2018年12月19日

阪神JF&カペラS&中日新聞杯&クイーン賞&香港国際競走結果

ダノンファンタジーとクロノジェネシスが外から追い込んで来て2頭の勝負に。先に外から動いたのはクロノジェネシスだったが、ワンテンポ仕掛けを遅らせてダノンファンタジーもスパートすると、2頭の脚色はほぼ同じに。最後は、早めに仕掛けて外を回った分クロノジェネシスが失速。ダノンファンタジーが3連勝でG1勝利を決めた。
勝ったダノンファンタジーは鞍上C.デムーロ。香港遠征で外国人騎手が少ない状況でも結局は外国人騎手だった。
初G1のチャンスと焦ったのか、北村友は2着。スタートの出遅れも痛かったし、早めに動いて外を回った分の差が出てしまっただけで、実力としては互角だったように思う。
3着にはビーチサンバ。アルテミスSに続いて切れ味の差で惜敗という競馬だったが、中団から確実に脚を伸ばす競馬は安定感がある。クロフネ産駒なので距離延長は不安だが、桜花賞では十分勝負になりそう。
シェーングランツは今回も後方から末脚に懸ける競馬だったが、なかなか前が開かず4着止まり。1、2着が外から差し切っただけに、外枠ならこの馬も同じように伸びてきたいただろう。実力は十分にG1レベルにあると思う。
期待のタニノミッションは思っていたほど伸びず7着。結局ウオッカの仔は大成しないのだろうか。

7枠13番ダノンファンタジーC.デムーロ54
1:34.1
5枠9番クロノジェネシス北村友54
1:34.2
6枠11番ビーチサンバ福永54
1:34.3
2枠4番シェーングランツ54
1:34.4
2枠3番プールヴィル秋山54
1:34.5
3枠5番メイショウショウブ池添54
1:34.8
5枠10番タニノミッション浜中54
1:34.9
7枠14番サヴォワールエメ藤岡康54
1:34.9
6枠12番レッドアネモス戸崎54
1:34.9
8枠17番トロシュナ北村宏54
1:35.0
8枠18番メイショウケイメイ古川54
1:35.0
7枠15番ローゼンクリーガー藤岡佑54
1:35.3
4枠7番ウインゼノビア松若54
1:35.7
4枠8番ラブミーファイン丸山54
1:35.7
8枠16番グレイシア田辺54
1:35.8
1枠2番ジョディー四位54
1:36.4
1枠1番ベルスールアヴドゥラ54
1:36.6
3枠6番スタークォーツ荻野極54
1:36.9

結果:ワイド590円的中 +90円


コパノキッキングが2走前にも見せたような強烈な末脚で後方一気の差し切り勝ちを決めた。またしてもダート重賞は3歳馬。前走が先行してギリギリの勝ち方だったので、今回や1000mを逃げ切った時のように、極端な競馬のほうが合っているのかもしれない。中山ダートで34秒台の上がりは破格の時計で、1頭だけレベルの違う脚だった。
2着にはサイタスリーレッド。前走の逃げ切りで調子を戻していたようで、今回も逃げて見せ場を作った。4コーナーで後続を突き放してセーフティーリードに見えたものの2着に敗れてしまったが、今回ばかりは相手が悪かった。それにしても、前半3ハロン33秒4の超ハイペースで2着に粘ったのだから、完全に復活したどころかそれ以上の状態にあるのではないか。
3着にはキタサンミカヅキ。中央所属時代から得意だった中山で、58キロを背負いながらも健闘した。むしろ、中央所属時より今のほうが強いのではないか。馬との相性もあるだろうが、これではまるで中央の調教施設や調教師が地方に劣っているよう。中央競馬とはその程度のレベルなのだろうか。
JBCスプリントに続いて1200mに挑戦してきたウインムートとキングズガードは再び惨敗。期待してみたものの結局距離が短かったということだろう。どちらも陣営の適性を見分ける力に疑問を感じる。
今回のメンバー、そして未だにキタサンミカヅキが馬券に絡んでいる状況からも、ダート1200mがベストというようなスプリンター不足は顕著で、1400m以上の距離を得意にしている馬がほとんど。そんな中で、マテラスカイに続いてコパノキッキングという若くて力のある馬が出てきたのはこの路線を面白くしてくれそうな期待を抱かせてくれる。

