高崎駅から徒歩10分。どうして廃止になってしまったのかというほど抜群にアクセスの良い市街地。競馬場らしくない立地だった。
競馬場はというと、かろうじてコース、ゴール板は残っていたものの、スタンド等はほぼ取り壊されて絶賛工事中。馬券もJRAの発売はしておらず、BAOO高崎として地方競馬のみの発売。この発売所も非常に狭く、小さなウインズのワンフロア程度の規模しかなく、しかも建物の外壁に看板なども全くなかったため、最初は本当に営業しているのかと不安になったほど。
馬券のほうは、滞在できる時間が1時間もなかったため、到着後次のレース、帯広競馬場の大本命の複勝をトリガミで取っただけだが、一応はノルマ達成となった。


22 函館競馬場
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7月の3連休を利用して函館旅行に。北海道となるといつものように鈍行列車というわけにもいかず、飛行機で行き新幹線で帰るスケジュール。
函館競馬場は函館駅から路面電車で1本。しかも最寄り駅出口から入場口までの距離が小倉に次ぐ2番目に近い競馬場ということで、アクセスは素晴らしい。駅と言っても路面電車の駅でホームが道路の真ん中にあるので、距離は近くても信号待ちを挟むのだが、路面電車なので駅自体が小さく、電車のドアから競馬場入場口までの距離で見れば小倉といい勝負かもしれない。
競馬場に入る前に面白いのは、入場口の横がガラス張りで外からパドックが見えるようになっていること。馬と騎手を見たいだけなら外からでも十分に見ることができる。
競馬場自体は規模が小さくあっという間に全体を見て回ることができる。そして小倉同様にスタンドとコースやウイナーズサークルなどの距離が近く、検量室なども見える。そのコンパクトさこそが函館の見どころだろう。パドックとコースを繋ぐ本場馬入場までの通路が他の競馬場のように地下をくぐることなく地方競馬場のように地上で繋がれており、その横を同じように観客が通れるのもいいところ。ただそのコンパクトさゆえか、トイレや無料のお茶の場所が少ないのは、スタンドがキレイで新しいだけにもったいない欠点だと思った。
あとは、屋内の座席はコース側ではなくパドック側にあるのは特徴的。もちろんコース側にも屋外に座席が並んでいるが、パドックを見るための座席というのはなかなか他の競馬場には用意されていない。
行ったのは函館記念の日。函館で1番多く人が入りそうな日でもスペースは余裕があった。雨が降っていたせいかもしれないが、ゴール前でカメラを構えて場所取りする人も少なく、メインの函館記念はゴール板前最前列を陣取れたほど。
馬券は、函館は少頭数のレースが多くノルマを達成するのは容易だったが、メインの函館記念は全くダメ。ただ、最終で挽回して去年の小倉に続いてプラスで終えることができた。


23 札幌競馬場
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8月の夏休みを利用して、6泊7日の壮大な北海道旅行。初日は飛行機で成田から新千歳へ行き、電車で札幌へ。この日から、北海道&東日本パスという、JR北海道やJR東日本の鈍行列車に7日間乗り放題のきっぷを使った旅がスタートした。その翌日、旅行2日目に札幌競馬場に。これで中央の10場制覇となった。
札幌競馬場は札幌駅の隣の桑園駅が最寄り駅。そこから競馬場へは歩いても15分程度だとは思うが、無料のシャトルバスの本数が多くアクセスは便利。競馬場自体は函館とかなり似た雰囲気で、全体的にコンパクト。パドックとコースを繋ぐ本場馬入場までの通路の横を人が通れるようになっているのも同じ。ただ、それ以外に人がパドックとコースを行き来するための通路が少なく動線がちゃんと確保されていないうえ、函館よりも人が多いので混雑して不便。
また、札幌は函館と同じようにスタンドの前は芝生になっているのだが、函館や他の競馬場と比べると競馬に全力な人が少なく家族連れなどが多いため、レジャーシートを広げて場所を確保している人が多く、動ける場所が限られてしまうことも狭さを感じる要因の一つ。
特徴的なのは、スタンドの半分くらいは2階が屋上席になっていて、屋上からレースが見れて気持ちがいい。ただ、雨や猛暑の日は使い物にならないだろう。函館もそうだったが、JRAはスタンド改修の時にできるだけ費用削減をしたかったのだろうという意図が見えてくる。
あとは札幌は内馬場にも入れて、その入り口がターフビジョン正面付近に2か所あるので他の競馬場よりも内馬場の入口が分かりやすい。そのターフビジョンは、ゴールまで150mあたりのところにある。他の競馬場ではたいてい50から100mくらいのところにあるので、他と比べてゴール前とターフビジョン前、人の密集する場所が分散されている。
予想の方は散々。当たらなくはなかったのだが、当たったレースは買い目の中で一番安いものしか当たらずトリガミばかりだった。
また、おそらく札幌競馬場だけだと思うが、競馬場入場券の回数券を買うと、その年内に使える無料入場券が3枚付いてくるのがオトク。1000円で実質11回分の入場券が手に入るので、入場料が200円の競馬場によく行く場合は、これを買わない手はないだろう。ローカル競馬場は入場料が100円なので普通は回数券を使うと損だが、無料入場券3枚を年内に使い切れるのであれば普通に入場券を買うより安く入れる。


