後方集団ではメイショウマンボの後ろにエピファネイア。さらにその後ろからキズナという位置取りでレースは進む。
10馬身以上は離れていた2つの集団の差が徐々に縮まってから直線に向くも、先頭集団からトウカイパラダイスが抜け出す。後方集団は切れ味勝負となりショウナンマイティやエピファネイアが徐々に前に進出するが、それをあっさりと外から抜き去ったのがキズナ。このメンバー相手に圧巻の切れ味を見せてエピファネイアを交わすと、あとは先に抜け出していたトウカイパラダイスを交わして完勝。オルフェーヴルの後を継ぐのはこの馬という大きな期待を持たせてくれる勝ちっぷりだった。
2着には前で粘ったトウカイパラダイス。去年もこのレースの豪華メンバー相手に4着で、得意のコースなのだろう。
エピファネイアは差し切れず3着。休み明けの分もあるかもしれないが、キズナとの差を見せつけられてしまった。
ショウナンマイティはまだ完調でないのか、昨年のような強烈な末脚が見られず5着止まり。
メイショウマンボは牡馬相手では厳しいことと、良馬場の切れ味勝負ではやはり通用しない。
7枠7番 | キズナ | 武豊 | 58 | ◎ | 2:00.3 |
3枠3番 | トウカイパラダイス | 柴山 | 56 | △ | 2:00.5 |
4枠4番 | エピファネイア | 福永 | 58 | ○ | 2:00.6 |
8枠8番 | カレンミロティック | 池添 | 57 | 2:00.8 | |
2枠2番 | ショウナンマイティ | 浜中 | 56 | 2:01.0 | |
1枠1番 | フラガラッハ | 高倉 | 56 | 2:01.8 | |
5枠5番 | メイショウマンボ | 武幸 | 55 | △ | 2:02.5 |
6枠6番 | ビートブラック | 石橋 | 57 | 2:03.8 |
結果:三連複3240円的中 +2840円
見切ったら本当に来るのだから困る。
好スタートで逃げるかと思われたが一度は控えて好位から直線で差し返したのはカレンブラックヒル。ようやくG1馬が復調。安田記念に向けて楽しみになってきた。
2着にはカオスモス。不利な大外枠でもしぶとく粘った。アーリントンCではレッドアリオンに先着していたように、上位陣との大きな実力差はないはずの馬。今後も怖い存在。
最後に外から差してきたインプロヴァイズが3着。中山マイルは3戦して3連対と、このコースは得意なのかもしれない。
エールブリーズも外から差して来て、一度は3番手に来たものの、最後にインプロヴァイズに差されて4着。1400mに実績があったのでマイルは少し長いかと思っていたが問題なかった。
コディーノは好位から進んだが少し折り合いを欠いて伸びきれず5着。
レッドアリオンは調子が悪いというのが影響したのか14着。トリップは逃げ切り態勢だったものの直線で故障したのか最下位になってしまった。
1枠2番 | カレンブラックヒル | 秋山 | 57.5 | 1:34.6 | |
8枠16番 | カオスモス | 内田 | 55 | 1:34.6 | |
5枠9番 | インプロヴァイズ | 津村 | 55 | 1:34.7 | |
8枠15番 | エールブリーズ | 戸崎 | 55 | 1:34.7 | |
3枠5番 | コディーノ | 北村宏 | 57 | ▲ | 1:34.8 |
結果:-400円
やはり、ノーザンリバーが外から抜け出し完勝。
それを追うようにセイクリムズンも続くが、ノーザンリバーには届かず2着。
そして注目の3着争いは、直線に向いて一気に抜け出したジェネラルグラントが粘るのかと思われたが、後方追走していたアルゴリズムとアイディンパワーが猛追。先行馬には厳しいペースだったこともあり、この2頭がジェネラルグラントを交わして3、4着に。
中央のセレスハントは、この展開で差して来れないようではさすがに衰えが顕著になって来たか。ティアップワイルドは先行すらせず。こちらはさらにひどい。復活するのかどうか。
7枠13番 | ノーザンリバー | 蛯名 | 56 | ◎ | 1:10.7 |
6枠11番 | セイクリムズン | 岩田 | 57 | ○ | 1:11.3 |
1枠2番 | アルゴリズム | 56 | 1:11.8 | ||
1枠1番 | アイディンパワー | 的場文 | 56 | 1:11.9 | |
3枠6番 | ジェネラルグラント | 石崎駿 | 56 | × | 1:11.9 |
結果:-500円