1着:コパノキッキング
2着:サイタスリーレッド
3着:キタサンミカヅキ
4着:タテヤマ
5着:ヴェンジェンス
結果:-400円


人気のマイスタイルはいつものように逃げたものの今回は8着と失速。前半3ハロンはゆっくりと入ったが、その後の3ハロンで34秒7という、11秒台を連発する早いラップを刻んで力尽きてしまったか。これまではハイペースでも小回りコースで押し切っていたが、直線の長い中京で早いペースで逃げてしまっては通用しない。
その直線は、後方から追い込んで来て抜け出した2頭のマッチレース。先に抜け出したギベオンをショウナンバッハが一度は外から完全に差し切ったものの、そこから再びギベオンが勝負根性を見せて差を縮めていく。最後はほとんど馬体を並べてのゴール。それでもショウナンバッハがわずかに前に出ていたような体勢に見えた。しかし、首の上げ下げで勝ったのはギベオン。セントライト記念からの距離短縮できっちり結果に繋げて見せた。
2着にショウナンバッハ。キタサンブラックの兄で、これまでにもAJCC3着、新潟記念3着など、能力は秘めているようなレースはしていたものの、走る時と走らない時の差が大きすぎる。しかもたいていは走らないので、この馬が来たら事故として諦めるしかない。
メートルダールは去年のような結果は残せず5着。衰えなのか、去年より重いハンデが響いたのか。
3着にはストロングタイタン。夏馬のはずだが、今シーズンの暖冬傾向が味方したか。
期待の高い3歳馬グレイルは抜群の手応えで直線に向くものの前が詰まったこともあり、そのまま脱落して13着。成長すれば強くなるのか、それとも単にこれまでの実績の示す通りで直線の短いコースが合っているのか。来年以降も予想に頭を悩ませそう。

1着:ギベオン ○
2着:ショウナンバッハ
3着:ストロングタイタン
4着:レイホーロマンス △
5着:メートルダール ◎
結果:-300円


アイアンテーラーとサルサディオーネの行った行った。2頭とも最後はバテてバタバタのレースになったものの、後ろから迫ってくる馬もおらず、結局最後までこの2頭だけの勝負になった。
人気のプリンシアコメータは馬体重プラス18キロでスタートから先行争いに加わることもなく、道中早々に脱落してブービー。最近の中央馬はこういった大敗を簡単にしてしまう。地方交流重賞を舐めすぎではないか。
ハービンマオは4着。ブリーダーズGC同様に古馬相手ではまだまだ力の差があった。
3着には地元のオルキスリアン。プリンシアコメータが崩れ、ブランシェクールがまたも出遅れたとなれば、この馬が上位に来ても不思議はないが、こういう馬が馬券に絡むと、牝馬限定の地方交流重賞はレベルが低くて面白くないという印象が際立ってしまう。

1着:アイアンテーラー ◎
2着:サルサディオーネ △
3着:オルキスリアン
4着:ハービンマオ ▲
5着:アルティマウェポン
結果:ワイド280円的中 -120円


香港カップは、香港国際競走の締めくくりとしては、あまりにもおそまつな競馬だった。人気薄のグロリアスフォーエバーが枠の利で逃げると、人気のタイムワープは深追いせず2番手追走。後続はこれを追いかけようとせず、香港ヴァーズよりも前半の入りが遅く、1000m通過が62秒程度という超スローペース。それにも関わらず隊列は縦長というひどいレース展開になってしまった。
結局、最後まで人気薄のグロリアスフォーエバーを捕まえることができず逃げ切りを許し、逃げないと勝負にならないようなタイムワープも単騎の2番手で逃げているような隊列となり、3着に粘ってしまった。ただ、前哨戦でグロリアスフォーエバーがタイムワープに競りかけていって、タイムワープに先着していたことから、枠の差も考えるとタイムワープよりグロリアスフォーエバーに注目しておくべきだったことは大きな反省でもある。
かろじて後ろから追い込んだディアドラが2着に入ってその強さを見せたものの、全体としてあまりにも見所のないレースだった。
サングレーザーも中団からの競馬で伸びては来たが4着。これまでじっくり構えて末脚に懸ける競馬しかしておらず、今回のようなスローペースの時に早めに動くような競馬はできなかったのだろう。ディアドラと大きな力の差はないと思っていたが、はっきりとした弱点が見つかったような気がする。
ステファノスは切れる脚がない馬なのでここでは勝負にならず最下位。

