2着にはその武豊。2年前の朝日杯FSではデムーロ兄に差されてG1完全制覇を達成できなかったが、今年はデムーロ弟に差されて、またしても2歳G1は勝てなかった。ただ馬としてはビリーヴの仔で距離が長いかと思われていたのに手応えよく外から上がっていったように見応えのある内容だった。今後、どういった距離のレースを選択してくるのかが気になる。
その2年前の朝日杯FSを思い出させるかのような、3着に7枠13番の中谷騎手。ステイフーリッシュは1戦1勝の馬だが、最後は良い脚で追い込んできた。
結果としてはこの3頭が抜けていた。人気のフラットレーは13着とひどい内容。新馬の勝ちっぷりを考えればもっと走れそうな気はする。
ルーカスは調教で落馬があったというアクシデントがあっての出走だったので、今回の6着で見限るのは早計。今後の様子を見たい。
展開を考えると、トラインがかかり気味に逃げてハイペースになったにもかかわらず、それを追走して4着に残ったサンリヴァルは、なかなかの実力があるのではないか。一緒について行ったジュンヴァルロが直線失速して14着だったことからも、サンリヴァルは健闘したと言えるだろう。
そして、その逃げたトラインはまさかの故障で競走中止。G1昇格一発目のホープフルSの本命馬が競走中止とは、何とも幸先の悪い予想となった。ただ、実際の馬券の方は有馬記念で勝ち納めして、このレースは買っていないので被害を受けずに済んだ。
4枠7番 | タイムフライヤー | C.デムーロ | 55 | ○ | 2:01.4 |
8枠15番 | ジャンダルム | 武 | 55 | 2:01.6 | |
7枠13番 | ステイフーリッシュ | 中谷 | 55 | 2:01.6 | |
5枠9番 | サンリヴァル | 田辺 | 55 | 2:02.0 | |
8枠17番 | ナスノシンフォニー | 吉田隼 | 54 | 2:02.0 | |
5枠10番 | ルーカス | デムーロ | 55 | 2:02.4 | |
3枠6番 | マイハートビート | 津村 | 55 | 2:02.7 | |
2枠3番 | ウォーターパルフェ | 酒井 | 55 | 2:02.9 | |
2枠4番 | ロードアクシス | 三浦 | 55 | 2:03.1 | |
8枠16番 | シャフトオブライト | 松田 | 55 | × | 2:03.3 |
1枠1番 | リュヌルージュ | 北村宏 | 54 | × | 2:03.3 |
4枠8番 | シャルルマーニュ | 戸崎 | 55 | ▲ | 2:03.4 |
6枠11番 | フラットレー | ルメール | 55 | △ | 2:04.6 |
6枠12番 | ジュンヴァルロ | 藤岡康 | 55 | 2:04.8 | |
1枠2番 | トーセンクリーガー | 横山和 | 55 | 2:04.8 | |
7枠14番 | ワークアンドラブ | 内田 | 55 | 2:05.1 | |
3枠5番 | トライン | 北村友 | 55 | ◎ | 中止 |
結果:-500円
有馬記念と同じで、コパノリッキーが逃げたところで福永が2番手に付けた時点で嫌な予感がした。福永ほど消極的な騎手が2番手に付けたら、逃げ馬にとってこれほど楽なことはない。阪神C、有馬記念に続いて東京大賞典も引退馬が有終の美を飾った。コパノリッキーはジーワン11勝の日本記録達成。
正直、武豊を降ろしたケイティブレイブ陣営が福永を乗せ続けている理由が分からない。もしかしたら、陣営は特に勝つ気はなく、善戦続きである程度の賞金を安定して稼げればいいとでも思っているのではないか。この善戦続きのレースというのは、福永の騎乗スタイルのせいというのが大きな理由だと思っている。切れる脚がないのに逃げ馬に勝負を仕掛けることなく追走して最後に差し切ることもできず、切れ味で差し馬に負ける。こんな見どころのない競馬を続けているのだから、全く面白くない。
そんな前が残る展開でも最後に2着に突っ込んできたサウンドトゥルーはさすがと言うべきだろう。展開に左右されるものの、地方ダートでの実力を1番評価できるのはこの馬。
好位にいたロンドンタウン、ミツバ、インカンテーションはこの展開でも勝負どころで置いて行かれたのだから力不足。インカンテーションは距離も長かったか。
7枠13番 | コパノリッキー | 田辺 | 57 | 2:04.2 | |
2枠3番 | サウンドトゥルー | 大野 | 57 | ◎ | 2:04.8 |
6枠12番 | ケイティブレイブ | 福永 | 57 | ○ | 2:05.3 |
3枠5番 | アポロケンタッキー | 内田 | 57 | ▲ | 2:05.5 |
8枠15番 | ロンドンタウン | 岩田 | 57 | 2:05.6 | |
1枠1番 | ミツバ | デムーロ | 57 | 2:05.8 | |
5枠10番 | インカンテーション | 三浦 | 57 | △ | 2:05.9 |
4枠8番 | ヒガシウィルウィン | 森泰 | 55 | 2:06.0 | |
1枠2番 | タービランス | 吉原 | 57 | 2:06.8 | |
2枠4番 | サブノクロヒョウ | 和田譲 | 57 | 2:07.5 | |
4枠7番 | バルダッサーレ | 赤岡 | 57 | 2:08.0 | |
8枠16番 | セイファルコン | 左海 | 55 | 2:08.1 | |
5枠9番 | サンドプラチナ | 真島大 | 57 | 2:08.6 | |
3枠6番 | コスモカット | 安藤 | 57 | 2:09.8 | |
6枠11番 | シャドウパーティー | 高松 | 57 | 2:09.9 | |
7枠14番 | ハーキュリーズ | 保園 | 57 | 2:11.9 |
結果:ワイド420円的中 -80円
トウケイタイガーのハナを叩いてサイタスリーレッドとグレイスフルリープが先手を奪う予想外の展開に対して、地元トウケイタイガーは為す術無く3コーナーでずるずると失速。
これで中央2頭の行った行ったかと思いきや、逃げたサイタスリーレッドもトウケイタイガーに続いて馬群の後方にまで下がってしまう。
争う相手がいなくなったグレイスフルリープは、そのまま余裕の勝利。韓国G1を勝ったのは相手が弱かっただけでなく、春先の不調から脱していたということだろう。久々の国内重賞勝利となった。
2着には外からまくり気味に上がっていったラブバレット。クラスターCに続いての交流重賞2着。あと一歩のところでタイトルには手が届いていないが、十分に勝てるだけの実力はあるだろう。
そして3着には驚いたことに馬群の後方から再び盛り返してきたサイタスリーレッド。こういうわけの分からないことをするから、八百長戸崎と言いたくなってしまう。
ドリームバレンチノ、レーザーバレットは差し届かず。2頭ともハンデが厳しかったのもあるが、ドリームバレンチノは地元兵庫のエイシンヴァラーにも負けて6着と、さすがに衰えも隠せない。
1着:グレイスフルリープ ○
2着:ラブバレット ▲
3着:サイタスリーレッド ◎
4着:レーザーバレット
5着:エイシンヴァラー
結果:ワイド980円的中 +580円
実家に帰省されているんでしょうかぁ~。
今年も1年間競馬予想お疲れさまでした。
キタサンブラックの引退で古馬が大混戦ですね^^
どうもサトノダイヤモンド1強ではなさそうですね。
故障引退したシルバーステーが未知数でしたから残念でしたし、
復帰してくる音無厩舎のアドミラブル、これがどの程度やれるのか期待したいです!!
ナイトさんの注目古馬馬は!?
個人的にはジャパンカップのH.ボウマンの露出がツボでした^^
今年は職場が退職ブームなのか、他にも設備の入れ替えなど仕事が大変でした。
連休なのにどこか緊張しています。
2018も引き続きよろしくお願いしますね。
よいお年を~🎶
実家よりコメントです。
キタサンブラックがいなくなれば混戦ですね。
というより、キタサンブラックのようにG1を皆勤賞で出てくるような馬がいないでしょうから、もう古馬王道路線とひとくくりにできないですよね。
そういう意味でもキタサンブラックの偉大さを実感しています。
シュアルグランらももう来年6歳と考えれば、やっぱり期待するのは明け4歳、レイデオロ、スワーヴリチャード、キセキあたりですかね。
アドミラブルなんて完全に存在を忘れていましたよ・・・。
確かにまともにいけばこの馬が強いでしょうね。ですが、かなりの長期離脱ですし、もう全く期待はしていません。ブレスジャーニーもこんな結果ですし。
ただ、全く期待されていないだろう回答になると思いますが、1番気になる馬はオジュウチョウサンです。