実績上位のアドマイヤマーズは、高速馬場は向いていないと思う。雨は残らないが、少し時計のかかる馬場になっていればチャンスがありそうだが、今の高速馬場の阪神では狙いにくい。
富士S組は上位馬が勢ぞろい。今年からG2に昇格したこともあって、より前哨戦らしくなった。ただ勝ったヴァンドギャルドの春の成績を考えるとここでは力不足な気がする。そもそも富士S自体、展開が向かなかったラウダシオンが2着に粘ったことの方を評価している。
そのラウダシオンは、デムーロがサリオスに乗って、こちらに乗らないというのが大きな不安材料。同じシルクレーシングで、武が乗るとはいえ、サリオスより下と認められてしまっているので狙いにくい。
それなら、ヴァンドギャルドよりも気になっていた、3年前の覇者ペルシアンナイト。この馬は輸送が苦手なのだとずっと思っていて、京都に限らず阪神のアーリントンC勝ちもあるので、今回もかなり怖いと思っている。ただ、問題はどちらかというとマイルはギリギリなタイプで、去年までのような時計のかかる秋の京都なら1分33秒台の時計で走れば良かったものの、今の阪神ならもしかすると1分31秒台の決着となりそうで、そうなれば通用しないと思っている。
思い切って穴狙いでタイセイビジョンはどうだろうか。アーリントンCは強かったし、もともと1400mでレコード勝ちしているくらいでスピード勝負は持ってこい。NHKマイルCは状態が万全ではなかったので参考外。前走が物足りない内容だったのは確かだが、叩き2走目でのここで、高速馬場を味方に一発波乱を起こさないだろうか。
あとは、天皇賞秋に続いてスカーレットカラーの末脚も気になっているが、こちらもペルシアンナイト同様に高速馬場は不安。レシステンシアが逃げるであろう今回は、そこまで時計、ペースが落ち着くとは思えず狙いにくい。
1枠1番 | ベステンダンク | 藤岡佑 | 57 | |
1枠2番 | レシステンシア | 北村友 | 54 | ▲ |
2枠3番 | ケイアイノーテック | 津村 | 57 | |
2枠4番 | グランアレグリア | ルメール | 55 | ○ |
3枠5番 | メイケイダイハード | 酒井 | 57 | |
3枠6番 | ラウダシオン | 武 | 56 | △ |
4枠7番 | アドマイヤマーズ | 川田 | 57 | |
4枠8番 | インディチャンプ | 福永 | 57 | ◎ |
5枠9番 | カツジ | 池添 | 57 | |
5枠10番 | ブラックムーン | 幸 | 57 | |
6枠11番 | スカーレットカラー | 岩田康 | 55 | |
6枠12番 | アウィルアウェイ | 藤岡康 | 55 | |
7枠13番 | タイセイビジョン | 石橋 | 56 | |
7枠14番 | サウンドキアラ | 松山 | 55 | |
8枠15番 | ペルシアンナイト | 大野 | 57 | |
8枠16番 | ヴァンドギャルド | 戸崎 | 57 | |
8枠17番 | サリオス | デムーロ | 56 | △ |