1着:グロリアスフォーエバー
2着:ディアドラ ◎
3着:タイムワープ △
4着:サングレーザー ○
5着:ノーザンスーパースター
結果:-500円


文句のない、完璧なチャンピオン。ビューティージェネレーションが圧倒的な力の差で香港マイルを勝利。他の馬は全く歯が立たなかった。
スピードの違いで途中から逃げる形になると、そのまま直線で後続を置き去りにして最後は流しての勝利。歴代最強クラスのマイラーのレースの衝撃は、まるでロードカナロアが香港スプリントを勝った時のような大きさだった。
2着争いは外から追い込んだ日本馬2頭ヴィブロスとペルシアンナイトに、内から伸びてきたサザンレジェンドの争い。最後はヴィブロスがを差し切り2着に。マイルでも問題なく対応して、陣営の目論見通りワンターンのコースでの強さを見せた。
ペルシアンナイトは直線に向いた時に外から反応よく上がってきたが、最後は脚色が鈍って、外から来たビューティーオンリーにも差されて5着。2年連続でマイルCSで好走しているが、どちらも馬群を割る競馬だったので、外を回して勝ち負けできるほどの末脚は持っていなかったということだろう。もしそんな外から差し切るような競馬ができる馬なら、安田記念あたりの東京の重賞でももっと走れているはず。
モズアスコットは伸びを欠いて7着。安田記念のような高速馬場向きなのだろうか。それとも単に調子を崩しているのか。

1着:ビューティージェネレーション ◎
2着:ヴィブロス 
3着:サザンレジェンド ○
4着:ビューティーオンリー
5着:ペルシアンナイト ▲
結果:ワイド540円的中 +140円


人気のホットキングプローンが逃げるも、G1の舞台で他の強豪達と斤量差なしの勝負では力不足だったか、また外枠でスタートから飛ばして行って先頭を奪った後に、アイヴィクトリーが絡んでくる厳しい展開にも苦しめられ、最後は失速して9着。
アイヴィクトリーも秋の不調を脱することができず6着。チェアマンズスプリントの覇者が不調を抜け出せずにいる。
勝ったのはミスタースタニング。前で飛ばす2頭を見ながらの3番手から進み、直線で抜け出して後続の追い上げを振り切りこのレース連覇となった。危なげの無いレースぶりで、完勝だった。
2着にはディービーピン。前走は故障明け大敗していたが、叩き2走目できっちり調子を上げていたようで、終わってみれば去年と同じワンツー決着となった。
3着には善戦マンのビートザクロック。チェアマンズスプリント、前哨戦のジョッキークラブスプリントに続いて、またしても3着だった。
ファインニードルはゲートで待たされ過ぎたようで、全くいいところなく8着。ただ、今年のメンバー相手ならスタートが決まっていたとしても厳しい勝負だったのではないか。

1着:ミスタースタニング ◎
2着:ディービーピン
3着:ビートザクロック ▲
4着:リトルジャイアント
5着:ボーンインチャイナ
結果:ワイド480円的中 -20円


香港ヴァーズは3コーナーで抜群の手応えのリスグラシューが後方から外を回って上がっていくと、直線でもその勢いは止まらず先頭に襲いかかる。そしてそのまま好位から抜け出しを狙うエグザルタントを捕らえて先頭に立ち、エリザベス女王杯に続いてのG1連勝は目前に。しかし、そこでリスグラシューの勢いが止まってしまった。最後はエグザルタントに差し返されてしまい、この馬の定位置とも言える2着に。これまでの成績を考えると、2400mはわずかにだが距離が長かったのかもしれない。それでも、これまで東京マイルでばかり結果を残していたこの馬が、京都や香港、しかも2200mに2400mと距離もコースも不問の実力を備えてきたことは疑いようが無く、晩成と言われるハーツクライ産駒の能力がようやく完全に花開いたと言って良いだろう。
人気のヴァルトガイストは後方からの追い込みを狙うが直線入り口で進路が無く、最後は追い込んで来たものの5着だった。
地元の有力馬パキスタンスターは6着。2400mの勝ち星こそあるが、ベストは2000mあたりだったか。
逃げたクロコスミアは早々に脱落して10着。距離が長かったか、単純に力不足か。

1着:エグザルタント
2着:リスグラシュー
3着:エジーラ
4着:イーグルウェイ
5着:ヴァルトガイスト ◎
結果:-300円
posted by ナイト at 16:43| Comment(0) | 2018年競馬 | 更新情報をチェックする
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