スワーヴリチャードが完勝。休み明けで3歳ながら56キロのハンデを背負っても問題なし。ダービー2着馬の力を見せつけた。レイデオロと好勝負を演じた力はここでは一枚も二枚も上だった。
もう1頭の3歳馬セダブリランテスは3着。ソールインパクトに負ける程度なら、今後は少し厳しいか。
逆にソールインパクトは東京2400mでは4戦して3着を外していなかったことからも、この程度の距離が良いのかもしれない。
アルバートはトップハンデが堪えたか、直線でのいつもの切れ味が見られず4着止まり。
2枠4番 | スワーヴリチャード | デムーロ | 56 | ○
| 2:30.0
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4枠7番 | ソールインパクト | 福永 | 53 |
| 2:30.4
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1枠1番 | セダブリランテス | 戸崎 | 54 |
| 2:30.6
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6枠11番 | アルバート | シュタルケ | 58.5 | ▲
| 2:30.7
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4枠8番 | カレンミロティック | 池添 | 57 |
| 2:30.7
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3枠5番 | トウシンモンステラ | 北村宏 | 53 |
| 2:30.8
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5枠9番 | シホウ | 吉田隼 | 53 |
| 2:30.9
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2枠3番 | デニムアンドルビー | 田辺 | 54 |
| 2:30.9
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3枠6番 | プレストウィック | シュミノー | 55 |
| 2:31.0
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7枠13番 | ハッピーモーメント | 津村 | 54 | ◎
| 2:31.1
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1枠2番 | マイネルサージュ | 柴田大 | 54 |
| 2:31.3
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8枠15番 | ヒットザターゲット | 三浦 | 57 |
| 2:31.3
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8枠16番 | カムフィー | 勝浦 | 52 |
| 2:31.5
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6枠12番 | トルークマクト | 江田照 | 53 |
| 2:31.8
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7枠14番 | レコンダイト | 北村友 | 55 |
| 2:32.1
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5枠10番 | サラトガスピリット | 内田 | 53 |
| 2:32.1
|
結果:-300円
テイエムジンソクが3コーナーで早々と先頭を捕らえてそのまま圧勝。この圧倒的な強さで、チャンピオンズCの本命に名乗りを挙げたのではないか。
2着には実績馬が多かったなかで、初重賞挑戦となったルールソヴァール。サウンドトゥルーの弟なので、ダート適性は抜群なのだろう。ここにきて力をつけてきているようで、兄同様晩成型なのか。
3着にはキングズガード。この距離でも最後の末脚はしっかりしていた。いつの間にか1400mから1800mにシフトしてきており、距離不問の安定した末脚を使う馬になっている。展開が向けばさらに大舞台でも末脚に期待できるのではないか。
実績馬ではモルトベーネの5着が最上位。出遅れて後方からの競馬での結果なので、アンタレスSを勝っているようにそれなりの力はあるのだろう。
エピカリスは見せ場なく8着。レパードSは爪を痛めていたという話もあったが、ここでもまだ完全復活とはいかなかった。
1着:テイエムジンソク ◎
2着:ルールソヴァール
3着:キングズガード
4着:タムロミラクル
5着:モルトベーネ
結果:-300円
タワーオブロンドンが直線に向いて外から一気の差し切りで見事に重賞制覇。ここは力が違うという直線の切れ味だった。マイルはぎりぎりとのことなので、来年以降のスプリント戦線での活躍を期待したい。
2着にはカシアス、3着にはアサクサゲンキと前走重賞勝ち馬がその実績に恥じない結果を残した。
人気のタイセイプライドは馬体重プラス14キロと、休み明けでまだまだ叩き台程度の調子だったのか。
1枠1番 | タワーオブロンドン | ルメール | 55 | ◎
| 1:21.9
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6枠6番 | カシアス | 浜中 | 55 |
| 1:22.2
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7枠8番 | アサクサゲンキ | 武 | 55 |
| 1:22.3
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8枠10番 | ピースユニヴァース | 内田 | 55 |
| 1:22.5
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4枠4番 | ニシノウララ | 戸崎 | 54 |
| 1:22.5
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2枠2番 | トーセンアンバー | C.デムーロ | 54 | △
| 1:22.6
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7枠9番 | エントシャイデン | 蛯名 | 55 | ▲
| 1:22.6