24 帯広競馬場
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札幌競馬場に行った日の夜は、夜行バスで釧路へ。そこから例のごとく鈍行列車で帯広へ。札幌から帯広への鈍行移動は列車の乗り継ぎが悪いため、時間を余すことなく使うために夜行バスで帯広を通り越して釧路まで行き、日中に帯広へと引き返すスケジュール。
帯広競馬場の駐車場と入場門の間、競馬場の敷地の一部はレストランや地元の物産館があり、観光客や家族連れで賑わっていた。帯広競馬場は観光ガイドブックにもよく載っているため、競馬場内も観光客が多く、初心者用のブースや説明の展示が多めに用意されていた。実際、マークシートの書き方が分からず困っている人も多くいた。ただし、観光客や家族連れしかいないのかなと思いながら2階に上がってみると、そこはいつもの地方競馬場感あふれる、おっさん、じいさんの溜まり場だった。
帯広競馬場へのアクセスは帯広駅から歩いても20分程度なのでまずまず。帰りはシャトルバスを使ったが、旅館などで使われるマイクロバスで人数制限があるうえに1日2便しかないのが難点。
レースはばんえい競馬なので他と違うのは当然として、レース前後の動きも色々と違うのが面白い。パドックがスタンドとコースの間、ゴール板の正面付近にあるが、パドックの周回時間はやけに短い。サラブレッドよりもおとなしいためか、騎手が乗っているだけで厩務員が引かずに周回している馬もいる。
その後、本馬場入場はコースとスタンドの間に専用に設けられた一本道をレースと逆方向に真っ直ぐ歩いて行く。そしてスタートゲートの後方では輪乗りはせずに馬房のようなところで待機しているし、騎手は馬から降りている。
レースの間にコースは整備されるのだが、機械だけでなく、野球場のようにいわゆるトンボがけで人力でも整備をされていた。それに整備している人も私服だった。
レースのスタートも、ゲートを移動させる必要がないので固定されており、ゲートを引く車も無い。そのためスターターは、昇降機のようなものではなく海水浴場の監視台のような階段梯子で昇り降りをしていた。
着順掲示板は、電光掲示板なのだが馬場の含水率の表示だけは地方球場のスコアボードのように数字をはめ込むタイプだった。パドックには出馬表や馬体重の増減表もなく、マカオの競馬場に似た感じで、全体的に低予算で最低限の設備しかない印象だった。
と、色々他との違いを感じることはできるが、何より面白いのはレースであり、現地観戦でこその魅力が多く、このために北海道に来る価値があると感じた。
馬券は、せっかくなので当てるためだけの複勝はやめて3レースほど勝負してみるも全く当たる気配がしなかったので、予想を諦めて番号買いを試してみることに。前日からよく馬券に絡んでいて気になっていた2番と7番のうち、7番を選んでみると、その番号買い一発目のレースで見事に7番が来て4000円超えの配当。この一発のおかげでプラス収支で終えることができた。
ちなみに、そのレースの3着は2番でこれも穴馬だったし、次のレースの2、3着も7番、2番で、やたらと前半戦は番号に偏りが出ていた。
最後に、過去の名残で帯広競馬場には今も周回コースの敷地が残っている。地図で帯広駅からの道を調べた時も当たり前のように競馬場の形だと感じていたが、ばんえい競馬なら直線さえあれば競馬場として成り立つはずで、いずれその形もなくなるかもしれない。実際、周回コース内部はゴルフの打ちっぱなし場やサッカーのグラウンドとなっていた。


