2020年02月03日

2020姫路競馬観戦記

久々の国内競馬観戦記です。
これまでに、国内の競馬場は全部制覇していたものの、2020年についに再開した姫路競馬は行ったことがありませんでした。
そのため、再開初日の1月15日、平日ど真ん中の水曜日ですが、このために休暇を取って姫路競馬場に行ってきました。


昔は園田と姫路の2場開催だったものの、馬場内やスタンド工事の関係で休止期間が長引き、実に7年半ぶりの姫路開催。

アクセスとしては、姫路駅から無料バスで行くのが一番便利だろう。あとは姫路駅から2駅離れた野里駅からは徒歩で10分程度。ただ、電車の本数を考えると、姫路と反対の北側から野里駅に来る人以外はバスを使う方が便利。
この日は開門10時に対して無料バスの始発が9時45分だった。おそらく、常にバスは開門直前に到着するような時間から走り始めていると思う。ただ、せっかくの再開初日だし、少し早く競馬場に着いていたいと思い、姫路駅から50分ほど歩いて姫路競馬場へ。競馬場には開門35分前に到着。

入場門には、姫路公園競馬場と書かれているように、これが正式名称。姫路競馬場というのはあくまで略称のようだ。
DSC02860.JPG

同じような考えをする人はいるもので、到着時にはすでに20人以上の行列。その列もどんどん伸びて、開門前にはどうやら東門と南門で合わせて300人程度が待っていたらしい。

しかし、中央競馬でもあるまいし、そんな開門ダッシュで席を取る必要もないのにわざわざ列に並ぶ意味が全く分からない。有料席を狙うなら売り切れの不安もあるので並ぶのも理解できるが、そうでもないのなら、競馬場の周りを見て回ることもなく、無意味に行列に並ぶ必要なんてない、と視野の狭い周りの人達のことを正直見下していたりもした。
ちなみに、テレビ局が2社取材に来ていた。列の先頭の人がインタビューされていたりと、ちょっとしたニュースのネタにはなったのだろう。

それだけ注目度が高いということで、平日にもかかわらず最終的な入場者は3000人もいたとのこと。ただ、それほどの人数の多さは感じられなかった。1レースの時は写真撮影をしている人も多かったが、徐々にそんな人も減っていたので、最初から最後までずっと見ていた人は少なく、入れ替わりで色んな人が来ていたのかもしれない。姫路競馬再開の1レースという話題を目当てに来て、すぐ帰った人もいたのだろう。
入場料が無料だったので、すぐに立ち去っても損をした気分にならない。


立地としては、入場門はバスの通るようなそこそこ大きな通りに沿っているものの、大通りから駐輪場などを挟んだ所に入場門があるため道路の存在感はかなり薄い。むしろ、向こう正面にもバスが通る道路があり、レース映像にそのバスがたびたび映り込んでいたことの方が印象深い。
そして、向こう正面の道路、住宅地などを挟んだ奥全体には山がそびえている。その位置関係は、少し福島競馬場に似ているようにも思った。
DSC02866.JPG


スタンドに入ると、1階はコースと平行に真ん中に1本通路があるのに対して、2階はコースと平行に真ん中が券売機や窓口で、その両サイドに通路という形になっている。
1階は、その通路を横断するように通路があり、パドックとコースを行き来するには便利なのだが、吹き抜けになっており寒いことと、券売機が入場門近くに数台しかないことが少し不便だった。ただ、入場門から離れた奥にはオッズやレース映像が見られるモニターと椅子がたくさん並べられた場所があり、そこに定住している人もいた。

そのため客は圧倒的に2階に多くいる。パドック側はベランダのようになっているので上から見下ろすこともできる。ただ、スタンドとパドックの距離がそこそこ離れているので、あまりちゃんとパドックを見ることはできない。また、ベランダから1階に降りるためには、スタンドの一番端まで行かなければならず、上下の移動が少し不便な競馬場だと感じた。
DSC02888.JPG

ちなみに、このスタンド2階からは、パドックと姫路城が一度に見渡せるので、姫路競馬場に行った時には一度は見るべきポイントだろう。
DSC02886.JPG

反対側、コース側に出ると、屋外席の最上段に出られる。屋外の椅子はかなり大量にあるので、椅子探しにはまったく苦労しない競馬場というのは素晴らしいところ。
DSC02870.JPG