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5枠5番 | タイセイプライド | デムーロ | 55 | ○
| 1:22.8
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3枠3番 | マイティーワークス | 三浦 | 54 |
| 1:22.8
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6枠7番 | モリノラスボス | 五十嵐冬 | 55 |
| 1:23.7
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8枠11番 | トキノメガミ | 野中 | 54 |
| 1:24.9
|
結果:-300円
スピードの違いで、逃げて直線に入って後続を突き放す競馬で、逃げ切るかと思われたコーディエライト。しかし、そこに外からすごい脚で追い込んで来たのはベルーガ。パワータイプの馬が多いキンシャサノキセキ産駒だが、京都の外回りで強烈な切れ味を発揮。ゴール前できっちりコーディエライトを捕らえて、2戦2勝で重賞初制覇を決めた。デムーロ弟は来日2週連続重賞制覇となった。
2着にはコーディエライト。ラップタイムを見ても別に最後に脚色が鈍ったわけでもないので、勝ち馬の切れ味が上だったということ。結果的には、もう少し前半から飛ばして逃げて行ったほうがよかったのかもしれない。
3着にも後ろから追い込んだアマルフィコースト。3連勝とはならなかった。ダイワメジャー産駒らしく切れ味では劣るのだろう。ベルーガには置いて行かれてしまった。新馬のようにもっと前で競馬をした方がいいのではないか。
今後を期待するなら、むしろスズカフェラリーのほう。出遅れて最後方からの競馬ながらも4着にまで追い込んだ。
1着:ベルーガ △
2着:コーディエライト ◎
3着:アマルフィコースト △
4着:スズカフェラリー ▲
5着:モズスーパーフレア
結果:
ワイド1280円的中 +880円
逃げるオールブラッシュを、ケイティブレイブとミツバが早めに捕らえて先頭に立ち、そこに内からアウォーディー、外からサウンドトゥルーが迫る。
しかし、アウォーディーは直線途中で簡単に脱落。逆にサウンドトゥルーはこういうパワーの要る馬場も得意としていることもあって、久々に末脚炸裂。チャンピオンズC以来の、ジーワン3勝目を挙げた。
2着にはケイティブレイブ。さすがのしぶとさだったが、切れ味でサウンドトゥルーに屈した。
3着にはミツバ。アンタレスSやシリウスSのように大敗はあるものの、ブラジルCで逃げ切りの圧勝を決めたり、秘めた力はあるのだろう。今回はケイティブレイブと一緒に合わせて行ってその力を存分に発揮したのではないか。
アウォーディーは直線で早々に手ごたえで悪くなり4着。ダートに転向してからまだ2年ではあるが、すでに7歳ということを考えると衰えてきているのかもしれない。ラニやアムールブリエと妹、弟がすでに引退していることを考えても、晩成型というわけでもないだろうから、以前の強い時の力を期待するのは厳しいかもしれない。
6枠8番 | サウンドトゥルー | 大野 | 57 | ○
| 2:04.5
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8枠12番 | ケイティブレイブ | 福永 | 57 | ▲
| 2:04.7
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4枠5番 | ミツバ | 松山 | 57 |
| 2:04.7
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1枠1番 | アウォーディー | 武 | 57 | ◎
| 2:05.1
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5枠7番 | グレンツェント | 森泰 | 57 |
| 2:05.5
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3枠3番 | オールブラッシュ | ルメール | 57 |
| 2:06.0
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5枠6番 | サブノクロヒョウ | 和田譲 | 57 |
| 2:06.7
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7枠10番 | アポロケンタッキー | 内田 | 57 | △
| 2:06.7
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4枠4番 | タマモネイヴィー | 繁田 | 57 |
| 2:07.7
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6枠9番 | バルダッサーレ | 御神本 | 57 |
| 2:07.8
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2枠2番 | フェスティヴイェル | 的場文 | 57 |
| 2:09.0
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7枠11番 | ハーキュリーズ | 保園 | 57 |
| 2:11.0
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8枠13番 | スパイア | 安藤 | 57 |
| 2:12.6
|
結果:-300円
4着までがタイム差なしの決着になったスプリント。そんな大接戦を制したのはニシケンモノノフ。好位追走から直線で一度前が詰まるような形となったが、前が開いてからは一気に突き抜けた。
2着はコパノリッキー。出遅れながらも3コーナーで外からまくって行くという、スプリント戦とは思えない競馬をしての2着で、相当な能力の高さを見せた。スプリントは適性がないと思っていたが、適性に関係なく圧倒的に力が上だったということだろう。勝ちきれなかったのは出遅れの分の差だけだろう。
3着には中団から差して来たブルドッグボス。
逃げたコーリンベリーは6着。道中は外からネロに競りかけられる形で、マイペースに運べなかったのが厳しかったか。休み明け2走目で調子が上向いていたかもしれないが、さすがに6歳牝馬で衰えも見え始めたか。強いころなら直線に向いて振り切っていたはず。
そのネロはあわやの4着。久々のダートでも見せ場十分の内容だった。