25 門別競馬場
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帯広競馬場に行った後は、観光をしながら鈍行で札幌に戻り、3日後の木曜日、ブリーダーズGCの日に門別競馬場でナイターの交流重賞を初めて現地観戦。門別競馬場は人の少ない日高地方にあるため、地元民が車で来るしかない立地なのだが、最悪すぎる立地のため札幌から1時間半かけて無料送迎バスのサービスがあるので、逆にアクセスがいい。だが、1日1往復でしかも予約制なので、時間の融通は効かない。
日本で1番新しい競馬場、門別。そのスタンドの収容人数はたったの1300人。大きなレースがあれば、地方競馬場なら13000人、東京競馬場なら130000人ほどの入場者数を記録することを考えれば、門別の少なさは圧倒的。それもそのはずで、周りに何もないので観客の入りは全く期待されていない。指定席もないうえ、最近は入場料もなく入場収入は存在しない。
パドックや普通席ではそこらじゅうで馬主関係者やその友達と思われる人たちが会話をしていて、身内の集まる場所のようになっている。そんな場所なので、馬主席も普通席の横に用意されているし、馬主席にいる人もスーツを着ているわけではなく普通の観客と変わりない格好で競馬場に来ている。
スタンドは横並びで2つあり、ゴールから離れた側の新しいスタンドのほうが混雑していた。ゴールから離れた側が混雑するのは珍しいが、こちらのほうが中に大きなスクリーンや食堂があるためだろう。
特徴的なのは、パドックで騎手が乗るための止まれの号令の代わりに、音楽が鳴ること。また、パドックのスクリーンも4頭ごとに馬体重の表示が映るだけのもの。メインのターフビジョンも常設のものではなく、屋外イベントなどで使われるような車の荷台にスクリーンが搭載してあるものを使っている。
レースは他の地方競馬場よりも砂が深くスピードに乗りにくいせいか、切れる脚を使う馬がいない。スピードに乗らないため、4コーナーでまくるような馬がいてもなかなか前に取り付けない。さらに、門別は広い競馬場でコーナーもきつくないのに、騎手の腕の問題なのか外に膨れながらコーナーを回ってくるので、直線が長くてもなかなか差しが届かない。ゴール前になってようやく届くか届かないかというようなレースになるし、その差し馬と言っても、いい末脚を使っているのではなく他の馬と比べてバテていないだけ。
馬券の方はボロボロ。12レースやって1レースしか当たらなかった。バスの時間の関係で12レース全部できるからと、支出を減らすために点数を絞ったところ、捨てた買い目が来る裏目裏目の展開に。結局絞ることを諦めて6点買いにしたところでようやく当たっただけで、いつも以上に下手を打ち続けた1日だった。
悲しいのは、勝とうが負けようが帰りも1時間半バスに揺られて札幌まで帰らなければならず、このバスは負けのストレスが余計に溜まるものだった。


さて、去年の夏は福島、新潟、佐賀、小倉を回り、さらに今年は冬の水沢を挟んで夏に北海道の4つを回ったことで、2年続けて夏競馬期間中に一気に未訪問競馬場を消化していったわけです。
夏は日照時間が長いこと、身軽な服装で動き回れること、青春18きっぷを使える期間が長いこと、そして何よりお盆の休暇があることから、他の季節に比べて行動量が跳ね上がります。
そしてついに、未訪問競馬場もあと1つ。わざわざもったいぶって1つ残した状態で今回更新したからには、最後の1つは単独で取り上げるにふさわしい、内容のある日を選んで行く予定にしています。
なんとしてもその予定が狂うことなく、今年中に全競馬場訪問を達成したいものです。
posted by ナイト at 20:24| Comment(0) | 競馬観戦記 | 更新情報をチェックする
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