それでもまずオークスの1、2、3着馬は信頼できそうか。
本命はエバーブロッサム。小回り中山のフラワーC、スローペースの瞬発力勝負となったフローラS、スタミナのいるオークス、全ての舞台で2着と好走。安定した末脚は信頼できる。フローラSで雨も経験しており大丈夫か。
対抗にメイショウマンボ。オークス、フィリーズレビューと距離不問の末脚は信頼できるが大外枠で評価を下げた。
デニムアンドルビーは瞬発力勝負に不安があり、4番手評価まで。フローラSは3、4コーナーで異常なほどペースが落ち着いたおかげで、後方からまくって好位に取り付けたというのは少し恵まれていたか。実力はあると思うが、1800mのある程度スピードのいる勝負に実績がなく、今回は評価を下げた。
桜花賞馬アユサンが怪我で離脱し、それなら桜花賞2着のレッドオーヴァルかというところだが、やはり不安材料は桜花賞から200mの距離延長だろう。それに、雨で自慢の切れ味も削がれてしまえば、今回は狙いにくい。
それなら阪神JFの覇者ローブティサージュ。調整がうまくいかなかった春からの復調があるかどうか。雨でパワーのいる馬場はこの馬に合っていそう。
逆に、高速決着となった2歳のアルテミスSを制したコレクターアイテムは、雨で時計のかかる馬場は合わなさそうか。調子を落とした今年の春から復調しているのかも疑問。
トーセンソレイユはこの夏での馬体の成長がカギだろう。警戒はしたいものの、30キロ増の馬体と事前には言われており、馬体を増やすことを念頭に置いて調教を軽めにしているのではないかと疑いたくなる。ここは見送る。
あとは雨なら前残りを警戒してノボリディアーナかというところだが、枠が外なのと、ここまで3勝のメンバーがそれほど強くなく、あまり信頼出来ない。
そこで、春に続いて今年の3歳牝馬戦線の前残り警戒でおなじみウインプリメーラ。2着に来たチューリップ賞がまさにそうだが、時計の遅い勝負は得意なのだろう。
1枠1番 | デニムアンドルビー | 内田 | 54 | △ |
1枠2番 | ウリウリ | 浜中 | 54 | |
2枠3番 | ウインプリメーラ | 和田 | 54 | ▲ |
2枠4番 | コレクターアイテム | 小牧 | 54 | |
3枠5番 | エバーブロッサム | 戸崎 | 54 | ◎ |
3枠6番 | セレブリティモデル | 松山 | 54 | |
4枠7番 | トーセンソレイユ | 四位 | 54 | |
4枠8番 | ローブティサージュ | 岩田 | 54 | △ |
5枠9番 | ブリュネット | 酒井 | 54 | |
5枠10番 | レッドオーヴァル | 川田 | 54 | |
6枠11番 | リメインサイレント | 柴山 | 54 | |
6枠12番 | アサクサティアラ | 池添 | 54 | |
7枠13番 | ボロンベルラルーン | 国分優 | 54 | |
7枠14番 | ピクシーホロウ | 菱田 | 54 | |
7枠15番 | シャトーブランシュ | 北村友 | 54 | |
8枠16番 | ノボリディアーナ | 幸 | 54 | × |
8枠17番 | リラコサージュ | 松田 | 54 | |
8枠18番 | メイショウマンボ | 武幸 | 54 | ○ |
ワイド6点 5-18 3-5 5-8 1-5 5-16 3-18
自信度★★☆☆☆
フランス、フォワ賞にオルフェーヴルと、キズナの帯同馬のステラウインドが出走。
オルフェーヴルの鞍上は今年もスミヨン。ゲートは1番枠。
ステラウインドは鞍上武豊、ゲートは3番枠。
今年もこのレースを勝って凱旋門賞に向かってもらいたい。
ニエル賞にはキズナが出走。鞍上はもちろん武豊で、3番ゲートからの出走。
フランスの重い芝が果たしてこの馬に合うのかどうか。凱旋門賞に期待のできる走りを見せてもらいたい。
プティクヴェール賞という聞き慣れないレースには、オルフェーヴルの帯同馬ブラーニーストーンが出走。
芝1000mのG3だが、まあこれは記念出走のようなものだろうか。
鞍上は、現在フランスで修行中の藤岡佑介騎手。