キタサンミカヅキは今回は5着と差し届かなかった。東京盃よりも勝ちタイムはかなり早くなっていることから、周りのメンバーが東京盃を叩き台に調子を上げていたのだろう。その分、東京盃で仕上がっていたこの馬が逆転されたのではないか。今日の上位勢とは素直に実力の差に思える。
ノボバカラは12着。前走の南部杯2着はいったいなんだったのか。
1枠1番 | ニシケンモノノフ | 横山典 | 57 | ○
| 1:11.4
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5枠10番 | コパノリッキー | 森泰 | 57 | △
| 1:11.4
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6枠11番 | ブルドッグボス | 内田 | 57 | △
| 1:11.4
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8枠15番 | ネロ | 中野 | 57 |
| 1:11.4
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2枠3番 | キタサンミカヅキ | 繁田 | 57 | △
| 1:11.5
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6枠12番 | コーリンベリー | 松山 | 55 | ▲
| 1:11.7
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4枠8番 | スノードラゴン | 大野 | 57 |
| 1:11.9
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2枠4番 | スアデラ | 赤岡 | 55 |
| 1:12.0
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3枠6番 | ドリームバレンチノ | 岩田 | 57 |
| 1:12.3
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4枠7番 | プリサイスキング | 達城 | 57 |
| 1:12.9
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7枠13番 | アンサンブルライフ | 真島大 | 57 |
| 1:13.3
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3枠5番 | ノボバカラ | 御神本 | 57 | ◎
| 1:13.4
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1枠2番 | セトノプロミス | 三村 | 57 |
| 1:13.6
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8枠16番 | メジャーアスリート | 高橋哲 | 57 |
| 1:14.3
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5枠9番 | シゲルカガ | 山崎誠 | 57 |
| 1:15.4
|
7枠14番 | ゴーディー | 的場文 | 57 |
| 1:15.5
|
結果:-500円
ホワイトフーガは事前に嫌な情報があったが、その不安的中で全く力を出せずに大敗。休み明けのワンミリオンスも4着、アンジュデジールはディープインパクト産駒らしく時計のかかるパワーの要る馬場に対応できずに5着と、人気どころが総崩れ。
そんななか、武豊のマイペースで逃げに出たプリンシアコメータを、地方の筆頭ララベルが追いかけて2頭の一騎打ちに。
中央と地方の意地がぶつかり合うなか、直線の叩き合いを制したのはララベル。去年はこのレース除外で、今年に入って地方交流重賞で2着が2回となかなか勝ちきれなかったが、この大一番でJBCレディスクラシックのタイトルを手に入れた。
ただ、直線では斜行してプリンシアコメータに大きな迷惑をかけた。正直言って、地元大井だから審議になったものの降着にならなかっただけで、普通なら降着、1着プリンシアコメータになっていただろう。着差がアタマ差ということで、この裁決には全く納得のいっていない。
3着にはラインハート。配当で見れば三連単100万超えの大波乱となったが、これはJBCだからではないだろうか。ライトなファンも多く集まるJBCというイベントだったので、ラインハートは地方移籍後初戦という実質中央馬に近い馬にもかかわらず、おそらく地方所属ということで中央勢とは大きく人気が離れていたのではないか。JBCではなければ他のキンショーユキヒメのような初ダートの全く信頼できない中央馬ではなく、この馬にも人気が分散していたはず。
5枠8番 | ララベル | 真島大 | 55 | △
| 1:54.2
|
2枠3番 | プリンシアコメータ | 武 | 55 | △
| 1:54.2
|
6枠11番 | ラインハート | 笹川 | 55 |
| 1:54.4
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1枠1番 | ワンミリオンス | 福永 | 55 | △
| 1:54.6
|
4枠7番 | アンジュデジール | 横山典 | 53 | ○
| 1:55.2
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8枠14番 | タガノヴェローナ | 岩田 | 53 |
| 1:55.4
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2枠2番 | ティルヴィング | 坂井英 | 55 |
| 1:55.6
|
3枠4番 | プリンセスバリュー | 吉原 | 55 |
| 1:55.6
|
8枠15番 | シルキークイーン | 矢野 | 55 |
| 1:55.8
|
4枠6番 | ファイトユアソング | 増田 | 55 |
| 1:56.0
|
3枠5番 | ホワイトフーガ | 蛯名 | 55 | ◎
| 1:56.3
|
7枠13番 | キンショーユキヒメ | 内田 | 55 |
| 1:56.4
|
6枠10番 | スパンコール | 山本聡哉 | 55 |
| 1:56.6
|
7枠12番 | ディアマルコ | 佐原 | 55 |
| 1:57.2
|
5枠9番 | タッチスプリント | 倉兼 | 53 |
| 1:57.3
|
結果:-300円