スタンド内は、WINS姫路として営業されていることもあり、JRAの資金も投入されているのか、他の地方競馬場とは一線を画すきれいさだった。トイレや券売機も新しい設備が並んでおり、てっきり古い昔の姫路競馬の設備が残っているものと思っていたが、競馬再開と言うよりも新規オープンしたのではと思えるくらいにきれいな設備だった。
DSC02882.JPG

それはターフビジョンもそうだし、スタンド外の椅子もすべてきれいなものが並んでいたし、姫路競馬休止の原因となっていた治水工事のおかげでコース内もきれいなコンクリートがむき出しになっていた。その分、逆に情緒を欠く感じではあった。
また、競馬場のコース内は治水工事をしていたおかげもあって、コース内部がコースに比べて低くなっている。さらにこの姫路競馬場はとにかくコーナーがきついので、向こう正面の距離が近く、遮るものがないので、向こう正面のレースの様子も肉眼で見えるというのも、椅子の多さと同様に素晴らしいところ。

そんな新しさの目立つ姫路競馬場だが、名物として注目されていたのは、パドックの出走表。手書きの独特の文字は7年半経っても変わっておらず、マニアックなファンの喜びの的になっており、ここだけ昭和の時代に取り残されたかのような雰囲気を醸し出していた。
DSC02889.JPG


あとはレースについて。
久々の姫路開催で馬場傾向は読めず、かつてのレース傾向と、園田に比べてコーナーがきついという特徴から、開催前は先行馬有利というのが大方の見方だった。しかし開催が始まるとその予想は一気に打ち砕かれた。とにかく内の砂が深かったようで、先行馬や内枠は全滅。逃げ馬が馬券に絡んだのは2回。馬券に絡んだ枠順も、1番枠は0回、2から4番枠を合わせても6回だったのに対し、8から10番枠は合計15回と、極端な外差し馬場だった。
DSC02926.JPG

この馬場傾向がいつまで続くかは分からないが、この日は分かりやすい馬場傾向だったのでとにかく外差しを狙っておけばよく、馬券はよく当たり、合計11レースで2360円のプラス収支となった。額としては小さいが、1レースで200円か300円しか使っていないので、回収率は200%近い好成績だった。
できることなら、再開最初の1レースで当てたかったものの、1レース目では当然馬場傾向は分からず、残念ながら最初の的中は2レースになってしまった。
DSC_0364.JPG


他に特徴的なこととしては、競馬場のスタンドの上の階には卓球場などの施設がある。またコース内の芝生の部分はサッカー場になっており、あくまで「姫路公園」競馬場で、競馬場だけではない場所だということを思い出させてくれる。
DSC02881.JPG

また、食堂はスタンド内にはなく、入場門に近いところに別の食堂棟がある。食堂棟と言っても、中に入れば競馬場によくあるようなスタイルの店がいくつか並んでおり、店先にはテーブルと椅子が並んでいるので、店ごとに決まった席の範囲で食べることになる。それぞれの店頭ではオバチャンの強引な客引きが行われており、それを振り切るには少し気力が必要だった。
DSC02946.JPG


あとは帰り道だが、行きと違って無料バスを使った。バスの時間は競馬場内にも貼り出されているのでそれに合わせて行けばいい。目安の時間として、14時あたりからはレース後に合わせて運行している感じで、メインレースや最終レース後は本数も多い。


さて、久々に日本の競馬場の観戦記でした。次に日本の競馬観戦記を書くとすれば、おそらく2年後になるかと思っています。2年後には、名古屋競馬場がトレセンのある弥冨に場所を移して開催されることが決まっています。ネットでの馬券販売が主流になっている今では、入場料収入を稼ぐことよりも輸送などの経費を抑えるほうが収益改善につながるからでしょう。町中にある競馬場が廃止され、新たに伊勢湾沿いの辺境地に移ることになります。
ホッカイドウ競馬が門別に集約したように、トレセンのある場所にスタンドを作って開催することになるようです。そのため正真正銘の新しい競馬場とは言いにくいですが、楽しみにしていきたいと思います。

あとは、年始のマレーシア競馬観戦記でも書いたように、最近続けている海外競馬観戦は続けていきたいと思っています。
posted by ナイト at 13:00| Comment(0) | 競馬観戦記 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください